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ブログを書く理由

食べログみたいなもの

料理人でもない、普通の人が、料理や店について書く。そして、その店に行ったことがない人が、参考にする。当たっていることもあれば、そうでもないときもある。ラーメン二郎の味を『最高!』『病みつき』だという人もいれば、あんなもの食べれたものではないという人もいる。私のブログは、クラブイベントやtrack makerの食べログみたいなもの。私は自分の率直な感想を書くだけ。『あそこのラーメン屋、たいてい味安定してるのに、今日はいまいちやったわ。』的なことを書くし、逆に専門家ではないから、それしか書けない。

ちゃんとした評論は、評論家が書けばいい。ただ現状として、私が行くイベントの評論は出ないことが多い。出たとしても、内容は限られていて、結局どういう評価なのか、よくわからない。完全な主観なのだけど、ネガティブなレビューを見たことがないので、商業的レビューのように感じてしまう。音楽業界、さらにDTMの世界はもっともっと狭いと思うので、利害関係者が率直な評論を書くのは難しいのではないかと思う。海外の演劇等は、メディアが辛口のレビューを書くこともあると聞いたことがある。日本のメディアの体質や構造によるものかもしれないが、日本では辛口のものを見ないので、日本の文化社会的に批判的な評論はNGなのかもしれない。音楽誌の新譜紹介、好きなアーティストがおすすめする3枚くらいなら、一通り聴いてみる。けれど、どんな嗜好の評論家かわからない人の"きれいな"コメントとジャケットの写真が並んでいても、それを一つ一つ読んで、視聴してみようと行動にまで移すことは少ない。

ツイッターに関しては、発信される情報の量から、イベントやアーティストに対する注目度や人気度がある程度推し量れるが、いざ参考になる情報を集めようとすると、『よさみ』とかしか書いてなかったりして、どのくらい良いとおもったのか、どう良かったのか、わからない。track maker同志のツイートは、評価する理由が書いてあったり、自分より知名度が低いtrack makerを紹介する場合は信用できるけど、ネガティブなことは書けないはずだから、それほど参考にならない。経済的な理由なのかもしれないけれど、絶賛していた割に、イベントに行っていないこともあって、その程度のものなのかと思ってしまう。

この前、Hatenaのおすすめ記事に、ジャニーズのコンサートについて書いたものがあって、参考に読んでみた。パフォーマンスがどうだったかはきちんと言及されていなくて、自分がどう熱狂したかを熱く書き綴ってあるのだが、とにかくその人は楽しそうだし、満足したんだろうなということは伝わってきた。ブログを読んで行ってみたいと思う人もいるかもしれないなと思った。例えば、友人が好きなアニメについて、うまく説明になっていないけれど、興奮して楽しそうに話しているとき、そのアニメがどんなものか見てみたくなったことはないだろうか。きちんとした評論も必要だけど、人の熱狂が伝播することもあるのでは。


私のブログを読んで、『なんやねん。こんなしょうもないこと書きやがって。ちゃんとしたの書いたるわ。』という人が出てきたら、とても良いこと。ラーメン二郎が最高な人と、最低な人が両方感想書くべきだし、たくさんコメントのある店は、たいてい繁盛店。たくさんの人がブログ書きだしたら、電子音楽聞いたことがない人にも、目に留まる可能性も増えるだろうし、一人でも二人でも新たに、クラブイベントやtrack makerを知る人が増えるといいと思う。