Shunhor (Shun Horiki) アンビエントとボーカルテクノの融合
ShunhorさんのDJを初めて聴いたのはTSUBAKI FM。
それからずっと気になっていたのだが、私が行けない箱でよくDJされていたので、とりあえずインスタをフォローした。そうしたら、歴史ある建物の再生途中や、田舎の風景になじむけれど洗練されているデザインの建物の建築過程などの動画をよく上げて下さっていて、楽しくて興奮した。忙しそうなお仕事なのに、DJとしても引っ張りだこでギグ数も多く、いつ寝ておられるのだろう。
DJのこと調べていて、むくり屋根とか隅木に出くわすの楽し過ぎ。
”田んぼもオフィスもOKな靴!? 山から都市までを行き来する隈研吾建築都市設計事務所、堀木俊さんの定番とは”DJもパーツやパラメーターが多くて時間軸でそれらをデザインし組む仕事だから、建築やプログラムの設計ができる人は向いているし楽しくてハマると思う。ゴルフも奥深いらしいけれど、DJもすごく奥深くてその人がどういう人かというのがDJプレイに出るし、コミュニケーションにもなるので、様々な職業の人がDJするようになったらいい。
最近また見た目のコンプレックスをこじらせていて、出かけるのに躊躇してしまうがが、時々(恐らく禁煙の)青山ファーマーズマーケットやTRUNK HOTELでもDJされているので、引き篭もらず行ってみたい。まぁそんな私にもインターネットは優しく、ShunhorさんのDJを聴かせてもらえる。
Tokyo Community Radioでの1時間弱の短めのセット。アンビエントとテクノの組み合わせ方と、声を印象的に使った曲の選曲が好き。
前半 1:03:05あたりからShunhorさん
後半
QQEYES - PLANETS 6, 7, 8 & 9
CREATIVE_REALITY17 - FREQUENCY TONES
BFTT - LIKE
PLURALIST - SURFACE
RHYW - BIGGEST BULLY
HELIX - NEW PERCOLATOR
MOTOKO&MYERS - PLOVER
GACHABAKRADZE - DARAJI
DJCOLDSTEEL - FCDK
GOVERNEDBYRHYTHM - RESIST
DJDR - 660 - DJ USB FLASH DRIVE
LONE - ABRAXAS
ADAMSTROMSTEDT - TARONGA
KIRILIK - DISTANT CALL
KENYOUNG - HORNEY CHORDS
WAAJEED - POWER IN NUMBERS
DAPHNI - IF
SHIGETO - ALLEY OOP
CHAZVINCENT - DREAM ZENITH PART 2
他の曲にも多少使われているが、声を楽器音のように多く又は印象的に使っている4曲をおさらい。Sakuma (Modest) さんのDJでPhew「Voice Hardcore」を知ってから特に、音としての声を意識するようになり、より楽しめるようになった気がする。
BFTT - LIKE
PLURALIST - SURFACE
Rhyw - Biggest Bully (一番でかいガキ大将)
跳ねたり飛び散るようなボーカルが奇妙で面白い。声の音を使ったテクノだからVocal Technoと呼んでいる説明もあった。Vocal Techno、しっくり来る名前。in the blue shirtさんのボーカル切り刻みとはまた違う味わい。
KIRILIK - DISTANT CALL
2:10くらいからの「アーーーーー、ウーーーーー」とサイレンのように上がっていく声の音、アクセントになっていて、なぜかテクノにハマっている。
だったら、ヒューマンビートボックスでテクノやってみたらいいのではと思って調べたら、既に「すらぷるため」さんという方がテクノの定番ぽいのを声で再現されていた。
ShunhorさんのDJが気になった方は是非2時間セットも。神秘的なアンビエントから始まり、眠っていた魂を呼び覚まし、徐々に体の中から静かに気力が湧き出してくる。そういうイメージ。