本当に愛されている日本各地のナイトクラブ(最終版)

ほぼ出そろったので、最終版にします。上位はあまり変わらず。
7月16日時点の支援金額順。順位だけが一人歩きしてほしくないので、今回も禁転載。 (複数回セルフチェックしていますが、手作業のため、万が一誤記があった場合はご指摘下さい。)
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STUDIO COAST/ageHaは、STUDIO COASTageHaの2店舗分で、その他並んでいる小箱とは規模が全く違う。
clubasia メインフロア 300人
ageHa メインフロア 2,400人
京都CLUB METRO 300人
それにしても、clubasiaはモンスターだ。ageHaの1/8の規模しかなくて、1.75倍以上の支援を集めるなんて。clubasiaも京都CLUB METROも、これだけ信頼と期待されているとなると、プレッシャーもそれ相応で大変そう。

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支援人数順だと、少し順位が入れ替わる。青山蜂・仙台SHAFT・中野 heavysick ZEROなど。仙台SHAFT、ちょっと気になる。
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面白かったのは、タイトルが「~するな」とか「Don't ~」のファンディングは、あまり支援を集めることができていなかったこと。上位には、そういう表現のタイトルが1つもない。お店の客に対する姿勢が、タイトルにも支援金額にも反映されたということだろうか。

結局、東京だとか地方だとか箱の大きさではなく、どんな場所であっても愛される箱は愛されるんだな。京都と比較して、人口の割に大阪がさみしい感じ。大阪のクラブカルチャーって、今どんな状況なんだろう。

MOGRA 秋葉原、CIRCUS Osaka/Tokyo、BATICA/SOLFA、札幌Precious HallSound lab moleもここに入っていたら、どういう結果だったかな。

Creative Footprintの進め方、ナイトタイムエコノミー推進協議会のスタンス、7月7日のDOMMUNE配信番組「ライヴエンターテインメントの行方」を観たら、国のナイトタイムエコノミー施策にも、すっかり興味が失せた。多くの人から支持されているここにある小箱を巻き込まず、ナイトタイムエコノミー施策を推進するなんてあり得ない。それぞれの箱はアクが強そうだけど、上位20位の箱が集まって、クラブ業界の将来や地方クラブカルチャーについてディスカッションしたら、絶対面白い。

コロナはもう御免だけど、毎年全国のクラブの本当の人気が定量的に評価される仕組みがあれば、クラバーにとっては参考になる。クラブにとっても刺激になって、足の引っ張り合いではなく切磋琢磨すれば、クラブ業界が面白くなる。

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