露崎春女 ストリーミング配信開始なんて聞いてませんけど

そんなに読まれるつもりでなく、半ば自己満足でまとめた『2000年代に活躍した日本の女性Soul/R&Bアーティスト』、意外と需要があったようで、今のところ本ブログで最もアクセスされている。宇多田ヒカルがCoachellaで『Automatic』を歌ったからではなく、もっと前から。
ふと思い立って、新たにストリーミング配信が始まっている曲があったりしないかと確認していたら、なんと露崎春女/Lyricoが。早速『J-Soul/R&B Female』のプレイリストに追加した。

露崎春女 『Believe Yourself』、『Break On Out』を追加。『Break On Out』のエンディング、左右のパン振りがいびつでスピーカーがおかしくなったかと思った。この時代は、4分半から6分近くと1曲が長い。
J-Soul/R&B Female 1996 - 1999

Lyrico露崎春女の別名義) 『Eternity』追加。ゴスペラーズ『永遠に』を作曲した妹尾武露崎春女/Lyricoの共作。
J-Soul/R&B Female 2000 - 2002

ストリーミング解禁、残るは、SILVA、melody.、AYUSE KOZUE谷村奈南。SILVAとAYUSE KOZUEは大手ではないし、需要からも難しいかな。

melody. - Next to You (TOY'S FACTORY)

谷村奈南 - Crazy For You (avex)

avexって配信やらんの?と思っていたら、AWAサイバーエージェントavex音楽配信サービス)にはあった。谷村奈南があるからってAWAに乗り換えようとは思わないけど。

露崎春女/Lyricoのストリーミング解禁は、ソニーの配信・サブスク化プロジェクトの一環。

90年代にデビューした邦楽アーティストに特化した配信・サブスク化プロジェクト
DISCOVER the 90's

この特集記事に出てくる露崎春女/Lyrico以外で知っていたのは、Chappie『Welcoming Morning 』(1999年)。

軽やかな渋谷系、改めて聴いてみるとラップだ。ネットの情報によると、バックグラウンドで繰り返される「大好き」の囁きは、川本真琴だそう。Chappieは覆面ボーカルで、当時は声を聴けば誰かすぐにわかったそうだが、1999年はインターネットが普及しておらずWikipediaもなかったので、今となっては簡単にはわからない。COLTEMONIKHA『そらとぶひかり』(2006年)を思い出したが、それより7年早い。

宇多田ヒカルであんなに盛り上がるなら、もうちょっと幅広く振り返り特集をやってほしいものです。

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