Destiny Rogers(KPOPとの出会い、窮地を救ったBLACKPINK LISA、B.Iとのコラボ、ホンダ シビックの匂い)

最近では元iKonのB.Iとコラボし、Got7のMark Tuanともコラボの噂もあるDestiny Rogersが、KPOPやコラボについてインタビューで語った内容。

Destiny Rogers On Busking To Signed Artist, LiLi's Film, & 'Got It Like That' | Daebak Show Ep. #124

KPOPとの出会い

Destinyには、8歳年下の姪がいる。KPOPしか聴かない姪の影響で、2019年からBLACKPINKのファンになった。姪は、Jay ParkやMark Tuan、BLACKPINKを聴いていた。姪はBLACKPINKのMVをテレビでよく観ていて、DestinyはKPOPのMVに衝撃を受けた。Destinyの親友もまたKPOPの熱心なファンで、KPOPアーティストがデビューするまでに、越えなければならない関門や軍隊のような厳しいトレーニングがあることを教えてくれた。そのことを知ってから、全てのKPOPアーティストを、より一層尊敬するようになった。

2020年はパンデミックにより収入が途絶える。今年2021年の初め、お金を管理しているビジネスマネージャーから電話がかかってきた。そして、お金がゼロになるまで、残り約4か月だと告げられる。Destinyは、地元に戻らないといけなくなるだろうと思った。LAに来てまだ1年半、夢の生活を送り、ツアーにも行き、かっこいい人々に出会い、それが地元に帰るためだったのか、神の計画はこれきりなのかと憤った。扉が開かないなら、それはダメな扉だと思った。

窮地を救ったBLACKPINK LISA

2週間後、Destinyはヒットを作るべくスタジオにいた。すると突然、スマホが吹き飛ぶように、Instagramでlikeやコメントが付き、フォロワーが増え始めた。再読み込みする度に、200人、250人とフォロワーが増えた。「おめでとう。LISAがあなたの歌を使ったよ。」とコメントに書き込まれていた。Destinyは、「LISAって、誰?」と思った。DestinyはBLACKPINKのファンで、特にLISAのファンだったが、結びつかなかった。興奮した様子で親友がfacetimeでDestinyに連絡し、LISAがTomboyで踊る動画を見せて状況を理解したが、とても驚き、興奮した。

(BLACKPINKのLISAは自身のダンス映像作品でDestiny Rogers『Tomboy』を起用した)

爆発したように、視聴回数が上がり、フォロワーが増えた。Destinyは、自分のチームやレーベル、事務所のThe Stereotypesに電話をした。彼らも驚き、ゲームは始まったと思った。注目され新たなサポーターが増え、Destinyの音楽に興味を持ったり好きになってくれた新しいサポーターに対し、何ができるかを考えた。関係者でブレーンストーミングをし、LISAにDMを送り、LISAに感謝をツイートし、できることは何でもした。LISAがDestinyの歌を使ってくれたことを、Destinyはとても感謝している。Destinyのレーベルは、活動停止状態から目を覚ますことができた。2020年から何もできず、一から始め直す必要があった。歌を作り、次のシングルにする歌を見つけねばならない状況にあった。LISAがDestinyの歌を使ってくれたことは、再始動の引き金となった。正にDestinyや彼女のチームを復活させたと言える。それから時が経過したが、いまだに日々フォロワーが増え、Tomboyが再生されている。

Got7のMark Twainは、Destinyがレコーディングしているスタジオで毎日仕事をしており、会うことができた。Destinyが声をかけると、彼もLISAのダンスでDestinyのことを知っていた。話したり、タコスを食べたりしたところで、MarkのマネージャーRandyが、LISAに電話すると言い出した。Destinyは冗談だと思い本気にしていなかったが、呼び出し音が鳴り、LISAの声が聞こえた。Randyは「誰をいると思う?」とLISAに話すと、スマホをDestinyの方へ向けた。Destinyはこわばった笑顔で、手を振ってみた。LISAもDestinyだとわかり、とても驚いていた。スマホを手渡され、LISAと話をすることができた。LISAはDestinyの歌が好きだと言ってくれ、DestinyはLISAが自分の人生を救ってくれたと伝えた。Destinyの歌は、タイ・ベトナムインドネシアで一位になり、アジア中で大変なことになり、LISAには百万回感謝している。DestinyがTomboyが再びヒットしたことを伝えると、とてもやさしい声で「知っていますよ。聞きましたよ。」と答えてくれた。LISAは、Destinyに一週間で10万人のフォロワーを与えるほど影響力があるにもかかわらず、全くもってシャイで、謙虚そのものだった。その後、やりとりできるようになり、直接会ったことはまだないが、会える日を願っている。

B.Iとのコラボ

B.I X Destiny Rogers X Tyla Yaweh - Got It Like That

LISAが火付け役となり、KPOPアーティストやレーベルでDestinyが認知されるようになる。The Stereotypesは、B.Iプロデュース作品のレコーディングを行っていた。Destinyがソングライティングができるかと打診があり、もちろんできると答えた。Destinyがバースを作り送ったところ、サウンドが素晴らしいので続けたいと言われ、Destinyも快諾し、結果共作となった。進める中で、アメリカのアーティストかラッパーを加えるべきということになり、Tyla Yawehが参加することになった。パンデミックの中、MVの撮影は別々に行われたが、ビジュアルも歌もとても上手くいった。Destinyにとって、初のKPOPコラボ作品となった。Destinyにとって、とても新鮮で楽しいものであった。食などの韓国の文化を学び、韓国へ行きたいと思っている。

ホンダ シビックの匂い

Destinyが心地よいと感じる好きな香りは、おばあちゃんが作るメキシコの伝統的なスープPozoleの香り。クリスマスやお正月など、主に冬に作る。好きな匂いは、Destinyが子供のころ、母親が乗っていた古いホンダ シビックのエアコンのスイッチを入れた後に噴き出してくる空気のにおい。Destinyは、鼻を近づけ吸い込んでいた。新しい車でもつい、似たような匂いがするエアコンの動き始めの空気を毎回嗅いでしまう。その匂いは、Destinyの幼いころと母親を思い出させる。

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