BewhY『032 Funk』ライバルは2016年のBewhY 入隊前のお別れの挨拶

本日、軍に入隊したBewhY。昨晩、頭を丸刈りにする様子をインスタライブで配信していた。ファンのコメントによると兵役は2年弱だそうで、随分長い期間音楽活動ができないんだなと思うと、にわかファンの私でさえ、しんみりしてしまう。

以下、アルバム『032 Funk』について語ったインタビューの和訳。
「実にエキサイティングなお別れの挨拶」
http://www.rollingstone.co.kr/modules/catalogue/cg_view.html?cc=1010&p=2&no=564

BewhYが、新しいアルバム『032 Funk』をリリースした。タイトル曲『Celebration』は、マスクの要らない世界を彼と一緒に旅行するという望みを賛美する歌である。(パンデミックにより)きちんとした公演で接することのできなかったHIPHOPファンの皆さんへのお別れも組み合わせたものである。入隊を控え重圧が高まっても、BewhYはアップビートでファンキーな曲で社会生活をハッピーに締めくくりたかった。Rolling Stone Koreaは、ただCelebration(祝福)するだけでは困難な現実はさておき、このダンサブルな曲の背景と、兵役を待つ彼の話を聞くことにした。

― 1. BewhYさん、こんにちは。はじめまして!Rolling Stone Koreaのインタビューの前に、自己紹介と購読者への挨拶をお願いします(^^)

Rolling Stone Koreaの購読者の皆さん、こんにちは! アルバム『032 Funk』を引っ提げて来ましたBewhyです。

― 2. BewhYさんの音楽活動を着実に待っていた方には、より意味のあるインタビューになると思います。最近は、どうされていましたか?

最近では、自分たちの会社Dejavu Groupのコンピレーションアルバムの準備しており、軍隊に行く準備もしています。
Spoiler - Deja Vu X Dingo | Bewhh, Kundi Panda, Son Simba, Bian, Choi LB, Une

― 3. 7月30日に、ニューEPアルバム『032 Funk』をリリースされました。今回のアルバムには、Gray、Dok2、Dynamic Duo、Song Min-ho(Mino)などの仲間のHIPHOPアーティストが参加し、多くの注目を集めています。今回のアルバムは、従来よりもミニマルでファンキーなバイブスを感じました。アルバム制作中、最も記憶に残るエピソードや、以前の作品より気を付けたことは何でしょうか?

「おや?これはBewhYの歌なの?」と、皆さんに考えさせる何か新しいものを見せるのが、第一の目的でした。次に、前作『The Movie Star』がとても壮大でアグレッシブなスタイルだったので、ファンからの「食らい過ぎる」「重い」というレビューが多くありました。今回は、より聴きやすいサウンドでアプローチすべきだと考えました。

― 4. BewhYさんは、今回のアルバムを通して「(MVの)ストーリーに出てくる旅行は、COVID-19の前は日常でした。COVID-19が終われば旅行ができるように、日常は必ず帰ってくるという意味を込めました。」と語っています。時が経って、除隊後社会に戻ったとき、再び当たり前に体験したいものは何でしょうか?

もちろん、旅行と公演です。今回のタイトル曲『Celebration』に参加して下さったダンサーの方々を見て、「ああ、これを公演で行ったら、どんなに楽しいだろう?」とよく考えました。

― 5. 今年3月、最初のソロアルバム『Time Travel』が、リリース6周年を迎えました。このアルバムは、6年経った今も、ヒップホップシーンの名盤のに挙げられています。 6年経った今、当時と変わった点があるとすると、どのようなものでしょうか?

実は、私は『Time Travel』をアルバムだと思っていません。どうしてかと言うと...(笑)まずは、そのように思って頂いて、本当にありがとうございます。実際、音楽的にはとても誇りに思っています。しかし今は、学生の心や謙虚さを学ぼうとしています。

― 6. あるインタビューで、自分自身でビートを作ると、ミキシングもできて自分が思うようなカラーにできるとおっしゃっていました。音楽制作のあらゆる面に関わり自分自身の音楽を作ることについて、BewhYさんが追及する自分だけの特徴は何だと思われますか?

この『032 Funk』アルバムを作っているとき、新しい種類のサウンドを作りたいと思っていました。何よりも、今の時代のサウンドと70年代のサウンドをミックスしたかったのです。808とスラップベースの音を合わせようと考えており、自分のやりたいイメージがあったので、セッション仲間の정보익(ベーシスト)にたくさん助けを借りました。

정보익 Boik Jungのベース

特に、『Stand Out』『Perfect Thumbnail』『Vivian Girl』で望んでいた音がよく出ていると思います。

― 7. ライブでも音源とほぼ同じクオリティのスキルを見せることから、「CDプレーヤー」というあだ名をつけられましたね。加えて、他の人が簡単には真似できないBewhYのフローで、確固たる地位を築かれました。BewhYを言い表す多くの修飾語の中で、最も良いように聞こえるものを選ぶとしたらどれで、それはなぜですか?

私は修飾語が本当にほしくありません。そういった修飾語の要らないBewhYそのものがアーティストとなれるようもっと精進したいと思います。

― 8. BewhYさんのスキルと歌のクオリティは、驚異的なスピードで進化しています。新曲を準備している間、世間からの高い期待は重圧だったと思います。BewhYさんは、重責を跳ねのける方法をお持ちですか?心地よいプレッシャーが与える利点があるとすれば、それは何でしょうか?

私は、他のアーティストたちと比較するより、2016年のBewhYと比べます。恐らくそれがまだ大きなプレッシャーになっている理由ですが、2016年のBewhYより、良くなっていませんか?偉大な人だと思います。技術面ではなく、多面的に。つまり、常に自分のライバルは2016年のBewhYだと思っていて、自分の技術を磨く上で大きな利点だと思っています。

― 9. BewhYさんのアーティスティックな歌詞を見ると、感心する部分がたくさんあります。ご自身が納得のいく歌詞のインスピレーションは、どこから得ていますか?

最近は、日常生活や人生から多く得るようになっているようです。偉大なアーティストたちからも、多くのインスピレーションを得ていると思います。

― 10. 海外ツアーがキャンセルとなり、ファンも同様に大変がっかりしました。兵役を経てさらに素敵な姿で復帰するであろうBewhYさんの音楽を待つ多くのファンの方々に、伝えたいことがありましたらどうぞ。

ここまでで、BewhYの前半のキャリアは終了です、皆さん。後半には特大のハイライトがいくつもあるでしょうから、どうぞ楽しみにしていて下さい。

― 11. Rolling Stone Koreaの長いインタビューにお付き合い下さってありがとうございました。今後も発展し、より強固になるBewhYさんの音楽活動を、Rolling Stone Koreaは楽しみに、そしてサポートしていきます。ありがとうございました。

ありがとうございました。

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