読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

InterFM パソコン音楽クラブのMaltine Mix

一旦終了してしまうInterFMの番組マルチネラジオだが、4月27日に放送されたパソコン音楽クラブのMaltine Mixが、とても良かった。ライブでのmixは凝った印象がなかったので、自分たちの曲中心に繋ぐだけかなと思っていたら、良い意味で見事に裏切られた。コンセプト・選曲・構成とそれらが創り出す世界観に、圧倒された。事前にコンセプトは提示されていたものの、それがなくとも、特に前半、情景が浮かぶような映画音楽のようだった。

00:00 坂本龍一/"ワタスゲの原"
00:01 佐藤博/"ONLY A LOVE AFFAIR"
00:03 STUMP VALLEY/"CARUSO"
00:06 BENEDEK/"ANGELUS VISTA"
00:10 MNDSGN/"CAMELBLUES"
00:11 芸能山城組/"ILLUSION"
00:14 ANDRAS FOX/"SOFT ILLUSION"
00:16 LAUGH & PEACE FEATURING YOKO FUJITA/"ちょっときいてな"
00:19 POCARI ステューシー/"DIGITAL DANCE"
00:21 THE RIPPINGTONS/"TOURIST IN PARADISE"
00:23 角松敏生/"52ND STREET ゛AKIKO゛"
00:26 THE OTO FACTORY/"スカイスクレイパー"
00:30 BOOGIE IDOL / ほぶらきん/"水中まつり(横浜JUSCOTECH MIX)"
00:32 小室哲哉/"MOZART IN THE HOUSE"
00:35 パソコン音楽クラブ/"WORLD & BREAK"
00:37 マクロスMACROSS 82-99/"I MISS YOU (W ローマンROMAN)"
00:39 OTENBA KID/"YOU GONNA BE ROCK"
00:41 パソコン音楽クラブ/"SUPER 8"
00:43 SURFING/"MOONRIGHT"
00:46 高中正義/"SUMMER'S GONE"
00:51 ALEX WANG/"MOONSHINE"
00:52 日向敏文/"ALONE IN THE STREAT"
00:53 キリンジ/"エイリアンズ"


前半15分は流れる水のように、透明感があるサウンド。水の流れに身を任せるように、リラックスできる音楽。坂本龍一の"ワタスゲの原"のイントロ部分からの、佐藤博の"ONLY A LOVE AFFAIR"、同じアルバムの曲の如く、とても自然に調和していた。

 確かに。あえて、ネットではなく、ラジオで聴いていたが、同意。海沿いのドライブしながら聴きたいような曲。同じジャンルなのか、後者が影響を受けたのかわからないが、佐藤博の"ONLY A LOVE AFFAIR"(1982年)からの、STUMP VALLEYの"CARUSO"(2015年)、BENEDEKの"ANGELUS VISTA"(2016年)とリリースの年代は、30年以上隔たりがあるにも関わらず、見事な一体感だった。

LAUGH & PEACEの"ちょっときいてな"前後の曲の重ね方とテンポが、本当に最高。ラップもそうだけど、ANDRAS FOXの"SOFT ILLUSION"に重ねる"ちょっときいてな"のピアノ?の相性が抜群に良い。3曲繋げるために、同じBPMにしているのか、"ちょっときいてな"はかなり、"DIGITAL DANCE"が少しテンポアップしているので、冗長にならず、聴き良かった。サックスの曲繋ぎが、80'sっぽさを醸し出して、角松敏生へ。

"水中まつり"、"MOZART IN THE HOUSE"で、90'sの色に。パソコン音楽クラブの"Move Your Body"、"高齢者のダンス"、"Otaku-GangStar"あたりのサウンドに近いものを感じる。"WORLD & BREAK"は、パソコン音楽クラブの新曲なんだろうか。6月に出るのかな?

ポキ山さんが事前に示していたコンセプト。

 パソコン音楽クラブのすごいところは、オリジナルの魅力的なメロディを次々を生み出せること、もはやゴミとして捨てられている古い機材の音の魅力を引き出し命を与えていること、格式張らずユーモアを忘れないこと等だと思っていたが、本気を出せば、mixだって、ここまでのものができてしまうことを知ってしまった。実力があってこそだけれど、深夜や早朝でもない時間帯に、CM無しの1時間のmixを、ラジオで流せるのは、すごいことだと思う。YoutubeやMixcloudには上がっていないのだけど、是非みんなに聴いてもらいたい。

ちなみに、MndsgnのPV見たことがなかったのだけど、ギークっぽさがありつつ、幸せそうにキーボードを弾く、このPVがすごく気に入った。後ろのコードの束も好き。
Mndsgn - Camelblues


BOUNCE UP @ Lounge Neo 2017年5月

BOUNCE UPは初めて、Lounge Neoは家-yeah-以来、2回目。金曜の夜遊んで、土日ゆっくりするのもいいけど、用事は早めに済ませて、休日の最後を楽しく過ごすのも良い。(結局、用事終わらなくても行ったんだけど。)BOUNCE UPって、どういう系統なんだろうと思って、過去の出演者見てみたのだけど、いまいちどういうコンセプトイベントか、わからず。今回のtrackmakerが豊富なラインナップは、きっと珍しいんだろうなと推測。

f:id:senotic:20170516163926j:plain


yuigot
yuigotさんを初めてみたのも全く同じ場所、半年前の家-yeah-で。今回ちゃんと事前にEP聴き直して来たから、だいぶ曲がわかるようになった。
改めて、Asobi Ni Ikouyoは、インディーズの手作り感や素人っぽさが全くなくて、これを高校生の時に作ったとか、やっぱりすごい。DE DE MOUSEさんのeast end girl(keeps singing)をかけてたのは、少し意外な感じがしたけど、DEDEさんのchase after chaseとか、確かにyuigotさんの音楽に近い気がするし、親和性があるのかも。曲それぞれがクオリティが高くていい曲なんだけど、yuigotさんの世界観で統一されているから、セットにすると個々の曲が目立たない気がする。せっかくだからyuigotさんの曲聴きたいから、別の人の曲をたくさん入れるのも違うし。一つ一つの曲を浮かび上がらせるセットの組み方とか、DJの仕方ってあるのかな。新曲と言ってたのは、最後の方にかけた曲だろうか。前に、お遊びで作ったアリムラさんっぽいカットアップの曲を、一瞬上げてくれたことがあって、すごく良くて、「こんなのも作ろうと思って、作れてしまうんだな。」と思ったのだけど、消されてしまった。お遊び的な完璧でないのも、聴かせてもらえると楽しいな。ライブ中の動きは、半年前に見た時のほうが、受験ストレスと発散するようにはじけていた気がする。今回は、オーディエンスが少な目だからか、大学生の落ち着きか、守りに入った感じ。途中でメガネかけて、オーディエンスを一通り確認するの、あれ何だったんだ。面白かったけど。

メカニカ
Dai Ogasawara氏の"今年盛り上がって欲しいアーティスト"「Newly Vol.1」で、2月にメカニカさんを知った。"Mecanika + 82sk - vision de Pigeon ft.Illest"を、同じ2月にリリースされたNative Rapperさんの今更とセットでエンドレスにして、今更でエモくなり、メカニカさんで気分を上げるみたいなのを繰り返し聴き続けた。ずっと観たかったので、3か月は長くもあり、でも東京ではもっと先かと思っていたから、意外と早く観れたので嬉しかった。

track makerのセットは、自分の曲を繋いだものになりがちな気がするけど、メカニカさんは、"#QLEVER 0219 live set"でも自分の曲と、幅広いジャンル年代の曲をうまく合わせていたので、ある程度期待していた。今回のライブセットも、次々に展開していってずっと踊らせてくれる。ずっとテンポの速いハードな曲で上げるのではなく、箱のようなスローな曲もあり、そばが食べたい、CapsuleのJelly、CeCe PenistonのFinallyとか、かなり異質とも思える曲も、スパイスのように違和感なく入れていたりして、味わい深かった。期待通りで満足。Clean BanditのRather Beとか意外な曲も聴いてたりするし、今までどんな音楽聴いてきたのか気になる。途中abletonがフリーズしたのか、何回か止まることがあったのだけど、オーディエンスも「おやおや~」と言いながら温かく見守っていてよかった。最後の"vision de Pigeon"では、手元が狂ったみたいで、早送りくらいのスピードで再生されてしまう。どう考えても無理なのに、そのままリカバリして歌おうとするから、心の中で「どんだけ早口で歌うつもりやねん。無理やろ。」と突っ込んで、めちゃくちゃ笑ってしまった。外見はベテランの風格だし、顔小さくて細身でモデルさんみたいだし、東京初ライブだし緊張してちょっと失敗するくらいの方が、愛嬌があって親しみやすいかも。箱も、もちろんいい曲だけど、やはり"vision de Pigeon"は王道ポップ、歌詞の語呂が良くてノレるし、男女デュオの曲も少ないのに、男性ダブルボーカルという珍しさ。トラブルで途中からだったけど、何度も何度も聴いた曲だったから、生歌で踊れて満足。あっという間に今より人気出て、近くで観れなくなる気がするから、今のうち観れて良かった。同じ滋賀出身のokadadaさんと、同じイベントに出る日も来るかな。


lulu
ALPS0409では、今更1曲だけだったので、ソロをたっぷり聴くのは初めて。独特だけど、色気と強さを持つ、魅力的な声。電子音楽界隈は、大人っぽいソウルフルなボーカルは受け入れられないのかなと思っていたから、楽しんでいる人が多くて意外だけどうれしい。「どうせ盛り上がらないと思うんで、お酒でも飲みながら。」的なネガティブなこと言ったり、何回引っ越ししても上手くならないみたいな歌詞とかあったりして、面白かった。踊って、お酒飲みながら歌聴いて休憩して、また踊るというのは、確かにいいかも。お酒も売れそうだし。


Redcompass
ALPS0409のときは、正午からで、時間が早過ぎて観れなかったので、初。Future Funk/Disco関係でよく名前を目にしていたし、FOGPAKもいい曲が多いから、たぶん私の好みの選曲だろうなと思っていたけれど、その通り。幅広い年代の曲をかけてくれたけど、私も好きでよく聴いてきたのが、たくさん。セットリストほしいな。
 C+C Music Factory Do You Wanna Get Funky?
 Tim Legend soda city funk
 Luvraw & BTB Laat Night
 パソコン音楽クラブ Until Morning
 Nighttempo Dance? など


Until Morningがかかった途端、見てわかるほどyuigotさんがテンションあげてて、周りと分かち合おうとするも知らないみたいで、テンションのやり場に困り、スマホ眺めるという流れが良かった。お世辞でパ音の音楽褒めてたんじゃないことがわかって、好感度が上がった。

Tomggg
家-yeah-も最後まで残れず、trackmakerのときはGAIAにいたりで見れなかったので、初めて。ぐぐさんが始まる前に人が集まり出して、保護者参観のように、きれいに横一列に並ぶ。なんだ、このお行儀の良さ、ぐぐさんファンだからなのか。激しく踊る人もおらず、だからと言って盛り上がっていない訳ではなく、ニコニコしている人がたくさんいて、今まで感じたことがない温かい空気を感じた。東京にもこんなパーティがあるんだ。結婚行進曲のアレンジで始まる。誰かの結婚式のために作ったのかしら。新しいアンテナガールも含め、ぐぐさんの携わった曲を一通り。最後は恋、家-yeah-で聴けなくてすごい後悔したから、踊れて大満足。

今回、お客さんも家でtrackをmakeしていそうな感じの方が多くて、安心できた。(あざだらけになったり、お酒が頭の上から降ってくるのとかは苦手なので。)観たい人たくさん観れて、デイイベントだから帰りたくなったときのこと心配しなくてよかったし、興行的には、もっとお客さん入らなきゃ困るんだと思うけど、久しぶりに隣の人を気にせずに、思いっきり踊ることができて、本当に楽しかった。耳痛めてて爆音がダメなのと、低音が強くて、音が割れて高音が聞こえないのだけがちょっと残念だったけど、私のためのようなイベントで、存分に楽しんだ。hasさん、ありがとう!

track maker @VISION 2017年5月

年末以来のVISION、やはりVISIONはいいなと。スタッフの方が多くてセキュリティがしっかりしてるし、ライブハウスとは違う重厚感と華やかさ、音響。色々行ってみることで、それぞれの良さがわかる。

f:id:senotic:20170510153728j:plain

STUTS
できる限り、たくさん見るぞという気合が足りず、遅めに入ったので、STUTSさんから。まずはちょっと、GAIAを覗こうかなくらいの気持ちで入っていったのに、しっとりとした大人っぽいのが流れてきて、そのまま聞き入ってしまった。歌入っている曲が多かったけど、歌わずにパーカッションだけ、MPC?で叩いてたように見えた。「夜を使いはたして」が、そこまで熱狂されるのかは、まだよくわからないのだけど、曲が始まったとたん、フロアのテンションが一気に上がるのを見て、人気の程を体感することができ、面白かった。GAIAに、こういうゆったりとした音楽が流れるのも、あってよいのでは。ALPS0409で見逃していたので、見れて満足。

TORIENA
香港で夜中ライブして、次の日東京のデイイベとか出てたり、ライブパフォーマンスだけではなくて、パワフルな方。Maltine SEEDでのパフォーマンスも良かったし、中銀カプセルタワー保存のためのライブ配信トークで彼女の考え方を垣間見たり、作曲する姿を見て、すっかり魅了されてしまった。
STUTSとTORIENAでは、ファン層がほとんどかぶらないようで、すごい入れ替わり様。最初は「大江戸コントローラー」から。もちろん、大合唱が起こる。合唱というより、叫びの方が多かったけど。表現が適切かわからないけれど、手拍子とか掛け声が、アキバっぽくて、STUTSさんのときとのギャップが激しすぎて笑っちゃう。でも、こういうノリ嫌いじゃない。TORIENAさんは、体はかなり小さいと思うけど、毎回、そのうち頭がどっかに飛んで行ってしまうのではと心配になるくらい激しい動きをする。今回も、ステージ前でもかなり広く動きまわっていて、最後重そうな巨大なライト振り回して歌ってたし、ライブの度にパワフルさが増している気がする。映像もファミコンがかわいかったし、激しくレーザーも、音楽と合っていた。レインボーの多色使いのところは光量が強すぎて、まぶしくてステージが見ることができなかったけど、単色の低めで上下に広がるレーザーは、奥行きが出ていて、とても豪華な演出だった。

seiho
引き続きGAIAに残る。また、人が大きく入れ替わる。今回、いろんなアーティストに触れてもらうという趣旨なのか、人気に応じた時間割での偶然なのかわからないけれど、ジャンルが違う感じのアーティストが並んでいるタイムテーブルは面白い。静かに演奏が始まる中、「何だよ、これ。眠くなるじゃねーか。上げるのかけろよ。」のヤジ。正直いい気持ちはしなかったけど、聴くジャンルが違えば、seihoさんのことを知らなくて仕方ないし、私も好きじゃない音楽あるしと、理解しようと努める。逆に、seihoさんファンに囲まれてのあのヤジは、なかなか大胆で、かわいいなと思うことで、心を落ち着けた。I Feel Rave等の誰もが知っていて激しい曲から、新曲UNREALのように静かな曲まで、緩急があって、物語の様。前もあったか覚えていないけれど、ステージ中央と右端の低い位置にあるミラーボール、ミラーボールに当てる光、ミラーボールからの光の筋を見え易くするためのスモークの演出が、とても美しかった。白色や紫の光がミラーボールから放射状にいくつも出ていて、seihoさんの神々しい雰囲気ととてもよくあっていた。seihoさんと活動しているSincereさんが登場してバラードっぽいのを3曲ほど。GAIAでこの時間に、しっとりバラードを聴くのもなかなか貴重な体験だったのでは。seihoさんの静かな曲からSincereさんが歌っている間で、また別の人がヤジ。時間が押していたし、tofubeatsさんのファンで早く聴きたいのはよくわかるし、100人のうち1人の"声の大きな独り言"だとしても、たくさんの人の楽しい気持ちを、台無しにしてしまうんだよな。時間が押している中での、Sincereさんのあまり知られていない曲、3曲は、たしかにちょっと長く感じたけど。

f:id:senotic:20170510151942j:plain


仮谷せいら
tofubeatsさんの動画を見まくっているので、数年前の仮谷せいらさんもたくさん見ているが、実物は本当にかわいかった。本物のアイドルとは、こういうものなのかと。あんなキラキラの笑顔と声で、「せーの」とか言われたら、手拍子でも何でもしてしまうのわかる。

tofubeats
年末の時は、中田ヤスタカやTeddy Loidファンが多かったからか、tofubeatsさんのこと知っているか、自ら聞いていた気がするけれど、今回はtofubeatsさんファンでぎっしりなことを知ってか知らずか、そのままスタート。SHOPPING MALLから。ヤジ軍団が暴れだして、私は弾き飛ばされて散々。まともに観るどころじゃなかった。がたいがいい男性には突っ込んでいかないし、酔っぱらっている風だけど、人を選んでる。どんな歌も全部の歌詞歌える熱いtofubeatsファンが大勢いらして、温かい気持ちになれたのが救いだった。今回、なんとなく関西人が多い気がしたけど、2013年当時学生で、関西でtofuさんのファンで、就職で上京して来た人が多かったりしたんだろうか、単なる推測だけど。時間が押していたので、長谷川白紙を観るために、Deep Spaceに移動。WHAT YOU GOTも水星見たかった。

 
Deep Spaceの方も、押していたみたいで、JABBA DA HUTT FOOTBALL CLUBが歌っていて、混んでいた。STAY GOLD,LIFE GOES ONは、メロディがあってのりやすいし、人気あるのも納得。天井が低いDeepで、さらにステージに上がっていたので、天井に頭すれすれで歌っていたのが、アンダーグラウンド感が出ていて、熱い歌との相性がよかった。track makerというイベントで、ここまでジャンルが幅広いと思わなかったけど、それぞれのジャンルで評価されているアーティストを知るきっかけになるので良いし、単純にいろいろ聴けるのは楽しい。

長谷川白紙
Deep SpaceのDJブースは、フロアと同じ高さで奥まっていて、全然見えないから心配だったけど、ブース前の小ステージでの演奏だったので、よく見えた。パジャマと言われた上下白い衣装で、『Top Of The World』とTOWA TEIの『RADIO』をアレンジした曲と、パソコン音楽クラブ柴田さんの『やめて』のオマージュ?等を、歌いながら演奏。『Top Of The World』はCarpentersの歌声が頭の中で鮮明に再生されてしまうので、比較してしまい、どうしてもカラオケっぽく聴こえてしまった。しかし、独特の声は美しく、歌唱力という物差しで測るものではなく、音として捉えるとよいのかもしれない。たくさんのファンがいる自分の曲は一切やらず、新曲しかしないというのはどうなんだろうと思っていたけれど、アレンジといっても、かなりオリジナリティがある曲に仕上がっていたし、私はライブ感を求めて足を運んでいるところがあるので、生歌、生演奏ということで、結果満足した。私だけではなく、場はとても盛り上がっていたし、GAIAが最高潮に達する裏とは思えぬ、観客数と盛り上がりだった。track makerという大きなイベントで、売り出し始めのアーティストが、自分の持ち歌を一切やらないというのは、かなり大胆だ。いつも思うけれど、彼はメンタル弱いのか、強いのか、本当に謎。(その不確実さが、人を魅了するのかもしれないけど。)正直なところ、『綿の中」『肌色の川』を生で聴いてみたい気持ちはある。持ち歌をやらない理由は、わからない。深い意図があるのか、それとも自分の曲をライブでやることに実は自信がない、又は向き合えないのか。あそこまでアレンジするならば、自分の曲にするか、自分の曲をアレンジすればいいのにと、勝手に思ったりもする。誰一人ヤジや文句を言う人はおらず、観客を満足させることができた理由一つは、演奏の技術力ではないかと思う。ピカソが卓越したデッサン力を持っていたように、技術力があっての自由なのでは。もう一つは、自由を受け入れてくれるファンとの関係を、まぎれもなく彼自身が築き上げてきたこと。例えば今回、tofubeatsさんが、GAIAでみんなが知らない曲ばかりかけるなんてことは、まず難しいだろうし、今の長谷川白紙のファンの規模だからできることなのかもしれない。自由を受け入れてくれるファンを得たことで、いろんなチャレンジができる。例えば、seihoさんの音楽、牛乳や生け花のパフォーマンス、個性的な衣装も、今ではseihoさんの世界として受け入れられているけれど、もしかすると最初は違和感があった人がいたかもしれない。既存の概念とは異なるものも受け入れる環境が、新たなものを世に出す力になる。天才か、ただの狂人かわからないけれど、自分が築き上げた自由を受け入れてくれる環境を作ったのだから、思い切りチャレンジして、才能が開花する様子を見ていたい。白紙さんの映像作品を見たことがあるが、寝室をテーマとしたものだった。あのパジャマみたいな衣装も、そこに繋がっていて、彼は既に着々と彼の世界観を具現化し始めているのかも。

okadada
動画やストリーミングを観過ぎていて、何度も観ている気になっていたけれど、生のDJは初めて。さすがokadadaさん、始発が動き出す時間になっても、まだまだたくさんの人が踊っている。身動きが取れないという程混んでおらず、ちょうどよい。割とメジャーな選曲だったと思う。一人の女の子が、友達に「すごく人気がある人。」とokadadaさんのことを説明している。ちょうど好きな曲がかかったようで、友達の手を引いてフロアの真ん中に飛び出して行った。とても素敵な光景だった。okadadaさんのことを教えてくれた友達、一緒に踊った曲、ミラーボールの光、ずーっと後になって、ふと思い出したりするんじゃないだろうか。Jess GlynneのAin't Got Far To Goもかかった。隣で踊っていた人が、曲名検索し出す。会話するでもなく、自分が大好きな曲を、全く知らない人も、いいなと思って検索してる。たったそれだけで、幸せな気持ちになれた。ならないでほしいけど、もし戦争にでもなったら、今日のこの光景を思い出す気がした。


最初にクラブに行った感動も少しずつ薄れ始め、自分はどんな場を求めているんだろうと思って、考えていた。知らない人たちも一緒に、同じ曲で楽しく踊る。深く考えず、楽しそうなものに行ってみればいいんだよな。最後okadadaさんで良かった。いい夜だった。

ポコラヂ 2017年4月 Licaxxx

ゲストは、Licaxxxさん。new balanceのBETA NIGHTのときはかなり男っぽい低音4つ打ちのドコドコした感じだったと思うけど、今回はGary's GangのLet's Lovedance Tonightとか、私の好きなグルーブ感のある曲もかけてて、だいぶ印象が変わった。

トークは、Licaxxxさんの出身地、第一志望の大学や学部、大学生活等、プライベートな内容から始まる。

・渋家にも行っていた
・Hercelotは日能研で同じ学年、Hercelotは常に成績上位
・早稲田の建築に入りたかった。人に身近なモノを作りたかった
・卒業プロジェクトは音に関するメディアアートみたいな感じ
・DJは高校を卒業してすぐから始めた
・高校のときUKロックにはまり、夏フェスに行っていた
・(DJの)最初はテックハウス、BPMが同じで合わせやすいものから始めた
・大学でDTMの授業があって曲を作り始め、ドローンとか、アンビエントを作っていた。
・大学のときは、solfaやeverによく行っていて、kyokoさん、大沢さんはかなり見に行っていた
など

次に、ストリーミングやYoutubeのネガティブなコメントを例に、ミソジニーやバッシングを、Licaxxxさんがどのように受け止めているかについて。

 DJ技術の細かな点を指摘するコメントもあるそうで、
『反省するところもある』
『的確なこと書かれているな』
まず、こう謙虚に答えるLicaxxxさん、かっこよかった。誹謗中傷的なものもあるだろうに。同時に、
『売れたなみたいな』
『早く2chのスレたたないかなみたいな』
と前向きに受け取っているそう。男前だ。
売れ始めのころ、似たようなレベルの人の中で、目立っていて女子ということで呼ばれると思われることがあり、いっしょにやってきた人たちから妬まれたようで、言葉にはしていなかったけれど、少し残念に思ったように表情から読み取れた。それでも、hook upで大きな箱に呼ばれたときは、『やったるぜ』『倍で返すぜ。』という意気込みで臨んだとのこと。波はあるものの、売れている今はそれだけ幅広い層からディスられるそうで、
『今は海外のお客様からもディスられているんだから売れてんなみたいな。』
『結構いろんなとこ出れるようになったな。ありがたい話だな。』
『ディスってる人にもちゃんと届いてのかな。』
と、とても前向きに捉えているそう。いくらLicaxxxさんが前向きでも、傷ついて落ち込むことも少しはあったのではと推測するけど、『やったるぜ』と自分を鼓舞して頑張ってきたんじゃないかなと思った。何かを始めたり、少しでも知られるようになれば、誰にだって起こり得る。ディスられるということは、それだけ人の目に触れるようになったということ。技術や知識的な指摘は素直に受け止めて、着実にレベルを上げていけばいいし、やめずに続けることが大事だな。

バズることで、自分の実体以上に見られることがあることについては、
『かけてる音楽は変わんないし、好きな音楽ばっかかけてる。』
『色々言われたところで、自分のやりたいことは変わってないから。』
自分のやりたいことや明確なビジョンを持っていて、揺るがない自分の軸があるということは強い。

モチベーションについては、
『自分が出ていくことで、女の子が聴いてくれる。そういう使命感はすごくある。』
『おっさんが小箱でかけてても聴かない曲を、大箱でいいかんじに私がかけることで初めて聴いたみたいな人がたぶんいっぱいいるし。』
好きであることに加えて、自分がやらなくてはいけないという使命感も強さになっているんだな。tomadさんもMaltine Recordsをやってるのはカルマ、誰かがやらなくてはいけないことをやっているみたいなこと書いてたけど、似たような気持ちなのかな。この後、ファッションとか化粧品の話が長かったけど、Licaxxxさんが美しいのは、好きなことをやっていて、使命感という芯の強さが表情を作っているからであって、同じ顔の作りの人であっても、ふわふわと流される女性であったとしたら、あれほど魅力的ではないのではないかと思う。ハトムギ化粧水使っても、Licaxxxさんの顔にはなれない。

振り返ってみて、さすがポコラヂ、めちゃくちゃいい話引き出してた。てぃーやまさんが、マルチネラジオのことなんか気にしてるの不思議。

最後、オカダダさんが紹介したドキュメンタリー、ドキュメンタリー自体も良かったけど、これを見ているオカダダさんが素敵だなと思った。オカダダさんはまじめだと言われているのが、少しわかった気がした。


自分の好みの音楽を提供してくれる女性track makerやDJにはまだ出会えてないけど、女性track makerが推してるtrack makerは好きなことが多い。男性が女性がというのはあまり好きじゃないけれど、女性track makerやDJが増えることで、好きな音楽を聴く機会は増えそうな気がしてきた。少しずつ増えている気がするし、良い方向に進んでいくといいな。

 

ブログを書く理由

食べログみたいなもの

料理人でもない、普通の人が、料理や店について書く。そして、その店に行ったことがない人が、参考にする。当たっていることもあれば、そうでもないときもある。ラーメン二郎の味を『最高!』『病みつき』だという人もいれば、あんなもの食べれたものではないという人もいる。私のブログは、クラブイベントやtrack makerの食べログみたいなもの。私は自分の率直な感想を書くだけ。『あそこのラーメン屋、たいてい味安定してるのに、今日はいまいちやったわ。』的なことを書くし、逆に専門家ではないから、それしか書けない。

ちゃんとした評論は、評論家が書けばいい。ただ現状として、私が行くイベントの評論は出ないことが多い。出たとしても、内容は限られていて、結局どういう評価なのか、よくわからない。完全な主観なのだけど、ネガティブなレビューを見たことがないので、商業的レビューのように感じてしまう。音楽業界、さらにDTMの世界はもっともっと狭いと思うので、利害関係者が率直な評論を書くのは難しいのではないかと思う。海外の演劇等は、メディアが辛口のレビューを書くこともあると聞いたことがある。日本のメディアの体質や構造によるものかもしれないが、日本では辛口のものを見ないので、日本の文化社会的に批判的な評論はNGなのかもしれない。音楽誌の新譜紹介、好きなアーティストがおすすめする3枚くらいなら、一通り聴いてみる。けれど、どんな嗜好の評論家かわからない人の"きれいな"コメントとジャケットの写真が並んでいても、それを一つ一つ読んで、視聴してみようと行動にまで移すことは少ない。

ツイッターに関しては、発信される情報の量から、イベントやアーティストに対する注目度や人気度がある程度推し量れるが、いざ参考になる情報を集めようとすると、『よさみ』とかしか書いてなかったりして、どのくらい良いとおもったのか、どう良かったのか、わからない。track maker同志のツイートは、評価する理由が書いてあったり、自分より知名度が低いtrack makerを紹介する場合は信用できるけど、ネガティブなことは書けないはずだから、それほど参考にならない。経済的な理由なのかもしれないけれど、絶賛していた割に、イベントに行っていないこともあって、その程度のものなのかと思ってしまう。

この前、Hatenaのおすすめ記事に、ジャニーズのコンサートについて書いたものがあって、参考に読んでみた。パフォーマンスがどうだったかはきちんと言及されていなくて、自分がどう熱狂したかを熱く書き綴ってあるのだが、とにかくその人は楽しそうだし、満足したんだろうなということは伝わってきた。ブログを読んで行ってみたいと思う人もいるかもしれないなと思った。例えば、友人が好きなアニメについて、うまく説明になっていないけれど、興奮して楽しそうに話しているとき、そのアニメがどんなものか見てみたくなったことはないだろうか。きちんとした評論も必要だけど、人の熱狂が伝播することもあるのでは。


私のブログを読んで、『なんやねん。こんなしょうもないこと書きやがって。ちゃんとしたの書いたるわ。』という人が出てきたら、とても良いこと。ラーメン二郎が最高な人と、最低な人が両方感想書くべきだし、たくさんコメントのある店は、たいてい繁盛店。たくさんの人がブログ書きだしたら、電子音楽聞いたことがない人にも、目に留まる可能性も増えるだろうし、一人でも二人でも新たに、クラブイベントやtrack makerを知る人が増えるといいと思う。

ALPS0409 2017年4月9日 新宿MARZ

合計15組、しかも人気アーティストばかりの豪華イベント。しかも、会場は一つなので、10時間頑張れば全て見れる。好きなアーティストが多数出るので、2か月前の2月には既に予約していた。ワクワクして、前日は午前3時過ぎても寝付けず、体調もいまいちでギリギリまで家に。

会場は新宿MARZ新宿サブナード1丁目の3の出口を出て、左に北進すると、歌舞伎町交番の交差点に突き当たる。歌舞伎町交番から西に1ブロック。yuigotさんが直前にツイッターにあげてくれた地図がわかりやすくて助かった。

f:id:senotic:20170415180207j:plain

一番楽しみにしていたNative Rapperさんの開始に遅刻しそうで、MARZまで歌舞伎町の中を猛ダッシュ。息も切れ切れ、足もガクガクで何とか間に合った。お昼の1時20分という早い時間だからか、それほど混んでおらず、目の前で見ることができた。うれしい。前にブログで書いたように、Natie Rapperさんの曲は聴き込んでいるけど、ライブは初めて。Motor Poolのイントロが聞こえた気がしたのだけど、最初の曲は、Track Maker!「Track Maker、君はいつでもかっこいい音楽をならすよ。」ストレートな歌詞。いきなり大好きな曲が生で聴けて、胸がいっぱいで涙ぐむ。Black Kangaroo、Water Banker、今更、後はさくらの歌詞が入った新曲などを披露。最後にお待ちかねのluluさん登場。『今更 feat. lulu』をデュエット。デュエットは初披露とのことこと。実際に会うことなく、ネットでのやりとりだけで制作したという秘話も聞くことができた。luluさんは本当に素敵な女性で、生声を聴いてすっかりファンになってしまった。Native Rapperさんは、この後京都のイベントに。1日で東京、大阪の両方でライブするなんて、スターだな。これからも、もっとライブ見れるといいな。

次は、Orland。LOUNGE NEOの家Yeah以来。Youtubeで曲も予習した。バンドファンというのは、人数が多いし、明らかにtrack makerのライブとは雰囲気が違う。the oto factoryみたいな感じと思ってたけど、トーキングモジュレーターを使わない歌もあったし、the oto factoryがDTMよりな感じなのに対し、Orlandはバンドよりという印象。ボーカルの方も全然かっこいいのだろう思うのだけど、ステージ前に出てきて、片足を台にかけて、出した片足の膝の上に肘をおいて歌うみたいなロックバンドがよくする歌い方、個人的にものすごく苦手で、ぞわーとしてしまった。Orlandには申し訳ないけど、私はthe oto factoryの方が好きみたい。

パソコン音楽クラブ。Maltine Recordsからのリリースで知名度も上がり、オーディエンスの数もかなりのもの。いつも通り柴田さんは手をブンブン振り回していたのだけど、だいぶしんどそう。MALTINE SEEDに引き続き、またシャンパンの差し入れ。パ音は毎回シャンパン飲むことになったのだろうか。柴田さんからポキ山さんにシャンパンが渡るが、ポキ山さんが豪快にシャンパンを吹いて、機材にまき散らした。体調が悪い上にシャンパンを飲んだからか、柴田さんの様子がかなりおかしい。ふらふらでステージ後方に倒れこんだり、両手をパーカーに突っ込んでしまって、つまみも回せない状況に。Firecrackerは、なんとか弾いていたけれど、心ここにあらず。ここで音入れるんじゃないのというところも、すっ飛ばしてしまった。職務放棄か。体調悪くて、さらにお酒飲まされたのかもしれないけれど、今までで最低のパフォーマンス。私は酔っ払いの、適当な演奏を見に来たんじゃないし、ちょっと悲しくなった。そんな状況でも柴田さんを温かく見守り、淡々とプレイできるのがポキ山さんの良いところ。逆にポキ山さんが天真爛漫で、柴田さんがしっかりしているときもあるし、2人がいてのパソコン音楽クラブ。クラブにくる目的は、お酒飲んで暴れたい、踊りたい、音楽聴きたい、色々だと思うし、どれが良い悪いとかはない。シャンパンを飲まされるのも愛されている証拠だし、盛り上がっていたからそれでいいのかもしれない。個人的には、ケタケタ笑いながら、楽しそうにアクトしている方が、見てて楽しいし、元気になるけど。

PALMのShow ViewTM
OLD NEWTOWN
ハイパーヨーヨー難しい
ウォーターフロントの暮らし
(The Hair Kid - Plastic New YorkのQ.iさんのボイスが少し入っていたような気が)
Mobile Dog House¥
Until Morning
Move Your Body
Firecracker
VR バケーション feat.加奈子
DONM
?(知っている気がするけど、探し出せず。)
Bird 愛lands
Express 25

私は曲を作ったこともDJをしたこともないけど、パソコン音楽クラブとアリムラさんのセットの録音聞き比べてみて、曲の繋ぎ方の違いとかなんとなくわかって、面白かった。地味だけど、DONMはハウスっぽくて、踊るのにいい曲だと思う。昔、マツケンサンバとか入れてたみたいに、HAMAYANENとか子供の社会とか、あえてちょっと外した曲も入れて、パソコン音楽クラブらしさは残してもらえるとうれしいな。

大阪ではちゃんと演奏してたやん。

 

少し外で休憩して、次はin the blue shirt。入社1週間でイベント出てくれたのは、すごい。新入社員研修の間なんて、家に帰ったら、ぶったおれて何もできなかったよ。アリムラファンは暖かい。「入社おめでとう!」の声がたくさん聞こえて、ほっこりする。今回は男女問わず暴れん坊さんたちがたくさん。ぶつかられて、よろける女の子も。おとなしい組は左の一段高くなっているところに固まっていた。見易くよい場所なのだけど、スピーカー前で、かなり耳が痛い。指でふさいでいたのだけど、だいぶ痛めてしまった。LOUNGE NEOの家Yeahのときと比べると、有村さんちょっと固い感じ、前はオーディエンス見て、ニヤニヤする余裕が感じられたけど、今回はあまり見てない様子だった。照明は、アリムラさんのときだけやたらかっこよくて、ずるかった。知らない曲もあったのだけど、in the blue shirtの曲は、元気がわいてくる。ドラマでいうと主人公が困難を乗り越えて、報われて、みんなで良かったね~と、喜び分かち合うときにかかってそうな音楽。アリムラさん、強面なのに、めちゃくちゃ明るいさわやかな曲ばっかり作る。これからも音楽続けていってもらえるようなので、良かった。曲名洗い出しできなかった。まだまだ聴き方が足りないな。アリムラさんは約束通り、Thousand Knivesかけてくれ。アリムラさんバージョンアレンジが効いててよかった。


Thousand Knives
Wind Bell
toward morning
MAGIC MAGIC
Batsu & in the blue shirt - With


続いて、group_inouのimaiさん。チェックのシャツで、geekっぽい。事前に予習しようとしたのだけど、うまく見つけられなかった。チップチューンぽいのや、daft punkっぽいのとか、メロディとバリエーションがあって、好きな感じ。オーディエンスを常に見ているし、独特の動きが個性的で良い。手のひらを上に向けて、前に差し出し「どうぞ」みたいな動きがインパクト大。汗だくで、途中で水をもらっていた。後でわかったのだけど、group_inouは昨年活動休止しているが13年のキャリアがあり、オリコンにも入るアーティストだった。人も多いはずだ。imaiさんの音楽のこと調べようと思って、検索していたら、こんなのを見つけた。ライブで聞いた曲もこんな雰囲気だったな。imaiさんはソロ続けるのかわからないけれど、これらからも新しい曲出してもらえたり、ライブに出てもらえるとよいな。

imai — group_inouを始める前にVF80というデータをそのままCDRに書き出せるMTRとエレクトライブ...


続いて、Tomadさん。Lost DecadeのYoutubeを見たことがあるけれど、生では初めて。imaiさんがライブしているときに、フロアうろうろしていて驚いたけど、ステージの見え方チェックしてたのかな。ずっと、Tomadさんは変わった音楽が好きな人だと思い込んでいた。Maltine Recordsからのリリースとか、イベントのアーティストのチョイスとか、個性的過ぎて、良さが理解できないことが多かったから。ところが始まってみると、グルーブが聞いていて、大人っぽくて、素敵だった。InterFM、マルチネラジオの第4週のMaltine Mixもめちゃくちゃ良くてエンドレスで聴いていたんだけど、オカダダさんだと思い込んでいたら、よく見たら「MIX by tomad」となっていた。Tomadさんは変わった音楽好きという刷り込みが強すぎて、まだ信用できないのだけど、もしかすると、Tomadさんは普通におしゃれでかっこいい音楽も知っている人かもしれない。最後、最前列の暴れん坊オーディエンスと絡んでいる姿は、ようやくオタクっぽかったので、逆に安心した。セトリも公開してもらえたのが、うれしかった。

f:id:senotic:20170415175003j:plain

Maltine Mix


Miiiさん。家Yeahで見てから気に入って、秋葉原Mograライブストリーミングとか、Dommuneとか立て続けに見た時期もあり、今回も同じ曲、同じ展開の印象が。まぁ、パソコン音楽クラブもほぼ毎回、OLD NEWTOWNかけるし、いい曲は何回聴いてもよいのですが。それだけ、好きな曲やセットではないということなのかなぁ。


DE DE MOUSEさん。やはり大御所、観客をあおって盛り上げる。新曲中心に、シンセも弾いてくれたり。デデさんほど、王子様、俺様っぽくならなくてもよいけど、柴田さんもせっかくシンセ弾くのうまいのに、もったいない。WWWXのときは、シンセの神様が乗り移ったみたいに、柴田さん本当にかっこよかったな。デデさん、最後でかいシンセをひょいと担いで帰っていくのが、素敵だった。

お面かぶっているPa's Lam Systemさんとちょっとだけ見て、耳がもう限界だったので、帰宅することに。シャンパンの開け方、お面をささっとずらす飲み方がさすがでした。

家YeahでファンになったHumungasさんもVJも活動休止される前に見れたし、RIOさんのVJも良かった。

f:id:senotic:20170415180045j:plain


帰りの歌舞伎町で、ディズニーの映画に出てくるようなネズミを発見。「君も大都会、歌舞伎町で生き抜いているんだよね。頑張れ。」と思った。


色々書いたけど、逆にこれだけ書けるくらい楽しめたので、MARZ杉澤さんには感謝。暴れている人はいたけれど、怪我とかけんかになっていないから、それだけ治安は良い方のイベントだったのかも。MALTINE SEEDとかはもっと平和だから、私は基準がよくわからないけれど。やはり音は他の箱より大きかったみたい。当日は耳鳴り、翌日も朝はめまい、スピーカーの方に向けていた左耳がつまった感じが続いて、心配になった。(今は無事回復。)事前に新宿MARZについて調べていたときに、一番出てきたのは、音が大きいので耳栓必須という情報。イベントによるんじゃないと思っていたけど、甘かった。一度悪くすると治らないこともあるそうなので、耳栓して元気に後悔なく、これからも楽しみたい。

sauce3.hatenablog.com

MALTINE SEED STAGE 02 2017年3月18日 CIRCUS Tokyo

f:id:senotic:20170323172738j:plain

大宮レコーズが終わりかけのところから、参加。一人はサイリウム持って踊っていて、もう一人は浮き輪をしていた。音楽はロックになるのか、よくわからなかった。

TORIENA
前から、家では何回か聴いたことがあるのだけど、「人気あるし、関西で活動している」というかなり贔屓目で聴いても、ピコピコしたゲームの音楽だし、良さが全く理解できなかった。(私がゲームの音が、かなり苦手なこともあるけど。)ところが、ライブが始まるとすぐに、これまでの印象は吹き飛んだ。エフェクトされているのかもしれないけれど、ぺラいピコピコした感じでなくなっているし、何よりTORIENAは小さい体から、会場全体にものすごい力を送ってくる。頭とか腕とか飛んでいくんじゃないかと思うくらい激しい動きだが、同じ動きを繰り返すことがないので、飽きさせない。オーディエンスをあおり、それがまた彼女の力になり、どんどん盛り上がる。フロアはお祭りのような空気に包まれた。くるくるとかわいく回らいながら、作曲で使っているゲームボーイを様々な角度から見せてくれる。ゲームボーイは、見せることを考えて、ライトをつけてカスタマイズしているそう。すっかりTORIENAの魅力にハマってしまった。


yuigot
Macにはアリムラさんのステッカー、なぜかメガネをはずしてMacにかける。メガネなくて見えるんだろうか。OPENINGGG、グロッケンみたいな短音でゆっくりと始まる。TORIENAの盛り上がった感じから、静かに始まることで、逆にしまるというか、オーディエンスの注目を寄せられて良かったと思う。新曲のHOW ABOUT THIS ONEをはじめ、Asobi Ni Ikouyo、MAGIC MAGIC等、yuigotらしい曲が次々にかかり、彼の音楽を表現する言葉としてよく使われる「キラキラした」「遊園地」のような世界観を描き出されて、とても楽しかった。アリムラさんのステッカーを見ていたからかもしれないけど、in the blue shirtのライブを思い出した。ビートやベースの音圧で盛り上げるのではなく、メロディを聴かせて躍らす。数多のtrackmakerの中で、それができる人は少ないのでは。途中トラブルで止まるも、まったく動じず冷静に対応しているように見えた。その一方、顔の前に両手を持ってきて観客に手を小さく振ったりして、ギャル達を可愛さでキュン死させていたりもした。今まで出している曲は確かに、同じ雰囲気の曲が多いけれど、それはyuigotさんの独自のカラーと言えるでは。twitterを見ている限り、新旧問わず、とても幅広い音楽を知っているし、曲作りのテクニカルなことも、行き詰ったときはそれもさらけ出すことで、他のtrackmakerが手を差し伸べているのも目にする。音楽に関わらず、コンプレックスやネガティブなことであっても、きちんと向き合っている姿勢は、見習わなくてはと思う。時間がかかったとしても、そのうち積み重ねてきたことが繋がって、今までない曲ができる日が来る気がしている。


PARKGOLF
前回は、途中からしか観れなかったので、最初からはこれが初めて。スローで弦楽器の入った曲で始まり、徐々にテンポアップしてハードに。バラエティに富んだ選曲だけど、違和感なく繋がっていて、幅の広さを知った。とにかくPARKGOLF自身が楽しそう、心地よさそうなのは良かった。CRUSH ONのようなPARKGOLFらしい曲が、たくさん聴けるようになるといいな。PARKGOLFのときだけ、照明が切り替わったり機能していたのは、何だったのだろう。

 

パソコン音楽クラブ
Maltine RecordsからEPが出るからなのか、パ音がトリ。新宿ドゥースラーで行われたHunchでは、せっかく1時間枠なのに、盛り上がってくるところでブツッと1回切って、別のライブセットが始まる2セット構成だった。パ音はあれだけ曲の選択肢があるのに、実はライブセット組むのはあんまり上手じゃないのかしらと思いかけていたのだが、今回は本気を感じた。ベース?のメロディがメインで、サイレンの音も入れたかっこいい音楽が流れる中、自動読み上げみたいな機械的な音声でマルチネシードのネタを読む音声が流れる、かなり凝った始まり方。(いつものスカイプで録音した、何言ってるのか聞こえない地味な会話も好きだけど。)

old new town
Down Town(Sugar Babe Cover)
ウォーターフロントの暮らし
Mobile Dog House
Until Morning
Communication
Move Your Body
Firecracker
VRバケーション
DONM
There's Bird 愛 Land
Express 25
The Hair Kid - Plastic New York feat Q.i (パソコン音楽クラブ Remix)

みんなが盛り上がって、踊りやすい選曲で、あっという間だった。ただ、せっかく前の方の場所確保したのに、パ音のライブで使わないPioneerのでかい機材が邪魔で、隙間から手元がちょっと見えるだけだったのが、とても残念。パ音の奇妙な動きを見るのが、楽しみの一つなのに。特にFirecracker弾いてるの、がっつり見たかった。

Express 25は、生でシンセ弾いていたの、全然気が付かなかった。

パ音がMaltine RecordsからEPを出すことになったのは、本当にうれしい。既にアルバムいくつも出せるくらい曲を作っていて、マルチネも早く声かけないと、他のレーベルに持ってかれちゃうよと、勝手に心配していた。マルチネのスタンスに共感するところも多いし、作り上げてきたマルチネの文化に裏付けられたマルチネブランドは、今も特別。

 

全般としては、マルチネくんの照明は、色が変わったり、表情も変化したり、凝ってるんだけど、下向け過ぎてとにかくまぶしかった。それほど混んでなかったので、マルチネくんから出ている光線があたらない端か真ん中の場所を確保できたけど、混んでると辛そう。早めにタイムテーブルが出たのはありがたかった。次回のマルチネ シードが、今から楽しみ。