『女は音楽ライター・評論家にはなれない』 コメント集

普段は、少しでも世に広めるために超マイナー音楽や、愛するDJの皆さんが続けられるようにクラブ業界について、細々と書いているので(もちろんアフィリエイトもやっていない)、夜中に書いたブログが6万人以上に読まれるとは全く想定していなかった。応援しているアーティストやDJの記事も、ついでに読まれたので良かった。

後で確認したら超有名な評論家やライターの皆様に、読んで広めて頂いたことがわかり恐縮した。コメントやフィードバックもたくさん頂戴した。これだけのコメントを集められる機会はもうないので、可能な限り全て拾って分類した。世論を凝縮したものではないと思うが、多様な観点が含まれていて、メディアや多様性を考える上で参考になると思う。

発言者が誰であるかより、大事なのは発言の中身なので、発言者名は載せていない。(誰の発言かを気にするのは、序列を気にする男性的権威主義の表れ。)★はコメントに対するリプライ。

課題

主題の理解

批評には女性の書き手がいないことが問題ですね→いま批評家であることはマッチョでしかないですね→昔は女性でもこういう批評家がいましたが って流れを見て、それでいいのか?と思いました

電子計算機舞踏音楽での記事についての感想を読んでると記事の本質とは違う観点を指摘してる人が結構多くてモヤッてます。
あれは年間ベスト音楽を発表してる媒体の男女比を皮肉してるものだと私は捉えたのだけどな。有名な女性ライターさんもいるのに!とか言っちゃうのは違うかなーと。

「女は音楽ライター・評論家にはなれない」というタイトル自体の独りよがりな感じやエビデンス不足だということに苛立つ人が多いんだろうな、というのはまあよくわかった。なるほどね… 大体そこで分断が生じるもんね。言いたいことがある時、お互いの話法を読み取りあう重要性たるや。
そんな時、言語や外国語を習得した経験がとても役立つと思うのさ
だから、職種として向き不向きがある、とか、みんな大して目指したくなかっただけでは、みたいな言い方はあまりにも乱暴だ、とは思う。
なぜ、目指すのをやめたのか。偉大な先人がいてもなぜ後継がそこまで残ってきていないのかを検証しつつ、今後に繋げようぜという話だろうし。

現状に対する課題認識

内外のメディアの「2019年音楽ベスト」記事に寄稿している評者の男女比を調べた記事。ためになる。いまだにこんなか。
私は10年ほど前にいろんな漫画ランキングのレギュレーションと評者の男女比を比較検討する記事を書いてZINEで発表してたら『このマンガがすごい!』から呼ばれるようになりました。自分たちで勝手にやるのと大きいところに入り込むのと両方必要で、とりあえずできるのは勝手にやること。

これねタイトルはずいぶん挑発的だし(大きな失望のあらわれだろう)、書き手には性別非公開の人やノンバイナリーの人もいるだろうから "正確な男女比” を出すのは無理な話。それでも音楽業界やメディア業界で女性より男性の声のほうが大きくなっている現状の指摘として、私は読めてよかったと思う。

こういう場合は一回、女性選者ばかりの評論を刊行すると良いのよね。似た事例だと川上未映子氏が責任編集を務めた早稲田文学・女性号が記憶に新しい。

改めて数字に出されると唖然とするな。ぼくらが読んでる年間ベストは「男性が選んだ年間ベスト」なんだな

「女は音楽評論家・ライターになれない」に対する反応はどれも興味深く感じるのだが(たとえば男/女という対立軸のみで良いのか…など)こういう議論において「男女にとらわれず質の高いものが優先されるべき」という意見がいつもあるのは気になるな
もちろんその通りなのだが、ではその「質」を判断するのは誰なのか?とか、そもそもその判断基準に無意識のうちにバイアスがかかっていないか?というところに議論の本質があるので

すっごく面白いです。判断基準は単純に読者じゃないでしょうか。雑誌オンリー、編集長のお眼鏡にかなってライターになる、それが品質保証になる時代ではないのですから。

初めまして!一読者としての実感ですが、確かに面白い個人ブログはたくさんありますし、雑誌メディア一強の時代ではないと思います。
しかしいまだに音楽メディアの影響は大きいとTLを見ていて感じますし(特に年間ベスト等)そこで誰によって・何が語られるかというところが音楽ファンに与える影響はいまだに小さくなさそう…というのが実感です
個人メディアでも注目を集めて大手メディアで書かれる方もいますし、今後もっと風通しも良くなるのではないかと思えますが、今のところ読者が判断基準の中心とまで言えるんだろうか?と思ってしまいます。これは単なる一読者の側からの視点ですが…

ジェンダーバランスについての問題提起なので、重大なこととして受け止めています。
わたしの名前が書き手として記事のリストに 4 回も出ているので、男性比率を押し上げる原因になっているのも本当に申し訳ないと思っています。でも、特に編集者として、です。
実は今日、この記事への反応をずーっと見ていて、男性側からの(悪い意味で)とんでもないリアクションも多いなって思っていました。
書き手と、リストのラインナップ・順位・人選を決める編集者とは別だったりもしますし、企画もそれぞれちがうのですが、そういうことを差し置いてもこのジェンダーバランスはまずい。なので、 ROCKIN'ON JAPAN のこのバランスはすごい、見習うべきだと思いました。
ジェンダーバランスの問題なので、女性の書き手が少ないというのとはまた別なんです。人選、比率を決めているのは基本的に編集者なわけで、固定化を進めている、ガラスの天井を張っているのは編集者、ということになります。
自分はなるべく「この対象については女性の書き手にお願いしたい」といったことを意識しているつもりでしたが、それも男性の立場からの願望でしかないのかな、と思うことも。
こういう議論では圧倒的にどうしようもないヘテロ男性の立場としてしか言えないしやれないわけですが、じぶんの toxic masculinity をなるべく自覚しながら、イーブンにするためになにかするしかないと思います。

これはそもそも女性ライター人数が少ないって話じゃない。母数が違えど何人選出するかはメディア次第だしそれが暗の意思表示と捉えられるから。タイトルの煽情性は別としても現状はこうなのだというリアルな指摘。
実は知り合いも含めて自分の周りに女性音楽ライターがそれなりにいることもあって男女数の違いはあまり実感してなかったんだけど、かのブログで示された数字を見ると明白さに衝撃受けた。
あとこれもあくまで感覚値でしかないんだけど、女性音楽系編集者の比率についてはライターよりまだ高い印象。

素晴らしい着眼点
本当にその通りだし、これは問題なのでは
もちろん、表面的な解決問題ではないと思う。何事もきっかけ。
誰かが声を上げたら、それを否定するのではなく、その問題に対しての解決策をみんなが考えていくべき。
自分もTwitterでDJのほとんどが「男性」でパーティーが構成されている、的なニュアンスのものを目にして
自分のパーティーを組むときは、しっかりと男女の比率を均等にしようとはしている
毎回同比率にすることはできないが、意識するのと、しないのではオーガナイズの臨み方も変わった気がする
何事も声を上げたことに対して、意識するかしないか、そして解決の姿勢をもつかもたないか。すべては一つのきっかけに過ぎない
だからこそ、この電子演算子さんの声を無駄にしてはならない
自分も、これをきっかけにメディアの見方に新たな意識を芽生えさせたい

そもそも女性のプレイヤーが少ないのは音楽に限ったことではなく、母数が少ないのは、確実に教育・成長課程が、男性社会を軸に考えられた結果であり、それから逸脱した女性を、非理想的な偶像に落とし込められる社会構造がおかしいんだよな。
そういった性別役割によって構築されている社会を解消しないかぎり、女性の批評家どころか、アーティスト、リスナーもどんどん分断化されていくとおもう(今は声を上げる人が増えて解消しているとは思うが、重要なのは社会全体や教育課程にあると僕は思います)

「見出しが不適切」ってコメントあったが、ちゃんと両性の読者を意識した評論できてるならともかく、とりあえず事例は男性丸出しステレオタイプな感じなので、何らかの影響を社会に与えてるからなあ…

データはわかるけどタイトルのつけかたは同意できないかな。絶望させてるけど実態としてはさっさと業界に見切りをつけてるわけであって。

音楽ライターの男性社会の話、僕はライターではないけど、音楽の文章はたくさん読むし、音楽について考えたりしてツイートもしてるから、非常に重く感じる。
マーガレット安井さんの言う「この書き方ではこれまで女性ライターがやってきた活動の価値を無意味にしてしまう」というのも、分かる。音楽史が編まれる中で、そこに女性ライター・批評家の貢献は確実にあるだろうと思うし、これからのことを考える上でも、そこを無視しないことは必要だと思うし。
でも一方で、あの書き方をさせて(そして「もう下りる」と言わせて)しまうだけの現状のひどさがあるんだってことを考慮したいとも思う。意見があっちこっち行くけど…。
打ちのめされた人に「下りるな」というより、そう言わせてしまった現状に目を向けてることに重きを置いても良いのかもと思う。
で、↑は自分自身に対しての言葉。
まあよくもこの指摘が出てくるまでこの状況に目もくれず、どうなっているのか気にしようとせずに、これまで呑気に音楽評論を消費してきてたよなと思う。
この文章を書いたsenoticさんの、「もうやだ」という気持ちが変わるように状況を変えていかなきゃいけないし、自分も考えなきゃと思う。

誠実で知られる批評家さんがカジュアルに女性客批判し始めたりする世界だもの。そのめんどくささ。

いろいろピーピーいってきたけど「東京の女の子、どうした?」とか言い出す音楽評論家の男性が存在する世界だってことを折々に思い出してしまう

東京の女の子どうした?のアレを思い出した。普段なかなか気がつかない間にかかるバイアスに意識を向けなきゃな、と思います。

あれは女性が書いた、音楽評論業界のジェンダーバランスがめちゃくちゃ悪いという批判記事では?
年末のいろんなベスト企画を並べて海外と比較しそう結論づけたものなので、そのタイトルは辛辣な批判と見るべきでしょう。

確かに女性が少ない

音楽にしろ多くの他のジャンルにしろ、女性や女性的(という曖昧な言い方しかできない)な批評家が少なすぎるのは常に課題だし、その点でも世代間のエディプス・コンプレックス意識は有害だと思う。

ジャンルによって嗜好に男女の方向性あるだろうけど例えばタワレコ店員の洋楽好きランキングで女性1/13は少ない感じする(タワレコの店員女性多い印象)。
書き物採用する側のバイアスがあるんだろうな

ぎょわー
また普通に辛い気持ちになる

うちの研究室みたいな女性比率だな(工学系)

この比率ってかなりマズイよな……
男性性的な評論が権威的というか、健全じゃないよなぁと

各雑誌の男女比を紹介した下りで愕然とします。

差がすごい

確かに少ない。

確かに女性ライターは少ないなぁとは思う何でかは知らないけど

なるほど、改めて数字で見るとくっきりですね

湯川さんとかは確かにいるけど、全体的に少ないね。。大昔だけど、メタルの同人描いてた人は少数いたなあ。

音楽業界が男社会度が高いってのは実感と合うなあ。下っ端にはそこそこいるんだけど。

女性参加の多い音楽界隈でもライターや理論評論と
なると母数はかなり少なそうではありますね。

確かに、日本の音楽批評界隈では、女性の方が少ない。女性の音楽ライター・評論家が増えるといいな。

そもそも目指す人の男女比とかもあるから一概には言えないけど絶対数は多くないよね。素敵な女性ライターさんもいるし、増えて欲しいなと思う。

色々受け止めるべきことはある

なるほど。若干雑なデータのまとめ方ではあるが、問題提起としては非常に有意義。

よくしらべたなあ(´・ω・`)

社会はいまだに男性に決定権があると実感する。音楽の分野でもこういう切り口で語られるのは問題提起としていいことだと思う。その人の能力じゃなくて容姿が注目されるとかあるある。

変えていくためにも知っておかないといけない大事な話。

これは変えていかないといけないですね。

この時代が今後変わる事を願う

不快感は分かるけど「なれない」なんて書くのは大げさだし、今までがそうだっただけで、これから変えていけばいい。

only in dreams岩崎愛さんは女性だと思うけど、大意は賛同。SUKISHA×キキビビ的な音楽への評価は難しいが、ジェンダーバランスや多様性への配慮は欧米や韓国が日本より先行してるので、追いつきたいところ

ウガーー、これ。それ。

これ、2020年の記事か……

私は自分の感性だけで好きな音楽を選んできたから、周りの影響とか流行りだけで聴く音楽選んじゃう人そんなに多いか??ってちょっと疑問だけど、芸術関連分野ではまだまだ全然女性進出足らないとは思う

おいらのTL界隈では音楽にこだわりのある女子も多くて、インフルエンサーになってたりするのに、って思ったけど、おいらのTL界隈って時点でおかしなマイノリティだった。一般社会じゃなかった。

タイトルは釣りだけど、日本の音楽業界の男性率の高さがよくわかる。imdkm氏の日本の夏フェス男女比率の記事も合わせて読みたい 

競争が激しく限られた席しかない業界で、女が勝てないのは差別のせいという決め付けに毎度モヤモヤする。/皮肉抜きで、才能に溢れた素晴らしい女性ライターが埋もれているなら応援しよう。人口の半分は女性ですよ。

こないだRTした女は音楽評論家にはなれない、みたいな記事、日本語だと適当なこというてますなあ?、ぐらいにしか思えなかったけどふと気になってググったら結構海外でも女性評論家は男性評論家よりも苦労しているのであるという実録がFaderとかClashにも上がっていた。
The World Doesn’t Need More Female Music Critics | The FADER

女性ミュージシャンは多いのに

女性のミュージシャンはいろいろいるのにね…椎名林檎さんの「批評家ヘルシーじゃない」発言も意外とこういうことが影響してるのかなと思った

面白い。ミュージシャンは女性たくさんいるのに不思議な感じ

いや、それはあなたのタイムラインだけでしょう。
と思ったら、ちゃんと数字が示していた。
目が覚めた。
女性の音楽家たちはどう思うんだろう。

作詞作曲だと女性比率そこそこのイメージなのに。

 ホモソーシャル

ミソジニー

男性社会の閉塞性が女性にとって不快な表現の再生産を繰り返してる事はクソだし、この統計は興味深いけど、この文章みたいにフェミニンな表現を好む女性を魔女狩りのように晒すことは先進性とは違うと俺は思う

これは仕方のない事で、女はアイドルかビジュアル系以外は男の影響で音楽を聴くからです。

女性は、ファッションアイコンや彼女らが薦める音楽を聴いてる気がする。古くは木村カエラ、きゃりー。乱暴に言うと、女性は良い音楽よりもお洒落な音楽が聴きたくて、音楽ライターはお洒落かどうかを担保できない。

あなたを満足させるのに、世の中が変わらなきゃいけないんですね。こんなクソ記事書かずに評論書けよ。

自分の能力不足を、社会のせいにする卑しい人格では……。

今時性差別記事かよ?と思ったら愚痴だった

こいつ、音楽メディアでもwebのほうしかあげてないのは矮小化したいからか?単純に無学なだけか?文句言いたいだけか?昔の音楽批評を知らないままか?

最初に答え出してるじゃん。男と女で音楽の興味が違うって。男の方がリスナー向けの文章がかけるんでしょ。もし「男はコスメ?のライターなれない」なんて文章書いたら一笑に付されるでしょ?

中年男性は、いまさらほかの仕事なんかできないから、仕方なく音楽ライターなんか続けているだけで、中年女性がどうしてもやりたい気持ちも、わからないではないが、ヨガとかやって気を紛らわせたほうがいいと思う。

ヘヴィ・メタルハード・ロックやラウド・ロックと言わず自分好みのジャンル以外に思い入れを持ったためしがないから『上から目線』になるんじゃないのか。それ、ジョーン・バエズの #ウッドストック で高飛車スピーチに通じる。自ら壁を作るな。

こいつ、未だに石器時代を生きている。あたま変。自分で転んで泣いているば○。
書いた人の正体見たいもんだ。同じ女性として最低の生き方している。12歳くらいの知能しか感じられない稚拙な文。恥ずかしげもなくよく載せられたと逆に感心する。
父親が威張り散らし、ちゃぶ台返ししていた悲惨な家庭の育ちと思われる。

日本の業界は確かにそうかもねと思う一方で、明らかに偽である命題を記事タイトルにするのはどうだろう…そういう戦い方は誰も幸せにしないし、誰の不幸せも救わない

★ブログの内容からは逸れた観点で攻撃し、マウントして黙らせるというのは男性的な権威主義。内容に関する論理的な批判は歓迎です。

ただの恨み節。男向けの音楽ってなに?女向けの音楽ってなに?(アイドル系除く)そんなに言うなら女性向けの音楽レーベルやら作れば良いじゃない。漫画出版みたいに。勝手に判断して勝手に絶望すんのやめたら?

この人の言う「ライター・評論家になる」って何?なりたいなら勝手になるもんだろそれ。この手の言説、何らかの特権的地位を否定したいのか成り代わりたいのかはっきりしろって思うことが多い。

正直読んでイラっとした。音楽産業ではむしろ女性は多い方。確かにポピュラー音楽研究の場では女性少ない傾向ある。が評論の場で男性優位、女性蔑視なんて無い。自らの研究、書いた文、翻訳した文で勝負の世界だよ?

んなこたあないし、仮にそうだとすれば、既存のライターの書く文章がジェンダーに偏り過ぎてたんだよ。

★自分の周りでは無い(と感じている)だけかもしれないのに。根拠なく「あなたが気にしているだけじゃないの?」と否定するのは、よくあること。存在するかもしれない差別を覆い隠す。

「女性はモノではないし、やさしく男性を応援するために存在しているのではない」←その通りだけど「男性は財布ではないし、女性の生活を支えるために存在しているのではない」ことも覚えておいて欲しい。

★自分の周りは男性より女性が多く稼いでいて(マウントです)、男性におごられたりプレゼントとかされたことないからよくわからないけど、下心とか結婚してほしくて、女性に貢いだりしなければよいのでは。家事育児分担して、奥さんにもバリバリ働いてもらえば。

そんなの当然。ポップミュージックは少年マンガやAVと同じで男子の趣味だよ? 世界が滅びたり救ったり虚無や悪を倒したり染まったりする世界ww 女性アーティストを「作家」として見る事もない。

あー。男性の性的玩具かのような扱いでエッチなのR&Bやってる女性グループ見て、男子らは一生懸命かっこいいトラック作ってんだけど人形みたいな扱いしてんだろうな?って思いました。アイドルだけじゃないっていうね

20年前は女性音楽ライターはいっぱい(英国音楽の小出さんみたいなフロンティアも)いたけどどうしたんかね。秘宝系の映画が好きだと言った北原里英を「どうせ男の影響」とちゃかした町山みたいなのもいるしね。

"アジア人のおばさんが褒めても喜ばない"問題、あーね…ってなるな…。「女子供」人気よりおばさん人気は更に見下されてるもんね。物事を分かってると見なされるヒエラルキーが、男>女の子・子供>おばさん、て感じ

おばさんに褒められても嬉しくない問題、自分の中にもうっすらある。

★差別している側は気が付かない。差別されている側しかわからないことがある。(周りの人が気づけないことがある。)

タナソーさんへの期待

poplifeでもタナソーさんがライターの萩原麻里さんをゲストにと誘ったら"男性社会的過ぎる"という理由で拒否されたという話をしていた。
多少強引なくらいでも世の中にある殆どは"男性"バイアスがあるという疑いを持ち、最終的には自分の頭で深く考えるのが良いのだと思う。

サインマガジンが女性0ってのがあまりにもらしくて期待を裏切らない

手厳しい。
とにかく女性評論家がより増えるよりほかない。
サインマガジンも来年はブレイディみかこさん等を入れたり
いきなり唐沢女氏復活とかしますかな

音楽ライターのジェンダーアンバランス問題に絡めて、タナソーのPodcastがオロノを除いて全く女性ゲストを呼んでいないことも取り沙汰されないかな?(ホストとして三原勇希がいるけど、それをおっさんらで囲んでる構図になりがちなのがしんどい)
まあ、その若い女性をおっさんが囲む構図やリード文のしんどさで一回も聴いていないんですけどね

★本当は楽しみたいという期待の表れだと思う。

サインマグが例として引っ張り出されるのすごい違和感がある。あれはタナソーの評価とジェネリックタナソーの評価を読むためだけの同人誌であって音楽誌じゃない。男女比以前の代物。

★同人誌なの?影響力があるなら、バランスをとるべきだし、男性の特定年齢層に頼っていると縮小しまうんじゃない?

ホモソーシャル的かどうか、男性のみで判断可能か?

少し話がズレますが、場に男性が多いということとその場が「ホモソーシャル的」であるかどうかも、二つの重なるケースが多いからこそ、分離させて考える必要があると考えます。その場にいる全てが同性だとしても、悪い意味で「ホモソ的」な、同質的な空気を他者に強要する場所になるとは限りません。

以上のような批評の切り口とは切り離して、男性客が多かったことと登壇者が男性だけだったことへの違和感は考えるべきではないかと思います。あと少しだけ自己弁護しておくと、僕はトークの中でヴィジュアル系のファンカルチャーについて触れているはずです…(言葉数はわずかでしたが)

★男性だけで自分たちがホモソーシャル的かどうか客観的に判断できるのだろうか。ヴィジュアル系のファンカルチャーは女性的なのか?女性と同じ視点で語れていたのか?それは女性でないと判断できないのでは?The Guardianのデータで調べたら差異も出たし、男性だけで選んだものが男性的だと感じている女性はいる。

(のか?)が省略されているタイトル。多分当のメディアには女性を締め出している意識はないのだろう。グラミー賞受賞者に女性がほとんどいなくて物議を醸したのは何年前だっけ。

ロッカールームトーク

おー。おれもhard-off界隈嫌いなのよね

HARDOFF BEATSは面白いけどたしかに大学サークルみたいなノリがきついよなあ

わかりすぎて100でうなずいたな
>HARD-OFF BEATSで、音楽が詳しくない女性を並べて観覧させたいみたいなこと言ってたり、女体盛りという言葉が出てきたり、本当はキツかったんだ。

HARD OFF BEATSの違和感に切り込んでいったのはすごい。たしかに2018年春の陣は、たまに女性蔑視の一面が出てくることがあった。

HARD-OFFシリーズのそれは理解する(tofuさん好きだけどいやだ)

ミソジニー的な場面なんだよねほんとに。(グラビアの子にレコード選ばせてみたらおもしろそうなど)私もこのシリーズのファンだから、もちろん言及あった場面も見た。
 その時何か心に引っかかるものがあったはずだった。違和感。でも、私はその違和感を上手く言語化することはできなかった。のか、しなかったのか。
「女は評論家になれない」を読んで自分のことを振り返った|ブルーシャーク|note

最後、息が出来ないとか、泣いてしまうかと思うのに、安心した。
これ読んで欲しいです。
"本当はキツかったんだ。"
以降とか、
怒涛で…。
刺さっていたトゲを抜かれる感じ…痛いけどホッとする。

女性蔑視的雑談は100%悪と思いつつ(完全に言い訳です)場の雰囲気に抗えないでヘラヘラ誤魔化す(自分が先輩になったら絶対
しないぞと思うと同時にいつかしてしまうのかという予兆的な罪悪感もあり)ことしか出来ず、おそらくは入社する企業(今大学4年なので)でも「ミソジニー的な話をすること=腹を割って話せる男」という風潮から逃れられなさそう(これも言い訳です)で、音楽ライターの男女比格差の問題をTLで見て、大学のコミュニティからしばらく距離を置いていて都合よく忘れかけていたことを思い出してなんとも言えない気持ちになってしまいました。。。
業種や企業文化にもよると思うけど、入社したら大学以上の「そういう風潮」が待っていると思うんですよね…売上や収益に繋がるからって理由で正当化される事が多いし。
でも夫の話を聞いていると、そういうのイヤだなって思いながらなんとなく周りの空気に流されている若い男性も多い印象。
私たちの世代だけではそういう風潮を変えられなかった事を謝罪しつつ、(私は組織を離れてしまったので…)若い人たちが、本当に本当に小さくて良いので、疑問の小石を投げ込んでくれれば、波紋が広がるように状況が変わっていくのではないかと思います。でもまあ、まずは自分の心身を大切に!

性別を分けることが差別?

タイトルがジェンダー差別だよなぁ。そういう内容じゃないのに。この記事にもコメントしました(削除されるかもしれないが)。

こういう記事読むたびにそろそろ性別で物事考えるの時代遅れなんじゃないかなぁと思う。男性とカウントされてる人でも心は女性だったりとか、生活の都合上男性が記事を書く事が今は多いとか色々あると思うなぁ…

★性別格差も解消できていないのに、より多様な性・国籍・年齢の差別が解消できる訳がない。性別だけの問題ではないんですよ。

アンコンシャス・バイアス

もちろんこれは他人事ではなくて、自分も媒体をやっている以上、強く意識しておく必要はあると思う。ホモソーシャル云々は抜きにしても、女性差別なんてかけらも思ってないながら気づいたらこうなっちゃってた、は往々にして起こり得てしまうので。

自分も無意識に"ガールズバンド"って使っちゃってあちゃーって後で思う事は結構ありますね…。
バンド含め音楽業界は男のものっていう観念が集約されてる。
「ガールズバンド」、あまりに普通に使われているから、そもそも違和感を持っている人の方が少ないですよね?、わかります、、
排除するのも必要以上に持ち上げるのも、結局は「異質なもの」として見ているからなのでしょうね。「普通」になるにはマジョリティ側の自覚が本当に必要だと思ってます。

この手の話は、音楽作品に潜む男性優位主義を示したマクレアリの視点や、音楽の目利きとして振る舞う行為と男性性の繋がりを論じたストローなどを参照したうえで考えたらいろいろ見えてくると思う。
内容にそぐわない扇情的タイトルや統計の不正確さは気になるけど、音楽業界の男性優位な側面を指摘する論説や研究(『The changing role of women executives in the recording industry』など)はいくつもあるから、突飛な意見ではないですね。

今の若い人は東郷かおる子さんや湯川れい子さんは知らないか。特にロキノン界隈はホモソーシャル感じ強いよな

ダイバーシティの数合わせに組み込まれた女性は、男性の好みの音楽をプレイし、男性ウケする発言をする。」って自転車業界にも心当たりがある。

 批評における男女の性差

性差は無いので男性過多でも問題なし

タイトル、随分誤解されそうですが、今話題になっている記事。オトトイも確かに男性編集者、男性ライターが多いけど、どんどん女性のライターさんに執筆して欲しいし、その門に性差は絶対にありませぬ。

女性のレビューだからどうとか、女性の年間ベストだから読まないとか、マジで思った事なさすぎて逆にしっくりこなかったなー。。

音楽のライターや批評家に女性が少ない現状を数字で示したブログ見たんだけど、もし発行元とか会社側が採用しないなら偏りがあるって言えるのかもしれない。でも性別を気にして読んだことないけど、音楽の好みに性差ってないだろうから、主観が入ったとしても感想にも評価にも差はないんじゃないかな。

女性音楽ライターが選ぶ(いいと思う)音楽、男性のものと差や違いがどんだけ出るのかてのは気になるところ。あんまり出なさそうな気もするんだけどなあ。

どんなに平等であろうとしても、どうしても文体や感性に性別性は関わってくると思う。
でなければ音楽性によって性別が偏ることはないと思うから。
まともな記事さえ書いてくれれば性別はなんでもいいです。

読みました。うーん、どうなんだろう。遡れば湯川れい子さんの時代から、女性が牽引してきた洋楽文化/音楽評論の歴史は絶対にあるし、ライターになれた女性が男性が好むものしか書かないというのは違う(この書き手が好きな音楽/文章に今そういう女性ライターがいないという事実はよーくわかるが)。
あ、いま気づいたけど、さっきのツイートを男性がRTなりいいねすれば、私が「男性が喜ぶことを書いている」になってしまうのか。悩ましいな。んなこと言いたいわけじゃなくて。ツイッターもそうだけど、文章って腕力も体力も関係ない、かなり性差のない表現だと思うんですよ。

女性発言の軽視

「女は音楽ライター・評論家になれない」が話題だけど、70年代の日本にポーリーン・ケイル的立ち位置の女性の映画評論家がいたらどうだっただろうとはよく考えますね。私が物心ついた70年代は男性の批評ばかりを当たり前だと受け止めていた。いかに女からの見方は二の次にされていたか。

いまは知らんけど、読んでた音楽誌はそんな雰囲気だだったな。明らかに女性編集者の意見が軽んじられてた。

「中身スカスカでも、英語や難しい言葉で評価されるのに弱い」
本当にその通りだよ。
女の言葉の価値は低く見積もられる。
女医さんでさえそうなんだよ。
そして悲しい事に、その感覚は同じ女性にもある。

女性の強み

女性は共感コミュニケーションを好むから批評を好かないという意見に対しては、いや批評界隈が男性をターゲットにした共感コミュニケーションしてるからでしょとしか思わないので、女性は女性でエモとの癒着幻想に捉われないのが良いと思いました

音楽批評界隈のあれこれを数日見てたけど、制作者のインタビューは女性も楽しんで読めるのはエモーションとかファン心理だけではなくて、さすがに制作者たちはこういう内輪ノリから脱しているからであって、より客観的であるはずの批評家の方がこういう振る舞いしてるんだな、と私も今日知りましたね…

燃え殻さんが小沢健二の1stを「判らなかった、ロキノンはどう言うかなと思った」と
男の方が音楽が判る、は幻想
(音楽大好き人間と群れていたから、自らの耳で判断しない人が不思議だった
(買ってきた未知のCDを掛けて、イントロドンみたいに「これいい!」って友達としないんだな

女は音楽ライターになれないって話は書きたいことたくさんあるけど、テック業界は長らく女性というか後継者不足。緻密で男性が得意とする記事は私は苦手だけど、私なりのやり方で原稿書いてる。バカにされることもあるけど、大先輩たちがすごく可愛がってくれるのでやっていけています。
「こいつ何もわかってねーな」「はいはい、エモ攻めですか」と言われることは日常茶飯事です。が、まじで業界の先輩たちとか取材相手の方々は「唯ちゃんは唯ちゃんでいいんだよ」って感じで背中押してくれるし、取材で大事なこととか教えてくれるのである…
AppleWWDCに行った時「女が少ない」って記事を書いたぐらいには思うところがあり…。結局、得手不得手。男性は緻密な記事が得意だし女性は感情に訴えるものが得意(例外はある)。いいじゃんそれで。女性の書き手が少ないってことは、斬新さがあるっとこだもん。強いよ。

女性で音楽にコアになりすぎると恐らく男より孤独を感じると思う
だからこそそれでもガンガン音楽掘ってる女性のプレイリストを刮目している
女性は批評家になれないなんてつまらない大衆の呪いだ
おれはサンクラで緒方あこさんのLIKEばっか見ててそこでFutureFunkを教わったし

女性が女性に向けて書くマニアックな記事が、日本では求められてないということだろうか。

男女性差はある

TL見ていて、好きな音楽のジャンルが大体一緒のフォロワーさん達でも、
男女別に見るとトレンドや、その曲を好きになるツボみたいなのが部分的に違うなと思ってた矢先に、この記事が話題に

SpotifyApple MusicがAIで作ってくれる自分好みのプレイリストばかり聞いていたので全然ピンと来なかったが由々しき問題だな FM局でバイトしてたけど女性DJの音楽感想原稿書いてるのは全部男性Dだったな

これは本当にそうだよね。本を出すような批評家やライターの、やたらと上からな批評を読んでもいまいちしっくりこないのは、多少性差も関係してるのかもしれないなぁと思った。

性別云々は知らんけど、確かに偏った制作の流れがあるのは分かる。メジャーどこは同じような質感の音ばかり。「男性目線のみで選ばれ記録されたJPOP史が、歴史として残る」

なんか日本にデスチャや2NE1が出てこない理由が分かった気がする

男女の能力差?

得意不得意(適性)

女性の音楽ライター、評論家が云々というやつ、作るのも審査するのも…てのはわからんでもないけど得意不得意の話でもあるんじゃないかという説を支持したい、 女性が少ないと言うだけで目くじらを立てるのはなんか違う そういう話がしたいのではないのではないだろうが。本旨はわかったつもりではいる
でも男女格差がうんたらと言って取り敢えず女性が少なければ目くじら立てとけみたいな軽率な考えが全くないとも言いきれなさそうな場合もまあまあある気がしている(個人的な体感として)のでそこはね なんかね(件の記事がそうだとは言ってない)

すごい分かる
得意不得意というのが1番な気がする
あと単純にあんまり評論とかそういうことに興味を示す女性が少ないとかね。
なんでも50:50を目指せば平等という訳ではないと思うの。
他ジャンルで言えば漫画とか小説とか完全に第一線に女性いるし。
なんにせよ数だけで判断するのは違うなと思います、今回の件は男女半々でも然るべきなのかもしれないですが(なぜ女性評論家が少ないのかよく分かってないので)、色々簡略化した結果、割合だけを求めてる人も一定数いる感じは若干あるような気が。得意不得意も、職業ごとというかジャンルによるかなと。

音楽の話って、その実は機械の話でもあるから、工業高校になぜ女が少ないかという話からしないといけない。

吹奏楽部の男女比はどうなのでしょう?女性歌手の比率は?機械で作るものだけが音楽ではありません。

根本的に、なぜ女性・男性で割合が等しく(または両性の等しい発言力を意図的に求める形式で)なくてはいけないのか?
この質問に対しては、「正しい答え」はありません。
しかし、重要な一つの答えは、日本でほとんど話題に上がらない「ロールモデルの存在による後世の育成」である。
個人的に危惧しているのは、音楽メディアにおける女性の少なさに加え、DJやトラックメイカー、プロデューサー、エンジニアなどの女性の少なさ。
アメリカでも長年問題視されていて、Recording Academy(グラミー賞主催団体)がそのムーブメントを支援しているほどです。
「私たちの生活の中の音楽やメディアを作っている人の5%以下が女性です。」
WAM | Women's Audio Mission
僕の師匠、Meklit Haderoさんがこのムーブメントの大きな支援者なので、普通よりもかなり大きな当事者意識を持ってこの問題は見ています。
ロールモデルの話に戻そう。
「女子は数学に弱い」「女性は理系に向かない」
これらは、DNAの差異に依存せず、
「大人たちが子供に押し付けるジェンダーロールによって子供たちが自ら得意・不得意を意識することで生まれる差異」だと生物学・遺伝学上証明されています。
理系社会に女性がほぼ見られないような状況だと、女の子が「自分も理系を目指そう」ということには非常になりにくいのです。
音楽の話に戻すと、こちらも同様です。音楽業界で活躍している方々を見ても、ごく少数を除き、ほとんどが男性。
トラックメイカーやDJの「界隈」は特にそれが顕著です。
「男性優位の業界から生まれた音楽の集約がJ-POP」と言ったら反感を買うかもしれませんが、過言ではないと思います。
ジェンダー意識のない、ホモソーシャルな男性によって「作られ」「評価」され続けた、「日本発の音楽」
「時代遅れ」と揶揄されるのは、社会問題に根付いた理由かもしれません。
改めて、このタイトルは過激ながらも秀逸だと思いました。
「女は音楽ライター・評論家にはなれない」
何人もの女性がこの言葉を脳内で再生して夢を諦めたのだろうか?社会の中で生きるマイノリティたちが感じる無言の抑圧を辛辣に言語化している。
・この統計は正しいのか?
・身の回りは女性ライター多い気がするけど?
・そもそもライターを目指したい女性が少ないのでは?
・なんで男女の割合が等しくなきゃいけないの?
・活躍してる女性も多いのに無視するんですか?
↑こういう質問の存在を認識することからジェンダーの議論は始まります

女性は批評家になりたがらない?

じゃあ私がやったるわ!になれない、現状の私はお気持ち表明以上の文章が書けないから、記事に同意しつつもいま活動している女性批評家達への畏敬を持ち理想のひとつに置く以上に即時の反応ができなくてもどかしいばかりだ、買ってきたチーズ切って落ち着こう

その職業になりたい人がどれだけいるのかも重要と思うが。

そもそも、ライター・評論家志望する人の数に差があるような

女は音楽ライター・評論家にはなれないって文章を読んだけど、そもそも音楽ライター・評論家になりたい女性ってどのくらいいるんですかね?
※記事の内容について否定するものではありません。

女は音楽ライター・評論家にはなれない なんか色々思うことあるけどなりたい人の数も少ないだろうしな? 保育士さんみたいな感じなんかなあ

そもそも論として、音楽を感想じゃなしに論じて体系化したい欲求のある女性が男性に対してどれだけいるのかは謎ではある。
感想と評論は全く違うからね。

黎明期から有名女性ライター自体は普通にいるし女性がライターになれないわけでなく、単純に目指す人が少なかった業界ってだけな気もするけど。。そこ検討してくれないと何も言えんよなあとは。

面白い!
女性と男性
音楽ライターと評論家になりたい人はそれぞれどれくらいいるんだろう?
トントンだった
なお面白い

もちろんそういうのが得意な女性の批評家もいるんだけど、音楽の批評をしようという女性の母数が元々少ない上に「DJ、アジア人のおばさんに褒められても嬉しくない問題」があって表層に出てきづらいのだろうな

異論はないけど、まずは女性に「ライターになりたい」と思わせる事、それを可能な社会にすること。どちらの軸も進めてかないとね。政治家も同じ。

元ロキノンの上野さんが書いた記事を思い出した。ライフスタイルの変化が多い女性には精神的にも体力的にも体制的にもかなりつらいイメージがある 

需要と供給

女性は批評を好まない?

感覚的には、音楽好きや蘊蓄好きは女性より男性が多い印象があるなあ。実際のところどうなんでしょうね。

商機じゃね? タピオカ屋にもおじさんが並んでることあるよ。

読者の男女比も見たい

そもそもディスクユニオンやらココナッツレコードやらのマイナーなそれこそプロが来るようなレコード屋の客に女性が圧倒的に少ないからな。音楽評論家というよりコアな音楽リスナーに女性が少ないって事では

★マイナージャンルのレコードを買いに来る客はコアな音楽リスナーなのだろうか?男性がよく使う「本物の○○は」。レコード数とか、レア盤持ってるとか、目に見えるもの、定量的に測定できるものでマウントしがち。

テレビ誌とか$誌は明らかに女性ライターさんが多いし。需要のある媒体が男女で異なってるというか、役割ができあがってるのかなって。

女性音楽批評家、女性音楽ライターがいない!で盛り上がっているけど、女性アイドル批評家、ライターに目を向けると男女比は大きく変わると思うので、つまりそういうことなんだと思います。

韓流ライターはほぼ女性なのでは?偏見かもしれないけど…

ブコメでは、市場に女性客が少ない、食えないからなり手がいない、という意見が出ている。
女性読者の方が多い音楽誌って、そもそもあるんだろうか。

あまり意識したことないけど、批評対象の音楽がそもそも男性向けで溢れてるってことなのかな

既存の批評が男性的だから女性は価値を感じない

RTs、「それはそれ、これはこれ」でどちらも需要あるんじゃないの? って私なんかは思うんだけれど。それは女性ファンが批評を求める可能性もだし、男性ファンが関係性とファン心理の分析を求める可能性もだし。「そんなん求めてないでしょ」って言葉で不可視にされてるんじゃね? と

あるいは、そういうジェンダーに基づく社会集団を前提にした特定の様式の語りをずーっと見続けることで、それ以外の語りの様式、分析の様式を知らないままになっちゃう/受容が困難になるとか、そういうアレでは?

女性は批評好まない説はニワトリたまごなところもあるんじゃないですかね、「女子供が好きなもの」(まさにジャニーズとか)ってそもそもあまり批評の舞台にあげられるチャンス少ない気がしている、触れないとそりゃ親しめないよね
そもそも批評読むこと自体がポピュラーな趣向ではないし…ユリイカ男性アイドル特集買ってるジャニオタと音楽批評にちゃんと目通してる邦楽ロックのファンと、率で言うとどっちもどっちで少ないのでは 男性アイドル専門の楽曲批評誌とかあったら普通におもしろそう
ジャニーズ各ユニットの楽曲クレジットを血眼で見まくってる系ジャニオタ女性が批評のお作法学んで批評の土俵で書いたものとか読みたいよな

普段そんなに音楽メディアに触れてないけど、一層読む気の失せる話。

タイトル釣りがちょっと強いけど、こうなると男女比が異様に偏っている文化系業界からお出しされるものを盲信するわけにはいきませんな?

2019年間ベストアルバムをチェックするけど音楽評論家って女性が少ないのかな?政治もそうだけど男性だけの意見って信用していない。

女性の批評家が少ない問題とバンギャルが批評の言葉を長年持ってこなかった話は似ている気がしているけど批評やディグにあまり価値を見いだせなかったからですかね、多くの女性が。

「音楽ライターや評論家の主観はどうしても反映されてしまう。音楽業界圧倒的多数の男性の主観が。」
ダイバーシティの数合わせに組み込まれた女性は、男性の好みの音楽をプレイし、男性ウケする発言をする。男性目線のみで選ばれ記録されたJPOP史が、歴史として残る。」
一文一文にハッとさせられた。
インターネットやSNSのなかったころと比べれば、音楽に詳しい女性の批評家やライターの解説や女性が「いい!」と思ったものに触れやすくはなったけど、大きなネットメディアで書く人が男性ばかりなら、 ヒットする音楽も音楽史も男性視点の男性ウケするもののままだな

クイーンとか女性が見出したような話が出ていたがあれは?

言われてみればその通りだ…。女性が、自分と似たような女性に向けて「これ最高!」って音楽をどんどん見つけ出してくれる世の中になってくれたら、素晴らしいだろうなぁ

そもそも批評とは

音楽を楽しむのに批評が必要なのか?

クラッシック以外の音楽に評論いらない

このネットの時代に評論家なんて権威でもなんでもないのに、古臭い体制の中に入りたいかね?書評YouTuberもいる時代だよ?

音楽雑誌なしには音を見つけられなかった時代ならその不満も納得だが今はストリーミングのレコメンドがあるのだから評論家の存在を完全無視して音を見つけられるようになってる。評論家はどうせ失業する

そもそも、音楽というわざわざ境界を作る必要はないが個人で好みのジャンルは千差万別のような世界にライター・評論家なんて必要なのか?っという根本的なものが...

音楽ライターという仕事はそんなに沢山いるわけではないよ。人数が増えてない業界は必然的に新規参入が少なくなる。これだけ気軽に安価で音楽が聞けるのに評論家が必要とは?

音楽に限らず自分の主観だけでモノを選ぶのって悔しいけど全くできてないな

権威をどこにもっていくかって話?評論家などは道具、手段。要は自分の耳次第。くだらねぇ

今は音楽ライターがいらない時代になりつつあるのに今さら女が少ないと言っても遅いと思う。

女は音楽ライター・評論家にはなれないのブログ見て思うけどみんなそんな評論家の意見に左右されて音楽聴いてるの?

凄いまとめてるわ
この視点なかった、確かにほぼ女性いないね
批評家という職業…これからどうなるのかな?
このところ良いものはいいと言えるようになった(音量は小さくても)
人がいいと言ったものも直ぐ聴けるようになった ここが大切

音楽に限らず、本も映画も芸術もお笑いもあらゆる文化について、性差や声の大小など関係なく「シンプルの自分の好み」だけで選択し、好きだといえる世の中になってほしいし、すでにそうであると思っていたいな

権威は誰が作るのか、という証左の一つ。

ロックやアイドル音楽もそうだけど、売れたけどその時代の一定の世代にのみ受けてその後いなくなっちゃったみたいバンドやアイドルとその作品て評論に上がらない気はする、評論家サボりすぎちゃうか?
これ、この前の「女は音楽ライターになれない」問題にもつながると思うが

批評は信用していない

女は音楽ライターになれないという記事、女おるやんという思いと、そもそもライターや評論家の書く文章やすすめるものを読み選ぶことがない(評論家やライターって会社に金貰ってPR文書いてるブロガーでしょ?くらいの印象)なのがある(音楽やコスメや物とかこと娯楽に関して
作家や研究者だから評論文を書く→わかる、だから文学はわかる
音楽→評論文ならわかるけど音楽の評論文ってのがパッと読まないので思い浮かばない音楽史とか個人史ならわかる

音楽ブログやってる自分が言うのはアレだけど、音楽ライターや評論家の言うことはあまり信用していない(笑)
あとライター不足の会社も多いらしく、ブログやってたら寄稿依頼も来るから、やりたい人はメディアや企業に営業かければ意外と簡単になれる気もする
男も女もやりたければ行動したら良いと思う
有名メディアや雑誌に寄稿している音楽ライターが一般人のブログやツイートをパクって編集した文章でもお金貰えたりするんだよ。
文章に自信がなくても音楽ライターになりたいなら目指せばきっと簡単になれるよ!(消えるツイート)

プロのガイドは必要

現在のサブスクのレコメンド機能とかではどうにもならん未踏の大地があって、そこの景色を見るには、やっぱり既に上陸している人のガイドが有効なんだよ。まぁそれが本来は雑誌とかなのかもしれないけども…。でももっと開かれた形でやりたいし、出来ればすべての人のすべての言葉を伝えたいよな…。
前に、音楽誌のベストを選んでるのは男性ライターばっかりだ!みたいなのが話題になってたけど、AIEAってそこは、本当に女性の方もすごく参加してくださってて、個人的には誇りというか、いろんな属性でいろんな角度からいろんな愛情が届いてきてて、本当に有難かった。本当にありがとうございました。

未だにCDなんか売ってる旧世代の業界だからそりゃ女性も活躍できんわな。ただ、ライターは今はSNSで大衆に直接発信できるから今後は女性ライターも増えるだろうけどね。

周辺情報は必要か?邪魔か?

個人的には、音楽そのものじゃなくて、その周辺環境、周辺事情ひとつひとつに、いちいち教育的にどうだとか、音楽史的にどうだとか煩く言うのは分からない。そんなことより音そのものに耳を傾けて、深めようよ、楽しもうよ、と思うなぁ。

初めまして、音楽ファンです。
仰ることに同感だと思うんですが、それは私流に簡単に言い換えると、ゴチャゴチャ言わずに「凄い、素敵、カッコイイ、深い、たまんない、鳥肌、最高、快感…」というような思いを体験する事が音楽の喜び、という事でよろしいですか?

はじめまして!はい、仰るようなことがやはり中心に来て欲しいと思っています。周辺知識はもちろん大事ですが、それは鑑賞経験やそのたびに感じた驚き、さらなる好奇心を元にして広げられるべきで、音よりもそれが前に来たり、ましてやその面こそが大事だぞ、と人に押し付ける向きは嫌だなぁと思います

つい昨日別の何かで、故、岩城宏之氏が「音楽を分かるとか分からないとか言わないでください。ただ好きか嫌いか、それを言ってください」みたいなことを生前言ってたと読み、「そうだよな」と思った所でした。

おっしゃることは勿論、一理あると思うんですけれど、でも「音楽」を「音楽」として理解するのって実は凄く高度な技術だと思うんですよ(ちなみに私がそれに気付かされたのは征爾&春樹の対談本でした)。だから周辺情報を通すことで何故そう書かれたのかが納得出来るのであれば有りだと思うんですよ。

既存の男性の音楽批評が正しいのか?

批評選考の場に女性がいない問題。当然半数はいてしかるべき女性がいないということも問題だが、もっと重要なのは、従来、男性でないと語れないと思わされてきたような「高度な言説」を前に「おめーら何言ってんだか全然わかんねーや」と平気で言い出し、高度文脈に沿わない見解を促す存在の必要性だ。

その前に「高度な言説」をジャグリングのように操る女性評論家が必要だ。できる人は多い筈だが、出て来られない。わかんねーやはその後でいいし、特に女の仕事でもない。

以前、図書館で働いていた時に、海外のセレブのファッションやゴシップを扱っている雑誌の音楽ページが欧米のポップスに関して、それなりに充実していたことに驚いたことがある。たしかに欧米セレブの一挙手一投足に関心がある読者の関心にフォーカスして作ればそうなるよなって内容だった。
下手にカルチャー誌がぼんやりした、しかもなんか間違ってるジャズ特集をやっちゃうくらいなら、カルチャー誌ではないがアメリカにフォーカスした媒体の方が面白いことをやれるだろうし、読者もきちんと読むだろうしなと。これ、メディアあるあるよね。
なんとなく新しいっぽいものをよくわかって無さそうだけどなんとなく書いてあるみたいなものを見てがっかりすることはあるが、一方で専門じゃない人がその媒体の特性に合わせてそれなりにリサーチしてきちんとやろうとしてるものを見るととても感動するよね。

 

クラシックと大衆音楽

この記事の何が雑って、ここで言及している「音楽」の中にクラシックが全然入ってないっていうところ。
ある種の人たちにとって「音楽」とは「大衆音楽」のことなんだな。別の人たちにとってそれが第一義的に「芸術音楽」のことであるように(大衆音楽と芸術音楽という区別を内面化しているという問題も重なってくる)。
「クラシック」って「音楽」じゃないんかい!と突っ込見たいと同時に、むしろクラシック界隈では「クラシック以外は音楽じゃない」と思っている人がたくさんいそうだというこの乖離よ…(苦笑)

評論家・ライター情報

女性はフリーの編集者や通訳が多い

女の人はライターとかで独立はしないで組織として編集とかで働いてる人が多いと思う。もしくはフリーの編集者か。あといい通訳さんも女性が多いよね

女性の場合は翻訳・通訳や特派員の仕事をしてる人が多いイメージ。

女性評論家・ライターの評価

アラニス・モリセットの『You Oughta Know』がヒットした四半世紀前、「怖ーいw」「学年に1人はいるよねこういう女」「どうでもいい」的な男性評論家のコメントを読んだ記憶がある。これは何の評論?と訝しく思った。

女は音楽ライター・評論家になれない、という記事を見ました。私は渋谷陽一より水上はるこのライナー方がアルバムの情景が浮かんだし、タナソーより児島由紀子のリポートの方がリアルを感じた。昔の話だけど。読みたいのは、少なくとも男性ライターの妄想ではないな。キッズには大事かもしれないが。

萩原麻理さんはビリー・アイリッシュの評も面白かったし映画のレビューもいつも面白いし木津さんとの対談も凄く勉強になった。いつかpoplifeでお話を聴きたいです。

音楽ライターは女性が結構いると思っているのは、PATIPATIライターの印象があるからなのかな。そもそも「PATIPATIライター」自体が日本の音楽評論の世界で差別されてそうだ…(白目)
客が男ばかりのミュージシャンと女ばかりのミュージシャンがいるけれど、後者を低くみる音楽業界がクソだしね。
ミュージシャン本人が少ない性別の客が増えたらいいな、と思うのは自然な感情だからいいんだけどね。「野郎ばっかだなぁ…女性も来ないかな」という布袋さんと「女子高みたいだなぁ。男が来にくいよね」というフミヤくんが互いを羨ましがる、みたいなw

女性音楽ライターの話になると雑誌『PATiPATi』周辺を思い出しちゃうな。藤沢映子さん、宇都宮美穂さん、佐野郷子さん、森田恭子さん、伊藤亜希さん……。適度にぶっきらぼうで適度にミーハーで適度に批評的にもなる混じりっ気ある文体は賛否はあれど新鮮だったなあと今でも思う

90年代のソニーマガジン系(パチパチ、パチロク)は女性ライター多かったのにね。能地裕子さん、今井智子さん好きだった。/今月のロキノンジャパンのディスクレビュー見たら男性5名、女性7名だった。雑誌で差がある?

ブロス買ってた頃は井上由紀子さん(フリッパーズ初期メン)のレビュー参考にしてた。

BURRN!は大野さんや幅さんなど、常に女性ライターがいるから洋楽ロック・メタルはええよ!って書こうとしたら人気ブコメに既にあるんだなあああああ!

伊藤亜希とか夫婦で音楽ライターしてて旦那さん亡くなったベテランの人(失念)とか岡村ちゃん担当しててその後川本真琴担当してた人(失念)とか色々いるじゃんと思ったけど伊藤亜希しか思い出せなくて自分でウケる

数字を見るとほんとうに偏りが著しいのね……。批評シーンがもっと女性にも開かれたものになって「ネオアコと言えば荒木陽路美さん」くらいの感覚の名物ライターが増えたらいいな。

いなくはないよね。東郷さんは偉大だし、大野さんの記事も随分読んだし、さこたさんには絶大な影響を受けた。でも確かに少ない。俺らも女性ライターを避けてきたわけではなくて、単純にあんまりいなかった。

20年くらい(!)前新人っぽかった粉川しのさんの文章好きだったし児島由紀子のロンドンネタとかおだじまんとか楽しみにしてた女性ライター色々いたよ

宇都宮美穂さんが書いた「奥田民生ショウ」持ってる。

"音楽ライターや評論家の主観はどうしても反映されてしまう。"そうかなぁ?音楽ライターや評論家の名前挙げられる人の方が少なそうだけど…/NHK FMミュージックスクエア中村貴子さんとかは好きだったなぁ

クイーンを日本に紹介したのは女性ライターだし特に日本の女性カルチャーに受容されて人気が出たしどちらかといえば女性が強い分野な気がするが、今は違うのか?

むかーしremixで書いてた女性のレコード撰や評はとても信頼していた。名前覚えてないな~。

杉江由紀さんとか今でも音楽ライターしているんだろうか。ビジュアル系全盛期バンギャみたいなライターが多かった中少し硬派でそして華もある文章が大好きだった。

多分だけど、井上貴子さんというライターがいたからイエローモンキーを知ったと思う。ありがたい。

ふと思い出した。ウッツー宇都宮女史は元気なんだろうか。

"Remix" 誌で @bobpetesarah の1st "Foxbase Alpha" を褒めちぎっていた女性ライター好きだったな。なんて名前だったっけ?うっすら「笠」の字が使われた名前だったと記憶する。

女性批評家・ライター名

MUSICAは編集長の有泉さんが女性だよ。

通読すべき寄稿。バックナンバーも要閲覧。こういう人と話したいです。(※挙がってなかった?ので岡村詩野さん、浅沼優子さん、木村真理さんの名を足します。後者2人は海外で活躍されています)

今読みましたけど、さすがにちょっと悲観的すぎる分析だと思いました。2名しか女性音楽ライターの名前を挙げられないとしたら、これを書いている方本人のリサーチ不足な気がしましたが、実際に割合で見たら少ないし、媒体の編集に意識して頂きたいところです!

媒体に偏りがあるような・・・ROCKIN'ON JAPAN、音楽と人は女性ライターが少なからずいらっしゃるし中込智子さんは長くライターとして活動されている。洋楽やクラシック・ジャズは知らないが。

確かに小説や映画の評論家と比べて少ないですよね……。湯川れい子星加ルミ子がスターだった五十年前よりも後退している?ジャズだと山中千尋さんがいます。

数は少ないかもだけど女性の音楽ライターは結構居るぞ。東郷かおる子氏、水上はる子氏、粉川しの氏等。粉川氏に至ってはロッキングオンの編集長やってたしな。

湯川れい子先生や、東郷かおる子先生に反論してほしいところ

とりあえず、湯川れい子さん、たけうちみほさん、遠藤妙子さん、岡村詩野さんに謝ろうか。

湯川れい子しかりrockin'onで編集長もやった粉川しの岡村詩野、坂本麻里子などは洋物ライナーノーツで見る。なれないは嘘だよね。

観測範囲の偏りで説明付くやつだこれ / 真っ先に思いついたのが能地祐子さんと湯川れい子さん、あと忘れちゃいけないのが島田奈央子さん(元アイドルの島田奈美

星加ルミ子さん、水上はる子さん、東郷かおる子さん、湯川れいこさん、岡村詩盧さん、今井智子さん、深沢美樹さん、川口真紀さん、河地依子さん、ブレイディみかこさん、有泉さんなどなどなどなどなど、各世代に数人以上はすごい方々いると思ってたんだけど、全無視なん?なめた野郎だなと
岡村さんすいません、詩野さんです。誤字ってしまった…………ぼくの師匠筋にあたるし、なんたるかを教えてくださったかたです。僕自身が女性の評論家に師事したこともあるので、はっきり言って無視できないよ
あと、ここにビシュアル系やアイドルの筋で書いてる人を含めたら、想像以上に女性の音楽ライターと音楽評論家は増えるよ?

この人が知らないだけじゃねーの?
女性の音楽ライター、すぐに何人も挙げられるけど。

★ブログタイトルしか読まない人も多くて困りましたね。

昔は女性が多かった?今は?

ヴィジュアル系雑誌(SHOXX、Vicious、Fool’s Mate)のライターはほとんど女性でしたけどね。

ちなみに…Web Rock Magazine BEEAST 2009~2019通算でライター43名中、女性は20名。

老舗ミュージック・マガジンの今年のベストアルバム選出に参加してるのは女4男30でした

BURRN!ロキノンが相対的に女性ライター多いというのは意外だった

BURRN!にも居たよ

男性ファンの方が多いとされる音楽ジャンルHR/HMの専門誌「BURRN!」はスーパーバイザーを除くと昨秋まで4/8で、現在3/7。意外と言っては失礼だが、バランスが取れている。

その昔Music Lifeの編集部は全員女だときいて、音楽にのめりこんで職業にまでしちゃうのは圧倒的に女性が多いのかと思っていた。既出だけどBURRN!にも女性編集者結構いたし。

ロキノンロキノン派生系(musica、スヌーザー)ではそこそこ女性の名前も見た気がするような、ないような…

ロキノンジャパンには女性のライターさんが結構いたようなイメージ(※20年前くらいの記憶)

ロキンオンは女性もいたし、ミュージックライフだったか、現役時代の(来日中だったかな?)ガンズのアクセルにインタビューしたのは女性だったと記憶にあるが、全体としてはまだまだなんだろうね。

ロッキングオンはむしろ男女比あんまり違わないイメージあるけど 「 社員の男女比は? 男性4.5:女性5.5です。(2019年3月時点)」だって

ロキンオンは女性もいたし、ミュージックライフだったか、現役時代にガンズのアクセルにインタビューしたのは女性だったと覚えてるが、全体としてはまだまだなんだろうね。

rock'nとmusicaとrolling stoneも調べたくなった。

ううむ、これは読まれるべき文章。ぱっと浮かぶのは湯川れい子。洋楽ロックだったら岡村詩野さん。あと昔のロキノンジャパンなんかはけっこう女性ライターいた記憶。といってももはや小田島久恵しか思い出せない…。

媒体に偏りがあるような・・・ROCKIN'ON JAPAN、音楽と人は女性ライターが少なからずいらっしゃるし中込智子さんは長くライターとして活動されている。洋楽やクラシック・ジャズは知らないが。

フォローじゃないけど、後期スヌーザーはなんか女性編集者がほぼ大半で、タナソーが「女子のキモい全否定の嵐に負けないマゾ求む!」とか言ってた時期があったな。

少し前のエレキングはゲイカルチャーの方が先行してたイメージはあるな/ジャンルによってかなり変わってくると思うので視点次第かなぁ

何故現在女性ライター・評論家が少ないのか?という考察なら分かる。70年代音楽評論界隈では女性は非常に目立っていた。90年代前半でもそれなりにいたと思う。このタイトル、中身の論調はどうかしてる。

こんなに1から10まで納得できない記事は初めてだな
自分はライターが専職ではないけど普通にバウンスやジャングルライフとかに依頼頂いてたし、そのジャンルの層からも一定数支持はして頂いていたよ

Webライターで名前を見るのはだいたい女性では? と思ったが実際にかなり残酷な数字。LUNASEAはカメラもだけど、なるべく採用してくれてたりするんだろうか。それとも単に熱量の問題だろうか

確かに想像以上に少ないなとは思ったけど、ここで挙げられてるメディアが所謂「洋楽」系メディアなので、そこをとっぱらうとどれだけ比率が変わるのかは気になるな。

女性ライターも結構いるけど、確かに多くはないという印象。逆にV系界隈じゃ男性ライターの方が少ない気が。

調査された雑誌が取り上げる音楽界隈は女性蔑視ぎみってこと?80年代のPATi PATiに女性ライターが大量にいて現在もCRT主催者の能地祐子さんあたり調査希望

世界の魁東郷かおる子師匠の後継枠をなぜ広げられなかったのか

女性の音楽ライターって
別に少なくないと思うんだけど
それは私の周りだけなのか…?

手元にある1年以上前の雑誌だけど検証した。

MUSICAvol.131 2019年1月号
1/9=0.111... 11.1%
有泉智子
鹿野淳、黒田隆太郎、宇野維正、小野島大、金子厚武、佐久間トーボ、三宅正一、レジー
萩原健太、原雅章、ピーター・バラカン、原田尊志、松尾士郎、松永良平松山晋也、宮子和眞、村尾泰郎、安田健一、山口智男、湯浅学、油納将志、渡辺亨、渡辺裕也
CROSSBEAT YEARBOOK 2017-2018
女性比率:8/30=0.266... 26.6%
赤尾美香、今井スミ、奥浜レイラ、小谷育代、新谷洋子、中島友理、美馬亜貴子、山下紫陽
青山晃大、天井潤之介、荒野政寿、上野功平、内本順一、小熊俊哉、金子厚武、国井央志、黒田隆憲、佐藤英輔、沢田太陽、杉山仁、
長谷川町蔵、広瀬融、保坂隆純、村尾泰郎、村上ひさし、山口智男、山本大地、吉田豪、吉本栄、渡辺裕也
Rockin'on JAPAN 2017年10月号
巻末のレビュー執筆者
女性比率:8/18=0.444... 44%
杉浦美恵、上野三樹、峯岸利恵、今井智子、吉羽さおり、高橋美穂、峰典子、泰理絵、
高橋智樹、小池宏和、遠藤利明小野島大、兵庫慎司、荒金良介、田中大、三宅正一、小田部仁、秋魔竜太郎
名前から性別を予測しているので間違いがあれば指摘していただければ。

各雑誌の年間ベスト執筆者における女性比率(JAPANは巻末レビューの執筆者より)

MUSICA 2019年1月号 11%
MUSIC MAGAZINE 2019年1月号 7.6%
CROSSBEAT YEARBOOK 2017-2018 26.6%
Rockin'on JAPAN 2017年10月号 44%

ちなみに件の記事はこれなんですけど、これ本格的にデータ掘り起こすとしたら、それこそ著名人のツイートとかブロガーさんレベルまで掘り起こすとどうなるんやろうか

 ボカロ界隈

ボカロ関連の記事書いてるのもひょっとして

長年自由なボカロ同人界隈にいると、こうした人と自分は全く違う風景を見ていることに気付く。こちらの世界では、老若男女は「全く」関係ないからね。

音楽以外

音楽ライターに女性が少ない、という話があるけど、エロライターの女性率は結構高い。女性向けセックス関連まで広げると(エロと一緒にすると怒られるかもしれないけど)、おそらく女性の方が多いくらいだと思う。
それはつまり仕事してやりたい女性ライターは多い、ということでもあるんですよね。

バレエに関しては女性評論家の方が多い印象。観る側も女性が多いですしね。クラシックは確かに少なくはないと思います。ロック系ロッキングオン系は女性も結構いた印象。

今はあまりロックやポップスの媒体に接していないのでわからないのですが、バレエに関しては女性批評家は7割くらい?というのが実感です。年齢層は高いですね。私くらいでも若い方で。

体感だけど、演劇ライターは2:8くらいで女性の方が多い気がする。
が、これが批評家や評論家になるとその男女比率がひっくり返る。
「演劇ライター」の男女比=2:8は、商業的に成功している公演の客席の男女比と同じ印象。

アニメ評論の場合、現在有名なアニメライターはほぼ男性だが、アニメライターのさきがけとしておかだえみこさんがいるし、女性が意図して敬遠されている感じはしない。

文学とかだと女性の批評家、書評家が多い気がする

「女は音楽ライター・評論家にはなれない」という記事。これは音楽業界だけじゃなく、出版業界も同じで。私は特にミステリーが好きだからそこに言及するけど、年間ベストミステリー等の選者や評論家、そして選ばれていた作者は9割方男性だった
雑誌媒体によって投票形態が違ったりするけど、評論家や作家たちによる投票の場合、それは圧倒的に男性票なんだよね

ご丁寧に雑誌ごとの比率を上げてるけど、それは様々な要因の結果であってこの文章の本質ではなく、茶道や絵画、句会などと同じく文化系の人的ネットワークや互助の仕組みの問題では。

数日前に少し話題になっていた、女は音楽ライターになれない的な記事読みました。そんなことないと思うなという気持ちと、悲観的になる必要ないよなぁっていうのと、筆者様の怒りのようなものを感じた。私は数年レコ屋で働いていましたが、性差による云々は、あまり感じなかったので。(もちろん今も
私は女で、今はディストロ運営をしていて日本で音楽業界に携わっているわけだけど(全く有名ではありませんが) ライターとして出会った女性の方たちは活躍してる人多いです。素晴らしいレコ屋の女店主も居るし。
記事を読んだ方も、筆者様もあまりマイナスに考えなくても…!と思います。あと機会があればうちのディストロ見ていって欲しい。バンドものは聴かないって書いてあったけど。女店主が自信を持って女性SSWのレコードをたくさんレビューしてますので。

★ディストロ、初めて聞きました。今は、SoundCloudやBandcampっていうのがあって、ネットでインディーズの音楽がディグれるんですよ。

 ライター・メディア業界事情

コネクション

ライター業界って、横の繋がりとか、誰からのコネや弟子入りで入ったかが重要だったりするから、雑誌や身近な人や上に立つ人次第よな。

邦楽のメインストリームの音楽ライターは不足

音楽ライターの件、男女関わらずほんとに不足してるんだよ…… 編集さんもいつも探してるし募集しても来ないし! だからいま音楽ライターとしてやってる人たちは現場のダブル、トリプルブッキングが多くて手がまわらない。まだまだ必要だと思うんだけどな。とくにメインストリームの音楽ライター!

でもよく、メインストリームの音楽は書きたくない、アイドルは音楽じゃない、ロックだけ書きたいという音楽ライターさんたちは驚くほどたくさんいて、その人たちの仕事が少ないのは事実。アイドルも、ポップスも書けたらめちゃくちゃ仕事はあるよ……

あのツイのあと、いろんな編集さんからLINEが来るんだけど、必要としている音楽ライターは、締切を確実に守り、フラットに原稿が書けて、愛のある人らしいです。私も最初の編集部で、若さ炸裂の自分語りした原稿をかいたら、「お前の話は誰も聞いてねえ」と言われたのがターニングポイントでした笑

音楽雑誌や音楽メディアでは探しているのかな? 一般誌でやっている私でもなんかしら出来るのかな? あと媒体に本当によるから一概に言えないんだが、人手不足が本当なら、昔から音楽演劇サブカル系はやりがい搾取的ギャラのケースが少なくないのも原因のような気もする。

メインストリームの音楽ライターってなんだろう。一般誌だと音楽の知識や素養はそんなに求められてないよね。作品解説より、むしろパーソナルな言葉やエピが引き出せるかが求められる感。

柴那典さん周辺のような「作品解説」お仕事が今の音楽業界における「メインストリーム」なんだろうと思うけれど、柴さんは一般誌に求められる角度の「作品解説」からプレスリリース解説まで、両刀ならぬ三方使い(?)で理想的よね。私は裾野を広げたいから、音楽もお笑いもパーソナル方向が好きです。

柴さんは何年に1人みたいなやつじゃん笑! そうそう専門媒体じゃないとこは裾野広げる係だよね。

過去現在ちょっと先の未来を見通したリテラシーと聞き手自身の価値観や軸を一定程度持っているのは最低条件と思うけれど、それを記事で見せる必要はないよね。話を聞きだすとっかかりに必要なだけで、ひとりでも多くのリスナーに作品を届ける橋渡しがライターの仕事と思う。批評家とは違う。

まさにそれです! 一般誌の音楽ページや、ライトな音楽雑誌などでは、1人でも多くの人へ楽曲を橋渡しするのが一番大事だと思っています。私が言っているのは批評家ではなく、あくまでも音楽の事を書いているライターなので、音楽を通してパーソナルなこと引き出すのが大事だと思っています。

一点、「メインストリームの音楽ライター」というのは、具体的にどのあたりの音楽ジャンル、もしくは媒体や原稿スタイルのことを指していらっしゃるのでしょうか……?

簡単に言うと売れ線ですね。一般誌の音楽ページや、アイドル誌、ライトな音楽誌などはいつでもライターが不足しているイメージです。

売れ線、と言っても人によってそう捉える範囲が広い気はしますが……私は一般誌でミュージシャンのインタビューを手掛けることが多いのですが、むしろもっと枠やページ数くれないかな、と思っていたもので。ライターが足りていない媒体があるならやりたいですねえ。

 性別より世代格差

音楽ライターになるのに性別関係あるの?/ライターは底辺なので特権とか関係無いよね?安く使われる側だよね。/男の趣味なのか?

性別より年齢が問題じゃないか。何十年も同じ人が書いてたり。そもそも日本の音楽業界最大の弱点は音楽評論の分野だ。市場に影響力を持つ音楽評論家はいまだかつて存在した事がない。

女性の音楽ライターが少ない問題、自分の観測範囲ではそもそも今Web媒体のギャラが少なすぎて書き手の絶対数が少なすぎて知り合い同士で仕事を回さざるを得ないからという情報が目立ち、あのあたりは実家の太い人たちがホモソーシャル乗りでウェイウェイやってる業界という物凄い偏見が生まれつつある

一部の特化、専門分野に置いては男性がってのはあるかもね
評論家のいかんは言い分としてふむふむとも思うが、音楽ライターってどのレベルを指すのかな?
冠つけたライターがそれだけで食ってる例って少ないよ

ライターがいないっていうのは、出版不況で60代以上のベテランライターで事足りていて、しかもバジェット不足で原稿料安すぎていわゆる音楽ライターってみんな廃業になっちゃったんですよ。元ライターで現場やっていたり制作やっているパターンが本当に多い。でもたしかに食べていくほど仕事がない…。

BURRN!」の創刊メンバーの女性に会ったことあるけど、そりゃもうパンキッシュですさまじくかっこいい女性だったなぁ。今はもう60超えてるんちゃうかなぁ。友達が音楽ライターやってるけど副業だなぁ

例の「女は音楽ライター・評論家にはなれない」に関しては、自分たちの世代になると男女問わずなれないっす。ライターで食える食えないの話になるとブレるのでしょうが…。
悲観的に言うてまいましたので補足。好きな音楽を自分の目線で書くという意味での音楽ライターを志した当初から不況なので、食えないことは悟ってた世代。ましてや関西の現場の音楽に力を入れるようになって以降なかなか「どないかしてなんでも書いたら食える」スタンスも取りずらいし取りたくねぇ。
なので2018年まではメディアから不確定のアサインを待つのではなく自分から企画をメディアに持ち込んでました。
OTOTOYのRibet towns×yule対談とか
Mikikiの路地、すばらしかのインタビューとかそですね。超楽しかった。

どちらかというとこの峯さんの指摘がすごく大事な気がしていて、そりゃ食っていける人が減った業界=シュリンクしているということだし、いろんな課題が山積した結果、ということかも。つまり元ブログで指摘されてるのも旧態的な?権威主義的体制に留まるしかなくなってしまった果ての話のような。
だから、既に「業界」でポジションを得た人(これには女性も含まれる)が「私たちの時代から女性は普通にいたしピンとこない。やりたい者は自分で掴め」という強者の理論をただ振りかざすのを見るととても空虚な気持ちになる。後継・次代へとpay forwardできているか常にチェックする必要があるわけで。
これ、ただ「男性側」が反省するとかいうだけでは全然ない、いろんな課題が絡み合っていて、ひとつずつ結構丁寧に解きほぐしていく必要がある話だとますます思うのだなあ。カルチャーそのものの価値付如何に関わるお話。
なんかこう、つくづくこの話が含有していたり或いはここから派生しうるいろいろな議論を考えたりしていると、貧困は差別の温床となるのだな…という事実をまざまざと突きつけられる感じがするな。。
文化(とその今後の発展)に重きを置けないという貧困的状況下にいるのだということを痛感している
旧態的音楽業界の壊滅的ジェンダーバランスからのライターの原稿料下げ止まらない問題云々等一昨日話していたとこから諸々考えてるけども、なんか、じつはこれってトランザクションの部分せめて改善することで、少しは状況改善できたりするのかな…?
請求書郵送問題とかなんか色々。急がば回れ的に。

市場が縮小すると伝統化して偏ってしまいますもんね。この記事では性別という軸で切ったら偏ってるという話ですけど、年齢10歳刻みで切ってもすごい偏りだよなと思った次第です。

どちらかというとこの峯さんの指摘がすごく大事な気がしていて、そりゃ食っていける人が減った業界=シュリンクしているということだし、いろんな課題が山積した結果、ということかも。つまり元ブログで指摘されてるのも旧態的な?権威主義的体制に留まるしかなくなってしまった果ての話のような。

RT なるほど。男女差というか経済格差により、今の世における音楽が文化としても市場としても衰退していることに繋がるわけか
娯楽に金をかける余裕が徐々になくなってる、てーのは他人事ではなかったりするもんな…

実はたまにこういう音楽誌でもカルチャー誌でもないところから相談されたり、後から本を参考にしましたみたいなことを言われたりする。この前の青学での講義じゃないけど、最近はそういうケースの方が増えてきた印象ある。雑誌に書くライターみたいな領域から消えつつあるとも言えるのかな…

邦楽(オフィシャル)はそこそこ景気が良いといいつつも、たぶん去年くらいから、色んなエンタメサイトで記事の末で、おチェキチェキ抽選会をやってて、そこで数字上乗せしてる部分もあるんだろうなぁと思いつつ人生(そら内容がいい方が当たり前ですが数字はいいんですけども)。

よくわからん、おるやん、&音楽ライターなんて仕事あるのかと思うしそもそも

食えないからなり手がない可能性

食えないからでは?

幅広くやれば食っていける?

ライターも編集者も足りないって話しか聞かないけど、一方で、メディアが多すぎるんじゃないかって気もしないでもない。
単価の安い仕事が山ほどあって募集しても人が来ない印象なので、これも日本の構造的な問題そのものって感じだろうな。その値段でそれを書くのなら自分で勝手にウェブに書くよってことも少なくなさそうだし。
予算が減らされてるし、実際に国内での金回りが悪い洋楽について書く仕事は限りなく少ないので、そこは募集してない。ただ予算無いから激安だけどね。
一方でそれなりに予算がある日本人アーティストの場合、プロモーションしたい側は山ほど記事を出したいので、いくらでも仕事ありそう。
食っていくなら邦楽を如何にやるかなんだなというのは10年くらいやってみてよくわかった。例えば、稼いでる音楽ライターは邦楽アーティストのオフィシャルやったり、オフィシャルに近いところで仕事をしてると思うけど、まー、それをやりたいかって話でもあり、なかなか難しいですね。
インタビューを1回やって、それを様々な場所に書き分けて、インタビュー1回(文字起こしも1回)で数本の原稿料をもらえてそれなりに稼げるシステムが邦楽のオフィシャルに近いところにあると聞いてるけど、そんなんやったことないな。あるところにはあるって話ではある。
ちなみに僕は5年で本を7冊出して、コンピレーションCDも6枚出してますが、その程度のキャリアだと原稿料が上がるとかは全くなくて、今でもライター始めた頃と同じ原稿料。インタビューもオファーされる単価は1本15,000円とか。キャリアアップの難しさもあるよなぁ
なので、僕は音楽ライターが音楽ライターのままでやれる仕事を音楽業界の外に増やすことにしか関心がないんすよ。
誰かが持ってる業界内の既存の仕事を取りに行くんじゃなくて、新しい仕事を作り出すなり、掘り起こすなりしたいんすよね。

思い込み

サンプリングが作為的

アジカンファンとしては雑誌やメディアの年間ベストと、ほぼ趣味でやっている(業界人じゃなくても載せてもらえる)ようなボーカルが主催のレーベルでの年間ベストを同率に語られ、あたかもアジカンが悪者かのようにされて、正直比率云々より気になりました。アジカンいるかな?と。

全体的に論として妥当で、必要で、重要だとしても、「アジカン後藤正文が自主レーベル周りで友人知人に声を掛けた選評」を「アジカンのベスト」としてバイアスを批判されるのは恣意的で扇情的がすぎます。酷い

データは嘘は付かないんだけど、偏りや見せ手の意図があるのは確かだ。

昔の評論家を含むWikipediaはともかく、挙げられているメディアが作為的なのは気のせいか(Mikkiは2人だけだし)

★評論家の名前が入手できるものだけで数字を出した。主張を裏付けるために、データの選択はしていない。勝手な推測で「偏りや見せ手の意図があるのは確かだ。」と言う方が、いい加減で偏りがある。
数字で事実を見せたり並べて比較すると、自分が責めらたり劣っているように言われているような気がするのか、怒り出す人が一定数いる。私は男女比上げろとも、差別だと糾弾もしていなくて、ただ集計して数字を出しただけ。私も生存競争の激しい男性社会で生きてきたからお気持ちは理解するけれども。
アジカンベストの比率を調べたのは、年間ベストで検索したら上位に出てきたから。それだけ影響力があるということ。bandcampももちろんいいですが、後藤さんも女性の音楽仲間を増やせば、未知の面白い音楽に出会えるのでは。

 誤解

歌詞がきもいとか昭和のおっさんかよ見たいとか言ってるレベルなら、プロの批評家じゃないだろ。女性だからの前にレベルが低いからじゃねーの?以外の感想がないし、打たれ弱いアピールをアーティストからされたから言わなかったとか、何のための批評であなたはマジで批評家なんすか?
ってい感じだな

★私は単なる音楽好きブロガーです。世界中でも数十人しか聴いてない音楽、日本で誰も聴いていない超マイナー音楽を細々と、プライベートの時間を使って紹介しています。アフィリエイトもPRやっておらず、ボランティア、単なる趣味で頑張ってます。

客を馬鹿にし過ぎ

SNSのタイムラインで女性音楽ライターや評論家の名前は見かけない」というのはそもそも主観やしな……。いやいるけどあなた知らないだけでは?ってつっこめちゃう。
記事にあるデータだけではね……。「女はなれない」とまで断言しちゃうのは早計だわ
私がもしこの記事を書いた人間で大学院時代の教授に読んでもらったら「根拠は?」「どうしてそう言えるの?」「このデータでそれが言い切れる?」「そもそもこのデータってさ…」って質問攻めに逢いボコボコにされるだろうな

「女は音楽ライター・評論家にはなれない」と断じるのなら、その論拠とな女性を阻んでいる障壁や構造、差別について具体的に挙げるなり分析をしないと乱暴だと思います。「女は音楽ライター・評論家にはなれない(ならない)?」というタイトルのほうがしっくりくる。
ロックメディアの世界だと、湯川れい子さんのような大御所をはじめ、星加ルミ子さん、東郷かおる子さん、水上はる子さんと編集長兼ライターが続々と登場した時代もあったんですよ。また、湯川さんのお弟子さんの女性ライターもけっこういると思うし。
海外のメディアの場合はジェンダーバランスに配慮しているところもあるみたいけど、日本の場合はそもそもの音楽ライターや評論家の男女比がすごく偏ってるんじゃないかしら。まずは、いま日本のメディアで活躍している音楽ライター、評論家の総数と男女比を挙げないと判断できない。
音楽メディアの編集者たちに「音楽ライターや評論家のジェンダーバランスについて」というテーマで論じ合っていただくのもいいかもしれない。実情はどうなのかという。
wikiに「日本の音楽評論家」という項目があって数えてみたら男245人、女21人。そのまま鵜呑みにはできないんだけど、女性の音楽ライターや評論家が10人に1人にも満たないのは実感としてそんなものかな。この数字と性差別に関係があるようなことはこれまでメディア業界で働いてきて経験したことはない。
アーティストによっては、普段は気難しいけどインタビュアーが女性だと機嫌よくいろいろしゃべってくれるというケースはあったけど、その逆は知りません。また、性差のバイアスをかけて原稿を読む編集者なんてあんまりいるとは思えないないし、女性編集者はどのメディアにもたくさんいますからね。
日本の音楽メディアでライターや評論家への依頼にバイアスがかかってるとしたら、それはジェンダーよりも、キャリアとか年齢なんじゃないですかね。
演奏者という観点だと、たいがいのジャンルでジェンダーバランスってめちゃめちゃ悪い。作曲家となるともっと。プレイヤーが男性ばかりということと女性ライター、評論家が少ないことには何か関連性があるのかもしれないけど、あまり乱暴に論を展開すると女性ライターや音楽愛好者を傷つけることに。
他のジャンルに比べると女性ジャズ評論家って極端に少ないんだけど、それはもしかしたらジャズ(特にニューオリからモダンジャズまで)の中に垣間見えるマチズモにあるのではと思ったりもするんだけど、これは軽々には踏み込めないテーマ。
音楽プロデューサーやレコーディングエンジニアは圧倒的に男性が多そうだけど、そこに性差別の構造があるのかというと、たぶんないよね。そういえばプロフォトグラファーも昔は男性が多かったけど近年女性が増えたのは性差別がなくなったからではなく、なりたい女性が増えたからだと思うんだけど。
20年ぐらい前、たぶん齋藤編集長の頃からだと思うんだけど『BRUTUS』って特集によっては女性読者のほうが多かったりするんですよ。男性誌のカテゴリに入ってるんだけど実質はジェンダーレスなテイストを目指してそれで売上を伸ばした。こうしたマーケティング戦略に疎かった音楽誌はあると思います。
でも、この疎さというか、イケてなさが、性差別と関連してるのかというと、それはほとんどないんじゃないですかね。女性ライターの進出をむりやり抑えこむような業界と思われてしまうのは心外ですよ。そういうのが現場ではほとんどないことを誇りに自分はこれまで雑誌の仕事をしてきましたので。
女性ファッション誌は、編集長から部員、スタイリストまで圧倒的に女性が多いけど、性差別によって男性進出の機会が妨げられているかというとそれはほとんどなくて、女性中心の世界観にフィットできる男性が少ないからでしょう。女性音楽ライターや評論家が少ないのもそれと似ているのかもしれない。
《この男女差はそもそも日本全体の女性の就業率を反映しているのだと思いますし、別に音楽業界(レビュワーというとむしろ出版業界に近いのかな)が男女平等が進んでいるという訳ではないでしょうし。》実情とはぜんぜん違いますね。
ジャズ批評のジェンダーバイアス
https://mochizukisana.com/gender-bias-in-jazz-critics/
ジャズ批評の創刊者は女性で、長らく編集長を務めました。亡くなられたいまはご息女が発行人で数年前は編集者は女5、男2ぐらいだったことも。女性の進出を阻むような会社ではありません。ただ、読者はいまは中高年男性が主なので、それに合わせて執筆者を選定している面はまちがいなくあると思います。
このブログではアメリカの3つのジャズメディアのレヴュアーの男女比率を調べていますが、NPRが毎年行っている全米ジャズ評論家による年間ベストの投票者の内訳をみると、2018年は全投票者数139名のうち女性はわずかに7名です。
http://hullworks.net/jazzpoll/18/critics.php
NPRの恒例行事であるこの投票の男女比率は、おそらく毎年こんなものだと思いますが、これまで男女差別として問題化したことはなかったと思います。それはNPRの編集権を尊重している、つまり「表現の自由」として許容されているからなのだろうと推測します。これからどうなるかはわかりませんが。
ジャズ批評のようにメディアはそれぞれのターゲットに向けてなんらかのバイアスをかけているわけで、そもそもメディアの「編集方針」というのはなんらかのバイアスのかかったものです。それをレイシズムと同等の「表現の自由の範疇に収まらないもの」と判断するかどうかは慎重に検討するべきでしょう。
それからずっと気になっているんですが、今回の女性ライター云々のなかでジェンダーバランスについて論じるために「男女比率」という概念が盛んに出てきますが、本当にダイバーシティを論じるのなら、「男」と「女」、この2つの性だけで区別して片づけていいのかという根本的な問題があると思います。
また、性差だけではなく、経済格差、地域格差の観点からUSやUK偏重はおかしい、5大陸から平等に選ぶべきという意見もあると思いますが、かといってたとえば「USジャズ好きの人のためのUSジャズ中心メディア」という編集方針に是正を求めるのは、編集権への不当な介入にあたる可能性が高いと思います。
このように既存のメディアの編集権に介入するのは困難な点も多く、また編集権は最優先されるべきと思います。これらの問題点を踏まえると、現状の「100対1」を「50対50」に是正するというよりも、「100対100」にする、つまり、母数を増やす方向で考えるほうが現実的ではないかと思います。
発端のブログからの流れをみていると、インサイダーからの告発はまったくなくて、メディア外部からの「オワコンなので当然男女差別があるだろう」といった類の邪推が目立ちます。しかし、音楽ライターへの門戸は男女平等に開かれているのが現状であって、デマや偏見の拡散はやめていただきたいですね。

★こちらはデータを出して話をしているのに、客観的なデータは示さず、自分の周りは違うであるとかご自分の主観で主張する。素人客のブログ(日記)に激昂して、論文の評価をふっかけてくる。自分とは異なる視点で物事を見れずに、どうやって客観的で冷静な批評をされているのか、非常に疑問に思いました。クラブジャズをかけるDJのおかげでジャズが好きになり、井上和洋(DoitJAZZ!)さんの影響で「ジャズ批評」も開いてみたりしましたが、ジャズの評価が信用できない、嫌いになったきっかけを思い出しました。
客に媚びろという意味ではないですが、評論家は素人客をちょっと馬鹿にし過ぎじゃないですかね。そうやって他を貶めて生き残ってこられたのかもしれないですが。
女は音楽ライター・評論家にはなれない
日本の女性音楽評論家・ライター
日本の音楽メディア、電算機が見ている景色
なぜ音楽に多様性が必要なのか?
音楽の評価に男女差はあるか?データ集計結果

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