ググられていることを知らないアーティスト達

ある日本人画家の作品が、海外のInstagramユーザの間で、軽くバズっているのを見つけた。だがcreditにその画家の名前はない。その画家は、亡くなった後に評価されたため、生前はアルバイトをして制作をしていた苦労人。せめて画家の名前も知ってもらいたくて、コメント欄に書き込んだ。ふと思って、その画家のwebsiteを見てみたところ、英語は日本語の自動翻訳。ひどい翻訳だった。

 

その点、trackmakerはtwitterでしっかり告知しているから・・・、いや、そうでもない。知らないアーティストのいい曲を見つけたときの行動は、こんな感じ。
①アーティスト名で検索
思い入れや、その人"らしさ"は大事だと思うけど、検索しやすいアーティスト名は、有利だなと思う。Soleil Soleilさんなんて、全然検索にかからなくて、エゴサーとかどうしてはるんのかなと思う。
twitterを特定、SoundCloud等リンクから他の曲も視聴
websiteを持っているアーティストに限って、更新してなかったり、肝心の視聴できるサイトへのリンクがなかったりする。見にくいサイトをぐるぐる回らされた後、1曲も聴けず、何一つ情報を得られないと、ちょっと嫌いになる。
③次の出演イベントをチェック
直近のイベントの告知を固定しているアーティストはまだいい。それでも、その日は都合が悪い場合、次のイベントはいつ?そもそもあるかもわからないけど、ツイートを遡らなくてはいけない。超面倒。

 

固定ファンに対しては、twitterの告知で十分。1か月に1人来るかくらいのご新規さん候補のために、直近の出演イベントをまとめてあげる必要があるのか、そう思う人も多いだろう。その1人はピコ太郎かもしれないし、小沢健二の子供の友達の友達くらいは、聴いていてもおかしくない。ご新規さんを受け止めたいなら、網は張っておいてもいいんじゃないだろうか。少し古くなって、破れたらちゃんと補修して。

ある日、神社を散歩してたら、極秘来日していたジャスティンビーバーと遭遇するかもしれない。ジャスティンじゃなくても、憧れのアーティストに偶然出会えた時、アワワワワとなって終わってしまうだけより、一番自信のある曲と、どこが他のアーティストより凄いか、ダメ元でもちゃんと伝えられたら、後悔がない。ネットを通して、世界の大物や大金持ちが、田舎の片隅のアーティストと直接やり取りできる時代、思いもよらぬチャンスが来るかもしれない。

 今ファンが、将来もずっとファンとして支えてくれるとは限らない。仕事、結婚とか色んな事情で、ライブ来れる人が減っていく分、ご新規さんが増えなければ、減っていく。

私は音楽は作れないけれど、例えば小さな町のドーナツ屋さんだったとする友達から一口もらった"はちみつドーナツ"が、おいしかったからと買いに来てくれた人がいたら、その人が道に迷わないように、地図を作って、看板を上げておきたい。はちみつのキラキラがインスタ映えするから、星野源がうまいって言ってたから、そういう人にも買ってもらいたいけど、「はちみつのしっとり感と、控えめな甘さがちょうど良くて」と気に入ってくれる人に、食べてもらえると、よりうれしい。音楽や芸術なら尚のこと、作品をわかる人に手に取ってもらいたいんじゃないだろうか。

なぜこれを書こうかと思ったかというと、ブログを始めて、毎日どれだけ多くの人が、アーティストの情報を検索しているか、数字でよくわかったから。

一昨日来たあの人は、ライブ情報に辿り着けず、帰ってしまったかもしれない。でも、明日、別の誰かが来るかもしれない。