2020年11月のプレイリスト④(W0LF(S) 五堅情、TXT 、NCT U、FAKY、mohyell、YONA YONA WEEKENDERS、ザ・おめでたズ)

15か国のアーティストで盛りだくさんになった今月のプレイリスト、ラストはアジア。

W0LF(S) 五堅情 - #反正我好看 (台湾)

フォローして下さった方のツイートで知った歌。自分以外で海外の音楽を積極的にディグっている方はそんなにいないので、こういう方がもっと増えて情報交換したい。

五堅情は、台湾のボーイズグループ。英語名W0LF(S)は、メンバーの名前の頭文字を合わせたもの。歌のタイトル『#反正我好看』は、たぶん『とにかく私はカッコいい』という意味。メイクやMVはKPOPの影響を感じるが、シャ、シュ、ツーといった中国語の発音で歌われていて、なんだか新鮮。

TXT (투모로우바이투게더) - Blue Hour(韓国)

TXT(Tomorrow by Together)は、BTSと同じ事務所のボーイズグループ。KPOPの音楽も、ヒップホップよりからアイドル歌謡曲まで様々。この曲は、ずっとサビのメロディみたいな曲で、各パートがキャッチーなメロディのオンパレード。メロディこそが、POPミュージックの醍醐味だと私は思っているので、そんな私にとって楽しい歌。BTS『Dynamite』とパステルな色使いが似ている。

NCT U 엔시티 유 - Make A Wish (Birthday Song) (韓国)

日本人Shotaroさんが加入してから初のシングル。やはりダンスが見どころ。細部に至るまで個々の動きもレベルが高そうだが、私が感動するのは常に移り変わるフォーメーション。どたどたと動かずに、一、二歩または一回のジャンプで、バシッと位置を決める。全く足元は見ずに。さらに後ろを見ず下がったりまでする。次々に入れ替わり形を変えるフォーメーションは、正確な位置取りにより実現している。このレベルに慣れてしまうと、申し訳ないけれど、ジャニーズのダンスはお遊戯に見えてしまう。どんな内容でも褒めてくれるファンがスポイルしてきた結果ではないだろうか。

振り付けは、なんと日本人女性のReiNaさん。日本国内にこんな優秀な人材がいるのに、「何してんねん。」ともどかしくなる。逆に、韓国のエンタメは、経験や過去の実績よりも、内容や今の実力で評価してくれると思わせてくれる。
https://www.instagram.com/p/CGU8n89hZ1L/

FAKY - little more (日本)

avex所属のガールズグループ。これは確かLINE MUSICのチャートで見つけた曲。いつもは、YouTubeSpotifyのチャートしか見なくて、日本で流行っている曲は大体好きではないけれど偏ってはいけないと思い、ときどきあえて違うチャートを見に行くように心がけている。出だしの強く歌い上げるボーカルとスローダウンに続く静寂、インパクトがあって注意を引きつける。こういう歌唱力が活かせる曲が増えてくれると嬉しい。

mohyell(모옐) - Call ME (feat. Uyeon) (韓国)

いずれもメールインタビューさせて頂いたmohyellとUyeonのコラボ。Uyeonさんはやっぱり歌の表現力が高い。

YONA YONA WEEKENDERS - SUNRISE (日本)

最初は、特に印象もなく、とりあえずプレイリストに放り込んでおいた曲。派手な曲は飽きるが、こういう曲は、聴くにつれ馴染んで心地よくなる。歌詞「ぼけた卵黄のシンナー」って何だ?と思ったら、「ぼけた青のシグナル」だった。バンド嫌いの私も好きな歌。

ザ・おめでたズ - THA FOOL (富山)

Native Rapperさんのコラボで知ったヒップホップグループ。同じ富山の大学生で結成、富山ローカルのアーティスト。DJ Shunhorさんも今は富山拠点でいらっしゃるし、富山気になるなぁ。実は私、本籍地が富山、行ったことないけど。北欧諸国、北海道、北陸のような冬ごもりしないといけない地域は、音楽プロデューサーが多いと言われたりもする。
RIP SLYMEケツメイシのような聴きやすさに、育ちの良さから来る上品さとゆとりが加わったみたいな。ボーカルの方の声も美しい。繰り返し聴いても飽きないので、もうちょっと聴かれてもいい気がする。

今月も素晴らしい作品を作って下さった皆さんに感謝。

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