D-Hack「私も知らなかった音源チャート逆走、 最初は怖かったです」

D-Hack「私も知らなかった音源チャート逆走、 最初は怖かったです」【インタビュー】①

『OHAYO MY NIGHT』でチャート突風。
逆走の後、Melonのデイリーチャートで5位まで

「戸惑いながらも自信と自尊心が高まりますね。 ハハ」『OHAYO MY NIGHT』で音源チャートで波乱を起こしたラッパーD-Hack(本名イドンフン)の言葉だ。 D-Hackは最近急浮上した新しい逆走スターだ。 昨年6月に発表した曲『OHAYO MY NIGHT』で主要音源チャートで最上位に入り、注目を集めている。 所属事務所無しに活動するインディペンデント·ミュージシャンが、放送の力を借りずに収めた成績であり、大きな異変とも言える。 最近EDailyと会ったD-Hackにチャート成績について尋ねると、最初に発した言葉は「戸惑う」だった。

「戸惑ったという感じが大きいです。 音源チャートは、私のようなインディペンデントミュージシャン達が、届きにくい領域ではないですか。 資本力もなく所属事務所もない私が、音楽一つで錚々たるアーティストの方々と競争しているので戸惑っています。 一方では音楽の力でチャートの流れを変えたことに対する満足感も感じます。同時に自信と自尊心が高くなったり、男の勝負欲が上がったりします。 (笑い)。

「 ねえハニー 僕を愛してくれないかな?/ 言葉みたいに簡単じゃないことは分かってるけど / 強く僕を抱きしめてくれないかな? / 今日に限って世の中が怖いんだ♪」

『OHAYO MY NIGHT』はD-Hackが仲間のミュージシャンのPATEKOと一緒に作った曲だ。 明るい雰囲気のメロディーと、愛する相手への思いを率直に表現したラップのリリックが調和している。 この曲は今年6月、音源チャートに登場した後、ぐいぐいと上昇の勢いを見せ、国内最大音源サイト トップ10まで上る気迫で迫った。今月初めにD-Hackと会った時よりも人気に火がついた。 『OHAYO MY NIGHT』は12日、Melonのデイリーチャートで5位にランクインした。 ついに頂上まで狙う勢いだ。

「以前はチャート順位を注意深く見ていませんでした。『OHAYO MY NIGHT』の逆走も、周りの音楽家やチャートに関心の高い人が「順位が上がり始めた」と連絡してくれて知りました。 有名なアイドルの方々がSNSで、 僕の歌を言及してくださって 人気を実感しました。 (微笑み)」

前向きなバイブスを持つラブソング『OHAYO MY NIGHT』は、(TikTok等)各種短い形式のフォームプラットホームでBGMとして脚光を浴びながら、口コミで広まった。 聞くだけでなく、一緒に歌うのも負荷のない曲なので、カラオケでも人気が高かった。 D-Hackは「メロディーが単調で、一種の『詰め込み教育』のように、多くの方の脳裏と耳に刻まれたのが、人気の秘訣だったようです。 カラオケで曲を歌ったことがある友人から『一緒に歌いやすい曲』という話もよく聞きました。」と話した。

「はっきり言えるのは、マーケティングや戦略の入った曲ではないということです。 初めてチャート圏に入った時は『止まるだろうな』と思っていたのですが、だんだん順位が上がって『何だ』『何だ』と言いながら、私も驚きました。 少し怖くなりました。 10位圏内に入った後になって『世の中はまだ温かいんだな。』と、喜びを満喫したようです。 (笑い)『真心を込めた良い音楽は、勝負手にすることができるのか』と希望を持ったりもしました。」

音源チャートには初めて登場した馴染みのない名前だが、D-Hackは2016年に正式活動を始め、いつしかデビューから足掛け6年目になる経験豊富な作品も多いラッパーだ。 『OHAYO MY NIGHT』でポテンシャルを爆発させる前までに、きちんとディスコグラフィーを積み上げ、ロックサウンドが引き立つ感性的なメロディーとラップが調和した中毒性のある曲を着実にリリースし、固定ファン層を増やしてきた。

「音源チャートで逆走して以来、あちこちから新鮮なラブコールをたくさん受けています。 おかげさまで、こうしてインタビューしてもらうことができる貴重な機会も得ることができました。 10月の発売を目標にした新しい作品も準備していますので、これから私の音楽活動を、見守り応援して頂きたいと思っています。」

インタビュー②に続く。

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