D-Hack ディヘク 『OHAYO MY NIGHT』音源チャート逆走スター 自力成功型ラッパー

チャートの定期巡回をしていたら、日本語のようなタイトルがあったので、ふと聴いてみた。ミュージックビデオには日本語の字幕。住んでいる人には何でもない退屈な日常、でも外の人には魅力的に映る風景を上手く映像化している。まっすぐな愛を叫ぶ歌詞と、切なくもポップなメロディが、とても良い。この方何者かと思って、すぐに調べた。

디핵 (D-Hack), PATEKO - OHAYO MY NIGHT

日本のサブカルチャーが大好きなオタクを自称する、韓国のラッパーでシンガーソングライターD-Hack(ディハク)。この作品に限らず、日本のサブカルチャーをテーマにしたり、日本語を取り入れた作品を数多く出している。歌詞に「大阪や沖縄の海 僕のMVを取った場所」と出てくるように、渋谷や秋葉原をはじめ、日本でも多数ミュージックビデオを撮影している。

さわやかなブルーに染めた髪色で、その髪と似た色のキンミヤ焼酎だらけの居酒屋で歌っている。GQの企画でこれをやっているのはクール。

昨年6月にリリースしたOHAYO MY NIGHTが、TikTokやカラオケの効果でチャートを逆走中。いまだコンタクト先がGmailで、どこにも所属しないインディーズアーティストでありながら、韓国国内でトップ10入りを果たしている。

新·逆走スター…音源チャート驚きの突風D-Hackとは誰?
新 역주행 스타…음원차트 깜짝 돌풍 '디핵'은 누구?

1年前にリリースされた『OHAYO MY NIGHT』
Melonミュージックチャートでトップ10
2016年にデビューし活動を続けている
SNS口コミによりチャートを逆走

音源チャートに、新しい驚きの逆走スターが登場した。 『OHAYO MY NIGHT』が人気を集めているラッパーD-Hack(本名이동훈 イドンフン)である。
30日に発表された韓国最大の音源サイトMelon最新週間チャート(8月23-29日)で、『OHAYO MY NIGHT』は9位となった。 これで先週に続き、2週連続でトップ10入りを維持した。
また、他の主要音源サイトGenieの最新週間チャートでは6位につけ、国内音源サイトのデータを総合して順位をつけるガオンチャートの第34週目ストリーミングチャートでは、9位にランクされた。 今夏「サマーキング」または「サマークイーン」の座を奪うため、歌手達の新曲発表が相次ぐ中、根強い人気を維持している。
『OHAYO MY NIGHT』は逆走し、トップクラス入りを果たした。 D-Hackが昨年6月に発表したこの曲は、7月5-11日基準でMelon週間チャートに100位入りして以来、順位が上がり続けてきた末、人気曲となった。

D-Hackは、所属事務所無しで活動するインディペンデントミュージシャンである。 有名ヒップホップレーベルにも属していない。だからこそ 『OHAYO MY NIGHT』のヒットは驚くべきである。『OHAYO MY NIGHT』は、D-Hackが仲間のミュージシャンのパテコ(PATEKO)と共同作詞·作曲した曲だ。 ロック·サウンドが引き立つ明るい雰囲気のメロディーに、愛する相手への思いを素直に表現したラップ·リリックが加わった。
「僕が君を愛しても 君が僕を愛さなくても 僕たちなりに幸せになるんだ」「家族になってよ 僕の家になってよ 僕も僕をあげるから 君も君をちょうだい」イージーリスニング曲であるだけでなく、歌いやすい曲である。
『OHAYO MY NIGHT』は、(TikTok等の)短い形式のコンテンツブームが吹き荒れる状況の中、各種SNSプラットフォームでBGMとして脚光を浴びながら、急速に口コミで広まった。 同時にカラオケボックスでも人気が高かった。 音源チャート順位圏入り前の6月末、ガオンチャートのシンギングルーム(カラオケ)チャート入りし、新たに注目を集めている曲として浮上した。 第34週の同チャートでは、前の週より1ランク上昇の5位に上がり、人気を実感させた。
EDailyがコンタクトしたD-Hackに『OHAYO MY NIGHT』の人気秘訣を尋ねると「率直さだと思う。」と言い「私がやってきた音楽のように率直な歌詞を書きました。 作りごとをしない率直さに、多くの方が共感して下さったようです。」と述べた。

2016年に正式デビューしたD-Hackは、これまで大衆的認知度の高いラッパーではなかったが、この5年間、音楽活動を活発に行い、徐々にファン層を広げてきた。 感性的なメロディーとラップが調和した中毒性のある曲を披露し、自分だけのアイデンティティを確固たるものにした。 『OHAYO MY NIGHT』で、音源パワーを備えたラッパーとして成長する底力を見せつけただけに、今後の活躍に期待が集まっている。
所属事務所や放送番組の助けなしに、音楽の力だけでチャート逆走に成功したという点で、新しい自力成功型ラッパーの代表ランナーに浮上するかもしれないと注目される。 D-Hackは今月初め、ニューシングル『KILL THE STAR』を追加発表し、勤勉なミュージシャンであることを証明した。
D-Hackは、「これまでのカッコ悪い過去と恥ずかしい瞬間まで、勇気を出して歌詞で表現してきました。そういう点が報われた気がします。 」や「私と私の人生が輝いていることを証明して下さって感謝します。」と、自分の音楽を聞いてくれた人々に感謝の意を表した。 D-Hackは、様々なコンテンツ撮影や音楽作業を並行しながら、活発な活動を続けていく予定だ。

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