Destiny Rogers(The Stereotypesに入った経緯、歌手を志したのは、職業としてミュージシャンでいること)

Destiny Rogersがインタビューで語った内容の続き。

Destiny Rogers On Busking To Signed Artist, LiLi's Film, & 'Got It Like That' | Daebak Show Ep. #124

The Stereotypesに入った経緯

Destinyの礼拝チームのドラムの人が、音楽プロデューサーになりたいと思い、Los Angelesへ引っ越した。彼は、The Stereotypesが仕事をしているスタジオで、インターンシップをすることになる。同じころ、Destinyはファンを獲得するために、YouTubeにカバーを投稿し始める。

Location- Khalid, Get You- Daniel Caesar, Fake Love- Drake (Mashup) by Destiny Rogers

彼がThe Stereotypesにこの動画を見せたところ、「めちゃやばい。」と好反応。The Stereotypesの多くのアーティストは、Sacramento(サクラメント)や沿岸出身で、Destinyの地元Lodi(ロダイ)を知っていたこともあり、是非会ってみるべきという話になった。The StereotypesからDestinyの母親宛に連絡が入るが、当時DestinyはThe Stereotypesのことを知らなかった。一番好きだった曲Bruno Mars『Please Me』や、大ファンであるJustin Bieberのヒット曲もプロデュースしていることがわかり、すぐLos Angelesに行くことを決める。

Cardi B & Bruno Mars - Please Me

The Stereotypesのスタジオで制作物を見せたり、歌ってみたりした。The Stereotypesからの帰路、Jeremy Reevesから電話があり、Destinyは才能があるので、まる一週間Destinyと作業してみたいと申し出を受ける。Destinyは1か月前に高校を卒業したばかりだったので、快諾。一か月後、母親が車を借り5時間かけてLAに向かい、スタジオ作業で1週間を過ごす。それまでは、全て一人で自分の部屋でこなしていたので、ソングライターやセッションでコラボするのは初めてだった。Destinyは、なんて楽しいと思った。一か月後も、また次の月もと繰り返し、Destinyが18歳のとき、The Stereotypesと契約する。The Stereotypesと一緒にいくつかのレコードレーベルをあたり、ジョイントベンチャー形式で、RCA Recordsと契約した。Destinyは、レコードレーベルBeach Wave Soundの最初のアーティストである。2019年にリリースしたデビューシングル『Tomboy』がヒット。EPを出し、ツアーやフェスに出演と順調だったが、2020年からのパンデミックは、駆け出しのアーティストにとっては厳しいものだった。

歌手を志したのは

Destinyは、10歳の頃、Justin Bieberに憧れていた。それまで特定の誰かから影響されることはなかったが、Justin Bieberからは影響を受けた。自分がなりたいのはJustin Bieberだと思った。Justinがギターを弾いていれば、ギターを練習した。Justinがギターを弾いている動画で、彼の指の動きを見て、同じようにギターをかき鳴らした。そうやってギターを覚えた。Justin Bieberに影響され、歌も始めないといけないと思った。Demi Lovato、『Cheetah Girl』、Miley Cyrus、Jonas Brothers、Vanessa Hudgens等のディズニープログラムに出ていた歌手の歌から始めた。
毎週日曜、近所の仲の良い友達と、アメリカのアイドルの真似をして友達と遊んでいた。父親のベッドの脇で6人くらいで輪になって座り、ギターを弾いたり曲を選んだりして、友達と歌っていた。Justin Bieber、Demi Lovato、Miley Cyrus『Party in the U.S.A.』など。
Destinyの番になると、友達は皆黙って、ただDestinyの顔を見つめていた。Destinyは、自分の歌で友達を圧倒していると自覚していた。友達が、Flip Video Camera(デジカメのようなもの)を持っており、DestinyにYouTubeチャンネルと始めるべきだと、まるでマネージャーかのように進言してくれた。友達の家に行き、Justin Bieber『U Smile』を歌い、YouTubeに投稿した。走って家に帰り、両親に「私、インターネットに出たんだよ。」と報告した。驚いた様子の両親に、YouTubeを見せた。両親は、Destinyが一人で弾き語りをしているのを聴いたことがなかったため、キーもピッチも合っていると驚き喜んだ。父親は「よっしゃ、俺の娘は歌えるぜ。」と大喜びした。

12歳のDestiny

父親からは、教会で歌うべきと言われたが、当時はまだ人前で歌いたくなく、むしろギターを弾きたかった。12歳になると人前で歌うことが平気になったので、教会で歌い始めた。

職業としてミュージシャンでいること

Destinyは、ミュージシャンでいられることは、神からの恵みだと思っている。小さな町出身で、地元や西海岸をレペゼンしていることを嬉しく思っている。お金はなく、叩き上げできたので。世界中に灯を分けるような才能を与えてくれたことを神に感謝している。音楽というのはとても力強いもので、どんな状況の人々も助けることができる。Destinyが経験してきたような困難な状況にある人々を、音楽によって助けることができる。Destinyは、神が自分をこの場所においたのは、人々を助け、世界に音楽を共有し、人々に会って影響を与えるためだと感じている。ミュージシャンでいることは間違いなく楽しく、毎日音楽をして音楽の話をできるほど愛している。

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