嵐のアメリカ進出本気度 海外進出に必要なのは英語よりも ①

嵐の海外インタビューが話題となっていた。
嵐・松本潤の「K-POPのルーツはジャニーズ」発言が大炎上 誤訳の可能性も… | 東スポのニュースに関するニュースを掲載

以下、そのインタビューの部分和訳。
J-Pop Titans Arashi on Going Global and Working With Bruno Mars - Variety

昨年夏に87歳で亡くなった「我々の芸能事務所の創設者ジャニー喜多川の遺産に恩返しする」方法として、彼は外向きにプッシュする骨組みを作りました。

「ジョニーが亡くなった今、日本のエンターテインメント業界のリーダーとしてだけでなく、ジャニーズファミリーリーダーとしての我々の願いは、彼のバトンを引き継ぎ、彼がそうだったように日本とアメリカの架け橋となることです。」彼(松本潤)はかなり感情的に言い、喜多川の死後、事務所の運営方法が大きく変わったと付け加えました。 「21年在籍する中でこれまで決してやらなかったことをして、次世代のジャニーズの若手、つまり次の打順にいる他のグループに、今以上やるための挑戦を続けさせたかったのです。」

しかしながら、彼(ジャニー喜多川)はまた、多くの若い新入社員に対するハラスメントや性的虐待の報告にも悩まされていました。 日本における彼の事務所のの強力な影響力により、日本のメディアはそれらの申し立てを無視したと、批評家は言います。

喜多川の遺産は真にどうあるべきと考えるかを聞かれると、(松本)潤は、経営者がアジアにもたらしたヒットを作るシステムについてのみ話しました。

彼は言います。「ジャニーは彼の60年間の仕事の中で非常に多くのボーイバンドを生み出し、それを世界標準に引き上げることによって、日本のエンターテインメント業界だけでなく、アジアのポップ世代の台頭に見られるように、日本国外でもアジアのポップカルチャー全体に消えない痕跡を残しました。現在同じような日本人でないグループで見られることは、1960年代当時ジャニーが作った基礎に実際そのルーツを実際見て取れます。」

K-POPは世界的に急上昇していますが、(松本)潤は、悪い感情を抱いていないと言います。

「一部の人が思い描くようなある種の部族主義は抱いていませんが、ジャニーが数十年前に基礎を築いた構造が、今ようやく国境を越え始めていることに誇りを感じます。 ジョニー自身によって行われていなくても、遺産はまだ存続していて、健在です。 花々が他の文化や国に根付いているのを見ることができます。」と彼は言います。 笑いながら、「 確かに『Dynamite』を何度も聴きました。」と認め、BTSを韓国グループとして初のBillboard Hot 100 No. 1にした初の完全英語シングルに言及しました。

 読者のコメント

彼の主張は根拠がない。彼がK-POPについてのインタビューを受けるときはいつでも、彼はただ頑固です。双方の音楽の歴史について具体的に知らなかったのに、なぜ彼は間違ったことを言ったのですか?軽率過ぎる。
なぜ彼は誤ったプライドを維持しているのですか。

私はJpopが好きで、いくつかのKpopも好きです。しかし、松本潤は、K-POPジャニー喜多川に由来すると主張して一線を越えました。私は熱烈な嵐ファンでしたが、今は松本潤がこんなことを言うのが恥ずかしいです。彼は当然のように敬意を払い、単にJpopには独自の魅力があるというスタンスを保持するだろうと、当時の私なら考えていたでしょう。それどころか、彼は他のバンドの成功をけなし面目をつぶそうとしました。今、本当にがっかりさせられています。彼はもっとよく知っていると思っていました。アジアと言えば日本であり、日本以外の国は二の次と洗脳された未熟な赤ちゃんであると、自ら暴露しました。…笑。恥を知りなさい、松潤

事実なのは、kpopなくして彼らはこのインタビューを受けることができなかったということです。彼自身の意見では、バンドの1つ(又はそれら全て?)と位置付けられているようですが、それは全く同意できません。 smh(失望して首を横に振ること)

以上が、部分和訳。

海外の方のコメントは辛辣。ルーツについては議論の余地はあると思うが、海外に日本のラーメン店が多数進出している状況に、「ラーメンのルーツは中国なんで」って言ってしまうような野暮だったのでは。

性的被害者の心情を優先的に配慮して、可能性の段階でも、加害者の可能性のある人の功績を賞賛しない傾向にある。

SMAPのことだけとっても、ファンのことを一番に考えず解散させてしまった。事務所が力を持っていて、圧力があることは誰もが知っている。そういう創業者や会社を、自分たちの海外のインタビューで、わざわざ文字数を割いて、話題に持ち出して持ち上げていることの気持ちの悪さ。
ジャニーズに「注意」 公取委の狙いは? (写真=共同) :日本経済新聞

KPOPのことはそれほど知らないけれど、KPOPアイドルはやたら「ファンのため」「ファンのおかげ」と口に出してアピールする印象がある。海外進出やデジタル配信について、今までリーチできていなかった層へ届けるためと嘘でも強調しておけばいいのに。ジャニーさんの遺産を引き継ぐとか後輩に背中見せたいとか。ファンへの21年分の感謝を、一言でも多く伝えようとは思わないのかな。クライアントファースト、ファン第一じゃないよね。日本人に限ったことではないけれど、お客さんじゃなくて会社や上司の方見て仕事する。DJも、オーガナイザーと箱の方を見ている。そういう考えの環境に長年いて、きっと当たり前になってしまっているんだろうな。なんかもう、本気で海外進出を成功させる気なんてなくて、「海外インタビューでジャニーさんに言及して、がっつり持ち上げておきましたよ。」という、国内向けのアピールに見える。今後の自分の居場所へ向けての。

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