박재범 Jay Park 『All The Way Up』前向きでポップなR&B
박재범 Jay Park - 'All The Way Up (K)'
YouTubeの韓国のチャートをチェックしていて見つけた曲。R&Bとポップの中間。メロディが最高で、これだけで白ごはん3杯いける。R&Bって、歌い上げたり、ちょっと切ない雰囲気が多いから、こういう明るく前向きでポップなのは、今までになかった感じがする。歌も上手く、声も良い。振り付けはそれほど斬新ではないけれど、ダンスの動きを十分楽しめる。明るい曲調に合わせたミュージックビデオは、爽やか。KPOPアイドルより、メイクや衣装が自然体。こんなアーティストを見逃していたのかと、慌てて調べる。
Jay Parkはアメリカ シアトル生まれで、過去に2PMにいて（『2PM』の名前だけは知っている）、ラッパー、シンガー、ソングライター、プロデューサー、ダンサー、振付家、起業家、俳優だそう。多才な方なのね。英語の発音が良いのも納得。
日本で踊れるR&Bシンガーというと、三浦大知さんかな。一般的に、あんまり踊らないイメージがある。
박재범 Jay Park - Solo (Feat. Hoody) 안무영상
この曲もすごく良いし好きだけど、過去のR&Bを焼き直した感がある。これと比較すると、『All The Way Up』は、やっぱりポップに寄りで新鮮だな。
박재범 Jay Park - 몸매 (MOMMAE) Feat.Ugly Duck
過去の作品で再生数の多いのを選んだら、『All The Way Up』とあまりに違ってびっくり。私の嫌いなもの全部盛り。
Jay Parkさんって、どういうファン層で、どの位置付けの方なんだろうと思い、ライブやフェス動画も観てみた。観客は、ほぼ女性。（上のMVからは、全く想像できなかった。）ライブでは、この曲の前に上半身の服を脱ぐのがお決まりらしく、Jay Parkさんが服を脱ぎ、腰を振り、観客を指さして「You are so sexy.」という度に、興奮した女性たちの黄色い声が響く。タイトルでありサビにもなっている「몸매（体つき）」を大合唱。ワイルドでセクシーなアイドルといったところなのか。アイドルを通ってないので、カルチャーショックというか、ちょっと理解が追い付かないんだけど、なんか面白かった。
昨日、最新のインタビュー記事が出ていた
American-born Korean rapper Jay Park is working nonstop despite the pandemic | The Star
Jay Parkは過去20年間、国際的なファン層を築いてきました。アメリカのシアトルにあるEdmonds-Woodway高校の学生時代にダンスを始め、韓国の音楽シーンでの躍進し、歌手、ラッパー、起業家、ダンサーとしての現在の役割まで、彼はノンストップで働いています。
そして、彼の人生の他のほとんどの時間と同様に、Parkは過去数ヶ月間非常に忙しかったのですが、彼を育てたシアトルのコミュニティを気にかけていました。
彼はまた、Covid-19の影響を受けた人々をサポートするためのシアトルでの食料配給や、認知度の向上（ソーシャルメディアへのサポートの投稿、H1ghr音楽アーティストとの声明の調整）や、抗議の進行中のBlack Lives Matterへの寄付など、最近の出来事に触発された取り組みを先導しています。
私はアメリカ出身で、ブラックカルチャーに影響を受け、たくさんの友達に影響を受けました。なのでもちろん、ここで認識を広めることが私の義務だと感じました。
韓国の多くの人々は人種差別が存在することを知っていますが、本当にどの程度まで人種差別が起こっているのか、なぜそれがそれほど重要であるのかを知りません。
このギャップを埋め、なぜ我々がサポートする必要があるのかを説明するのが、私の仕事だと感じました。
Q.有名人として、そして時々米国と韓国の間の架け橋として行動する人物として、あなたはこれらの社会正義問題においてあなたの役割は何だと思いますか？
私は自分自身を活動家だとは考えていません。私は政治に関わっていません。しかし、私にとって、これは単なる社会問題ではありません。
私、または私の家族や友人が何かに直接影響されていないからといって、私がそれを無視すべきだという意味ではありません。人々は今、私たちのサポートを必要としています。
それは単にアジア人や黒人という以上のものです。これは人権問題です。これらのことが他の人に起こっているのを見た場合、私は自分のプラットフォームを使用して物事を変える必要があります。そして今、私は非常に重要なことが起こっているのを見ることができます。
Q. エドモンズで育ったあなたにとって、シアトル地域は何を意味しますか？
私が今日の私であるのは、シアトルのコミュニティとそこの人々のおかげです。まだたくさんの友達や家族がいます。私という人間を形成しました。そもそも韓国にさえ来るような性格にしました。
そして、韓国に来てからはもちろん他の性格も築いてきましたが、私はシアトル出身です。私はどこから来たのかを決して忘れませんし、常に恩返しをするつもりです。
リリックはチャラいのに、さらっとこういう受け答えできるのは、かっこいいね。
