2021年8月のプレイリスト②

8月のプレイリスト2つ目は、アジアとラテン語兼のR&B/HIPHOPでまとめてみました。

그레이 GRAY - Party For The Night (Feat. 로꼬 & 이하이)

「そう、こういうのが欲しかったんだよ。」というポップなR&Bを作ってくれるGRAY。ハスキーな歌声の歌が上手い女性シンガーは誰?と気になって、すぐに調べた。彼女の歌声の魅力と歌唱力が存分に引き出されている曲だと思う。レトロな衣装とメイクも、曲調と合っているし、とても似合っていて素敵。

비와이 BewhY - Celebration

BM - 13IVI

 KPOPグループKARDのメンバーで、ソロデビューしたBM。NCTなどに音楽を提供し、最近ではTEN『Paint Me Naked』にもソングライターとして参加しているSQUARのゴミファイルに入っていたビートをもらって作った曲。余計なものがなく洗練されていて、BMの低い声がクール。タイトルの『13IVI』は、音楽を志すを決めた2013年の「13」、自分を表す英語の一人称「I」、Visionの「V」、同じく自分の「I」を組み合わせたもので、ソロを始めるにあたり2013年からどうしてきたか、何を夢見てきたかの自己紹介的な曲。

Elsa y Elmar - corazones negros

スペイン語ポルトガル語の響きが好きだが、ヒットチャートのラテン音楽レゲトンのリズムばかりでつまらない。たまに違うものを見つけると嬉しくなる。Elsa y Elmarは、バークリー音楽大学卒業、コロンビア人ソングライター。民謡のような独特の発声がアクセントのロックテイストのポップソング。心情をわかりやすく表した映像表現も面白い。

Bizarrap x Duki x Nicki Nicole - YaMeFui

アルゼンチン若手アーティストのコラボ。コラボといっても、無名の頃から一緒に音楽をやっている友達同士で、今までコラボ作品がなかったのが不思議なくらい。こんな暗い曲でと思うが、スペイン語圏の女の子がNicki Nicoleのパートで踊っている動画をTiktokやインスタによく上げている。

Destiny Rogers - What I Like

インタビューが面白くて、ほぼ全部和訳書き起こしに近いことをしてしまった。ハイペースでリリースしているのも、この経緯があったからかなと推測。日本でもようやく知名度が少し上がってきている様子。

Bivolt feat. Gloria Groove - Pimenta

ブラジルのドラァグアーティストと言えば、Pabllo Vittarが世界的に有名だが、音楽とダンス面でGloria Groove推し。先日GQの2021年最もエキサイティングなミュージシャン21人に、藤井風と共に選ばれていた。Bivoltはブラジルのラッパーで、ラテングラミーにノミネートされたこともある。音楽は90年代後半R&Bリバイバルだが、MVは当時とは正反対で、男女の役割を入れ替えたような女性支配の世界観。タイトルのピメンタは、ブラジル料理には欠かせない激辛の唐辛子の名前。

KYLE - Love Me Like You Say You Love Me

曲から歌詞、彼女を怒らせるMVまで、いかにもなR&B、特徴がなさ過ぎて紹介し辛いくらいだが、逆にそれが良くて飽きない。

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