2021年3月のプレイリスト (WayV、BLACKPINK ROSÉ、Boom Trigger、Jackie Moore、Afgan、石玺彤、PARTI CHILD、Saturn)

WayV 威神V - Action Figure

前回のブログではあまり良いように書かなかったけれど、なんだかんだ言って結構気に入っているのかもしれない。EDM色が強くなく個性がある。泣きのエレキギター、イントロの擬音語ラップ、クールなダンスミュージックであるのに、対極にあるような音楽要素を上手く取り入れている。

BLACKPINK ROSÉ - On the Ground

あれだけ聴いたのに、入れ忘れ。歌詞が良かった。BLACKPINKは、作られたガールクラッシュという印象であまり好きではなかったが、ファンの方のアカウントをフォローするようになって、違う見方ができるようになった。ファンはアーティストを映す鏡というか、Purfume・9nine佐武宇綺サカナクションCreepy Nutsあたりは、盲目的ではない中長期的に本当にアーティストのことを考えられるファンが多くて、ファンを通して興味を持つようになった。

Boom Trigger - Only One

ティーザーでサビのメロディを聴いた瞬間、「おっと、これは。」と。「4月14日って随分と先だけど、それまで待たす気?」と思っていたら、3月22日にYouTubeだけでフルで公開された。
作詞作曲は、向井太一。曲も歌詞も、めちゃくちゃ向井太一。キャッチーなメロディは、100点満点。先行して公開された部分を、繰り返し聴き過ぎたこともあってか、フルで聴くと今一つ。シンセの音に、声が負けている。コーラスに厚みが足りないかな。どうしても向井太一の声に置き換えて、頭の中で再生してしまう。メロディが良ければ音作りが気にならない私でも、さすがにこれは、アレンジがぺらっとし過ぎているように感じる。
こんなメロディ、自分のものにせず他人に提供してしまうなんて、向井太一さんは、ほんまええ人。絶対やってくれなさそうだけど、私はセルフカバーが聴きたい。

Jackie Moore - How's Your Love Life Baby (1979年)

euphony bro's @Aoyama ZERO 2021.02.07

DJ shunhorさんがかけていた曲。Inoue Kaoruさんが、Funky Flushin' (1979年)に繋いだのも良かった。リリース年がぴったり同じで、さすが。

Afgan - M.I.A (feat. Jackson Wang)

2月のプレイリストで紹介したインドネシアのAfganが、Jackson Wangとコラボしてびっくり。声や歌の発声が似ている。

石玺彤 米津玄師『Lemon』のカバー

微博の元動画は、リリースから9日間で15万回以上再生されている。石玺彤は英語の発音も良くて、耳が良いのだろう。オリジナルの『Lemon』は、どこが良いのかさっぱりだったけど、石玺彤が歌うと良い曲に聴こえる。
https://weibo.com/tv/show/1034:4618294980968536

石玺彤 - 《新年横着走》可能是新年最“横”的歌

アイドルでもなく、中指立てて舌出してるラッパーでもなく、20歳のかわいらしい女の子なんだけど、ラップが上手くて作詞作曲もできて、成功している。日本でもこういう女性ラッパーが出てきてほしい。

PARTI CHILD - 경성의 아네모네(慶星のアネモネ

説明によると、彼は歴史ドラマのサントラを作ってみたいらしく、『경성의 아네모네(慶星のアネモネ)』は、日本統治時代に朝鮮の女性と日本人男性が深い恋に落ち、決して成就することのない辛く悲しい恋の映画を想像して作った曲とのこと。仕事のためとか、承認欲求を満たすためではない音楽は良いですね。

2016年頃は、追いきれないくらいSoundcloudでリリースがあったが、大学を卒業し仕事にプライベートに忙しくなってしまったのか、その頃の人たちはほとんどリリースしなくなってしまった。韓国のHIPHOPは、リリースが豊富。
PARTI CHILDは、『VEGETABLE GANG』も作った人で、ポップミュージックを作る数少ないアーティストなので、チェックしている。

Saturn - 시간이 멈춘다해도 여기서 널 기다릴게 (時が止まっても、ここで待つ)

(sic)boy,KM「Heaven's Drive feat.vividboooyに似ている。RockとHIPHOPの中間みたいな。

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