2019年9月 Negative Cloud vol.12 @ knock 高円寺

ネガクラ、Asparaさんと3人のロングセットかぁ。めっちゃ行きたい。喫煙ポリシー出るかずっと待ってたけど出ないし、Asparaさん喫煙者だから今回は分煙なしかなと思って最後の最後に諦め、昼からのんびりお風呂に入る。お風呂から上がると分煙との情報。いや待てよ、仕切りもなくバーカンの前だけ喫煙可にして、実質分煙でもないパターンもあり得るで。結局どうしても諦めきれなくて「無理やったら10分で出てきてもええわ。」の覚悟で出かける。

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東京そこそこ長いけど、高円寺駅で降りたのは初めて。でもGoogle ストリートビューで予習したので余裕。南口を出て右に、信号を渡り商店街の中を進む。f:id:senotic:20190915234915j:plain右手にビレバン、左手に呉服屋 大黒屋のところで右に曲がり商店街を出る。f:id:senotic:20190915235206j:plain途中右手にSEIYUが見えたら、右手を気にしながらもう少し。f:id:senotic:20190915235423j:plainタイル張りのビルの地下が高円寺knock。音漏れしてないし、やってるのかなと少し不安になりながら地下の奥へ。f:id:senotic:20190915235509j:plain扉に場内禁煙の張り紙。分煙ちゃうやん、完全禁煙やん!そういうの早く教えて。何週間も悩んだわ。2重扉の入り口を入ったところ正面がバーカンで、右奥がフロアのワンルーム。Baticaの2階くらいの広さかな、あんな細長くないけど。噂通りで音が良い。割れていないし、部屋も振動してない。バーカンに椅子が3つくらいとソファが2つ。ドライフラワーの装飾。f:id:senotic:20190915235948j:plain最初の1時間はEUREKAさん、30分遅刻してしまったのが悔やまれる。初めての箱でソワソワしていてあまりじっくり聴けなかったけど、丁寧に場を作っていく感じ。PicoさんとのBtoBだと、それぞれの個性がぶつかってぼやけ、実力を発揮する前に終わってしまう気がしていた。40分の短いセットでガッと盛り上げるタイプでもないと思うし、ロングセットの方が向いていると思う。特に最後の10分の低音が効いた選曲が好み。気持ちだけでなく、恥を捨ててブース前に走ってくべきだった。エフェクト的に低音をドン、、ドン、、ドンとリズムに合わせて上げた時があったと記憶しているけれど、煽らなくてもジワっと上品にフロアを温められていたので要らない気がした。ブログ書いている今、最後の1時間回されているはず。とても心残りだったけど、またいつか聴かせてもらえる機会があると信じよう。

煙草の火に怯えることなく、臭いが全くせず空気が吸えて、音が良い。照明の明るさで目が疲れないし、モッシュしてくる人もいないし、パーティフォトに写りこまないように気を張る必要もない。照明は暗めなので自分の見た目もそんなに気にならない。めちゃくちゃ臭いを吸ってしまうシリコンのスマホケースが無臭(頭バーは完全分煙だけど臭くなる。)なんて快適なの。音楽3倍増しで楽しめる。

次の2時間はPicoさん。最初の1時間はやや繋ぎやすそうなシンプルな4つ打ち中心で、守りに入った感じでこのまま行くのかなと。徐々にブラスや民族楽器の音や要素が増えていき、1時間20分くらいからはゾーンに入った感じに見えた。PicoさんがDJで表現するストーリーにしっかり耳を傾けたくてフロア前方に。Picoさん単独のDJを現場で聴いたのは、去年12月の「平日ハウスクラブ」以来。あの時の物足りなさは、時間の短さと好き勝手やれる環境ではなかったからかな。知らない人たちと現場でDJ聴くのってやっぱり楽しい、そう実感できた。来て本当に良かった。

感動しながらPicoさんの最後10分。Asparaさんが来てブース横で煙草を吸い始めた。5秒で部屋の外に出て吸えるのに。パーティが定めた喫煙ポリシーを知っていて、わざわざフロアから見えるところで吸う。fuck禁煙、わざと目の前で大事にしているものを破られた気がした。DJは上手いか知らんけど、理由があってパーティが定めた信条へのリスペクトより自分のDJ、そういう姿勢でやっている人なんだろうなと思った。
【追記】DJブース内は喫煙可としていたそうです。場をどう作るかやそこにいる人よりも自分のDJが優先なんだなという印象は変わりません。

一旦外に出て最後のEUREKAさん聴きに戻って来ようかと思ったけど、初めての場所で緊張してたのか、思ったより疲れていたから帰宅。久しぶりにとても楽しかった。この前書いた完全禁煙のライブハウスとクラブ情報は意外とたくさんアクセスされているし、煙草苦手な人や未成年の人にもお薦めできるイベントが増えると嬉しい。

EUREKAさんは足治ったのかな、Picoさんは災難続きだったけど元気取り戻せそうかな、話しかけられないけれどそう想ってる人はきっと私だけではないはず。

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