RosalíaとDua Lipaがストリップクラブに行った動画が議論に

グラミー授賞式の後、RosalíaとDua Lipaがストリップクラブに行った動画が拡散されて、議論になっていた。

Dua Lipa、女性のエンパワーメントと有毒な関係の出現についての彼女の歌。Rosalía、性的虐待に関する彼女の歌。
そして、セックスワーカーにお札を投げ、売春の文化を促進し、女性を人身売買します。
トラトラ、フェミニズム

 合法のストリップクラブで、働いている人は好きでその仕事をしている。それがフェミニズムだという意見。

ラッパーがストリップクラブに行っても誰も何も言わないのに、Demi、Dua lipa、Lizzoのような女性が行くと、セックスワーカーを支援しているからと言って引きずり下ろし、女の子がたくさんお金を稼いでいるといって怒る。

 BAGDADは、バルセロナにあるストリップや生のセックスショーを行うクラブ。RosalíaはそのBAGDADを舞台にした、失恋をテーマにした歌を歌っている。
ROSALÍA - BAGDAD (Cap.7: Liturgia) 

「セックスの仕事は信じられないほど搾取的であり、力を与えることもあります」
「ストリップは女性の労働です。ストリッピングと性産業全般について恐ろしいのは、不公平な労働慣行だけです」と彼女は言いました。貧しい賃金、搾取、性的暴行を挙げて。

Is visiting a strip club anti-feminist? - BBC News

イムリーにストリップクラブのリアルな話があったので、追記。
bayfm78 MUSIC GARAGE : ROOM 101 2月7日(金) 27:00-28:30
渡辺志保 映画『Hustlers』について
辰巳JUNK「もう、給料めっちゃ中抜きされてる、貧乏なストリッパーっていうね。」
渡辺志保 「そうなのよ。おばあちゃんかかえながらね。」
辰巳JUNK「おばあちゃんを支えてね。雇用主だけじゃなくてなんか、ボディガードから脅されて中抜きされるっていう。」
渡辺志保 「でも私、そのシーン、リアルにアメリカのストリップクラブで見たことあるんですよ。目の前で、お札がまかれるわけなんだよね、ストリッパー嬢に対して10ドル札だとか、20ドル札だとか。それをかき集めて、ほんとスーパーのビニール袋みたいなのに、バーッといれるの、ストリッパー嬢が。そこからDJに10%、警備員に10%、マネージャーに10%とかいって、みかじめ料を払わなきゃいけないんですよ。だからそういうのも、ちょっと話ずれるけど、そういう描写もすごいリアルなんですよ。ストリップのシーンを描くのに。それだけ中抜きされて、結局ダンサーの子の手元に残るのは、ほんと数パーセントっていうことになっちゃうんだけど。」

Dua Lipaは歌もダンスも上手くなくて元々好きじゃないからいいんだけど、ストリッパーにお札ふりかけてる様子は、人間をモノ扱いしてるみたいで嫌だな。ストリップクラブのお作法なのかもしれないけど。個人的には、自分は服を着て、裸の人に腰を振らせてその上からお札ばらまいて、何が楽しいのかわからない。いい歌詞を歌ってても、その様子がちらついてしまう。彼女たちに稼がせてあげたんだからいいじゃないかというのも、お金で買っていいものなのかなぁと。男性的な考えの気もする。性別に関わらず、合法の遊びをするのは自由。でもそれを見てファンが嫌いになるのも自由。
合法的に仕事をしている全ての人は、自分の仕事に誇りを持つべき。でも、他の選択肢もあるけど好きでセックスワークを選んでいる人は少なく、多くの人は生活のために仕方なくそれを職業にしてるという認識。オランダの飾り窓で働く人も、東欧の貧しい人が多いとどこかで読んだ記憶がある。そこで働く人を支援したいなら、お金を払って買うのではなく、自立できるような支援じゃないかと。

Copyright © 電子計算機舞踏音楽 All Rights Reserved.