蔦谷好位置氏によるパソコン音楽クラブ インタビュー

既にタワレコでもアルバム予約が始まっているというのに、ポキ山氏から「(プレスリリースが出るまでは)見て見ぬ振りしてくれ」とアルバムについてつぶやくことをファンは禁じられ、1か月間かん口令を敷かれていたのですが、ようやく解禁となりました。遅っ。

パソコン音楽クラブ 1stアルバム発売記念として、2016年に蔦谷好位置氏ラジオに電話出演した際のインタビューを、勝手に文字おこししました。アルバム収録曲OLD NEWTOWNについても、蔦谷好位置氏が感想を述べています。蔦谷好位置氏が本当に楽しそうで、何回聞いても笑顔になってしまう、ファンにとってはたまらないやりとりです。


蔦谷好位置:(OLD NEWTOWNを聴きながら)かっこいい。・・・すごいねぇ、みんな。

蔦谷好位置:今お聴き頂いているのは、大阪で活動する4人組バンド Pasocom Music ClubでOLD NEWTOWN。なんか懐かしい感じのサウンドですけどね。

蔦谷好位置:今夜は柴田さんと電話が繋がっております。もしもし。

パ音 柴田:あっ、もしもし。

蔦谷好位置:こんばんは。

パ音 柴田:あ、こんばんは。よろしくお願いしまーす。

蔦谷好位置:あの、これをバンドっていうのはどうして演奏してるんですか?

パ音 柴田:えっとバンドというよりは、まぁ、もう部活ですね。DTMの部活みたいな感じでやってますね。

蔦谷好位置:なるほど。じゃライブとかはそんなにやってないんですか?

パ音 柴田:そうですね。一度やったぐらいですね。

蔦谷好位置:んー、じゃぁそのDTMで、きっかけってのはなんか、あっれすかサークルとかですか?

パ音 柴田:いえ、そういう訳ではなくて、元々あの、まぁ、僕とか個人個人がバンドやってまして、それでなんか、あの知り合いの知り合いみたいな感じでライブハウスとかで対バンして知り合ったんですけど、それぞれの共通の趣味にDTMがあったことで、ちょっと親睦を深めて、毎晩毎晩ちょっとスカイプとかしてたんですね。

蔦谷好位置:うーん。

パ音 柴田:それでちょっとなんか、シンセとかの話になって、なんか、90年代のシンセって面白いんちゃうかみたいな話なって、作ってたらなんか、こんな感じなったって感じですね。

蔦谷好位置:えっ、これじゃあ、スカイプっていうのは、打ち込みやりながら、こう途中で、あのスカイプ立ち上げて、しゃべったりとかしてたんですか。

パ音 柴田:そうですね。

蔦谷好位置:90年代のシンセっていうのは具体的に何を使ったりしてるんですか?

パ音 柴田:えっと、SC-88Proって呼ばれる

蔦谷好位置:はい、はい、わかりますよ。(笑顔)ハーフラックの。

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パ音 柴田:そうですね。

蔦谷好位置:名機ですね。

パ音 柴田:ラックのとシンセサイザー使ってやってますね。

蔦谷好位置:その、みんな同じような、ハードのラックのシンセを使ってるんですか?みんなで。

パ音 柴田:そうですね。

蔦谷好位置:こんな今ソフトシンセとかが全盛のときに、懐かしのそういった機材をちゃんと使ってやってるんですね。

パ音 柴田:みんなでハードオフとか行って、こう買いに行って、千円とか持って。それでバーッて買って。

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蔦谷好位置:ちなみにSC-88Proって今買うとどんくらいするんすか?

パ音 柴田:(偉そうな感じで)今はねー、1万1,2千円しますね。

蔦谷好位置:そんな。結構するねぇ。あ、そうなんだ。昔は結構あれをね。皆ほしがったやつですよね。

パ音 柴田:(あたかも知らなかった風に感心した様子で)そうですか。はぁー。

蔦谷好位置:はいはいはい、懐かしいですね。それとYAMAHAのMUシリーズなんかも使うと。

パ音 柴田:そうですね。キャハ。

蔦谷好位置:でも今聴いた感じだと、全然なんつうの、サウンドの懐かしさは感じたけど、音は新しいというか古さを全く感じない。

パ音 柴田:そうですね。(ベテラン風に)使い方次第で化けるんだなぁということに気付いて。

蔦谷好位置:凄い。これは例えばDTMで、何かこう、シーケンスソフト放り込んでからEQしたりとか、色々ミックスのときとか、色々工夫してやってるんすか?

パ音 柴田:まっ、そうですね。ただもうあまりミックスはせずにもう、バーンってそのままマルチチェンバーでぶっこんで、って感じですね。

蔦谷好位置:凄ーいっ。じゃ、その中でMIDIの中でしっかり作りこんでるってことですね。

パ音 柴田:そうですね。ウフ。

蔦谷好位置:だいぶマニアックな話をしてて、面白いですよね。

パ音 柴田:アハハハハハ。

蔦谷好位置:メンバーそれぞれは、(資料を)見るとですね、柴田さんはマリンさんとか、えーっと細野晴臣さんとかに影響受けてると。

パ音 柴田:そうですね。

蔦谷好位置:で、ポキ山さんはコブクロ

パ音 柴田:コブクロだそうです。

蔦谷好位置:塚越さんはAphex Twin

パ音 柴田:はい。

蔦谷好位置:まほちゃんさんは菅野よう子さん。

パ音 柴田:はい。

蔦谷好位置:まっ、バラバラなようで、なんとなくわかるような感じも。

パ音 柴田:はい。

蔦谷好位置コブクロさんが一番こんなかでは意外な感じあるけど。

パ音 柴田:はい、そうですね。

蔦谷好位置:でも、なんちゅうの、今聴いたあのOLD NEWTOWNていうのは誰が作曲してるんすか?

パ音 柴田:えっと、作曲はこれポキ山さんていう方が作られました。

蔦谷好位置:あーー、やっぱり。なんかそのコブクロの感じのポップな感じっつーか、日本人のポップスのいい部分っていうか、ちゃんとあるなぁって感じ。

パ音 柴田:出てますか。おー。伝えときます。クフフフ。

蔦谷好位置:そんな感じがしましたねぇ。

パ音 柴田:はい。

蔦谷好位置:じゃぁみんなこれは曲作るっすか?

パ音 柴田:そうですね。まぁその1曲誰かが基礎となる曲を出しやって、Aメロだけとか、それを皆でスカイプとかしながら、展開さしてる感じですかねぇ。

蔦谷好位置:へー、面白い。さぁ、今回はなんとバンドでジングルを作ってくれたそうなんで、早速聴いてみましょう。

(ジングルが流れる。蔦谷好位置氏、体を揺らす。)

蔦谷好位置:めちゃくちゃかっこいいじゃないすか。

パ音 柴田:ハハハ。ありがとうございまーす。

蔦谷好位置:これは実際、こういうのあったと思いますよ。ギターをMIDIで鳴らしてる感じ。

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パ音 柴田:そうですね。うふ。

蔦谷好位置:いやぁ、いいですねー。俺もやろっかな、こういうギター久しぶりにこう、昔のやつとかね。でも、だいぶ人にあげちゃったり、売っちゃったりしたんですけど、そう未だに残ってるのはTRITONラックくらいしかないかなぁ。

パ音 柴田:あー。

蔦谷好位置:ちょっと新しいもんね。

パ音 柴田:はい。

蔦谷好位置:いや、いいですね、でも。

蔦谷好位置:これからもちょっと楽しみにしてますんで、活動是非頑張って下さい。あのー、ソフトシンセに逃げないでね。これからも。ハードシンセを頑張って使って下さい。どうもありがとう!

パ音 柴田:ありがとうございました。

蔦谷好位置:面白いっすね。まさに温故知新っていうかね。でも温故知新と言っても、SC-88Proなんかやっぱ、僕からするとついこないだのことですからね。うーん、でもやっぱこうやって聴くと新鮮でいいですね。やっぱ古い機材とか、さっきのTEIさんのSP1200とかもそうだけど、そういう古い機材にしかないなんかやっぱ良さってあるから、ね。簡単に売ったりしない方がいいですね。僕もたまにはハードオフとか行ってみようかな。

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