SSW
中学生のとき、同級生に毛深い女の子がいて、恐らく剃って処理するのが難しいから脱色していた。脱色した毛は金色でフサフサになって、陰でライオンとか言われていた。今思い返すとひどい話だ。眉もまつげも濃くて、くっきりした顔のとても美人だった。最近…
彫刻は見る角度で印象が変わって、360度から楽しめるから好き。家には、ついつい集めてしまった仏像とか動物のフィギアが並んでいる。人間や動物の形って美しいと思うんだよね。目が大きくて、顔が小さくて、手足が長いとか、そういうことじゃなく。ダンスや…
in the blue shirtアリムラさんとストーンズ太郎さんによるDTMワークショップ『Potluck Lab.』。1周年を記念し、オンラインで、参加者の音源を視聴しコメントをする企画が実施された。アリムラさんは、以前、早稲田茶箱で毎月開催されている「新作発表会」の…
日本でも、アーティストの政治発言について、議論はされるようになった。こちらはユーモアを交えた国家批判作品。映像と歌詞から。 IC3PEAK - Смерти Больше Нет(もう死ぬしかない) 目に灯油を溜めている全部燃やす、全部燃やすロシア中が私を監視している…
ロシアの音楽ユニットで、オーディオビジュアルアーテイストでもあるIC3PEAK。この記事を書いた後のインタビューで、IC3PEAK本人が作品の解説をしていたので、和訳しました(以下の記事)。合わせて、歌詞和訳もそちらへ移動しました。 以下、本記事で掲載し…
グローバルチャートもチェックしているが、人口が多いラテン・インド系やヒップホップが多数を占め、私にとっては、どれも同じような音楽ばかり。上手く探せていないだけなのか、不作なのか。そんな中、久しぶりにウクライナのチャートを、念入りに根気よく…
私のお気に入り、19歳のアルゼンチンギャルNicki Nicole。いつの間にか更に売れていて、Spotifyアルゼンチン国内チャートのNo.1に。Camilo、Bad Bunny、J Balvinを押さえて。Instagramのフォロワー数は370万人、Spotifyの今月のリスナー数320万人。 検疫中の…
家の近くで大きな落雷。急いで、PCやwifi等、冷蔵庫以外の家電の電源を抜く。こういう時、ラジオが聞ける携帯音楽プレイヤーが役立つ。ちょうどokadadaさんとtofubeatsさんがDJしている時間。最近はラジオもネットで聞いているから、ラジオ局の周波数なんて…
インディーロックおじさんたちの選ぶJ-POP、私が思ってるJ-POPと全然違うんだよな。 自らJ-POPと名乗る曲のミュージックビデオを観ながら、好き勝手言う。 KAN - ポップミュージック 演歌みたいなメロディもあるけど、メロディ・構成・歌い方・声、KANだ。こ…
今月のテーマは「女性」。そう決めた訳ではなかったが、偶然女性のタイトル曲が多かったので「Womxn」「School Girls」「Daughter 」「The Man(自分が男だったらという女性の歌)」と並べてみた。アコースティックな歌、ゆったりリラックスして、繰り返し聴…
年末に年間ベストを選ぶと、直近にリリースされた曲の印象が強く、年初リリースの曲は聴き過ぎて新鮮さが消え、フラットに評価しにくい。そこで去年は月毎にベストを選び、そこから半期ベストを年間ベストを選ぶようにした。記憶や感覚に頼る部分を減らすこ…
言語は難しい、特に歌詞なんかは。インタビューにある本人による歌の説明も読み、込められた意味を理解しようと努力した上で、よほど自信のあるときしか、ブログには載せないようにしている。難しい分、謎解きの面白さと理解できたときの喜びがある。先日書…
Victoria Hannaは、イスラエルのSSW。家族はユダヤ教、エルサレムで生まれ育った。2015年にヘブライ語の文字をラップにしたミュージックビデオがバズり、知名度を上げる。Victoria Hanna - The Aleph-bet song (Hosha'ana) 同年、Forbesで、最も影響力のある…
Lawrence - "It's Not All About You" 実の兄妹であるClydeとGracieを中心とした8人体制のSoul Popバンド、Lawrence。生活感のある場所で、動き回りながら歌う様子はミュージカルのようで、NHKでgleeを観て育った世代には、これぞアメリカ。ちょっとナードっ…
町山智浩氏のコラム、情報量もあり極端な誇張なく、読者層に合わせて興味を持たせるように書いてあり、さすがだなと思った。最後の4行は意外だけど、個人的にはズバッと書いてあってすっきり。Billie Eilishはそんな好きちゃうし、細かいことだからスルーし…
海外でもそうだし、日本でも若い世代ほど、当たり前のようにライバルでもあるアーティストを、フックアップして(引き上げて)いる。フックアップすることで尊敬も集め、お互いのお客さんを分け合うことが、マーケットを大きくして活性化することになり、結…
クィアアーティストのインタビューって、何でこんなに面白いんだろう。考えたこともなかった視点と勇気を与えてくれる。一般の人が経験することのない、解決策が広く共有されていない困難を乗り越えて、人より成長し思慮深くなれたのだろうか。自分と同じ境…
L Devineの記事を訳していて知ったのだけど、去年の11月にCharli XCXが音楽業界の性差別についてSNSに投稿し、話題になっていた。 Charli XCXは、音楽業界の性差別に声を上げる。「私が男だったら、音楽業界の神のように崇められる。」Charli XCX calls out …
女優とモデルもこなすイギリスの歌手。最近Iggy Azaleaとコラボしたことで知名度を上げている。 Alice Chater - Tonight 今夜、もし世界がひっくりかえるなら、最高の服を着て雨の後には必ず太陽があるのだから楽しいことのために出かけましょうもしそれが(…
テレビを見なくなって、もう3年くらい。どうしても見たい番組は、録画してCMを飛ばす。センスもユーモアもないお年寄り向きのCMは、もう見ていられない。でも、観て楽しくて、企業のブランドイメージも良くなって、若手インディーズアーティストのチャンスと…
ファイルを整理していたら、ポコラヂのtofubeatsさんゲスト回、『大都会と砂丘』に関して話したときの書き起こしがあったので、供養。レトリカのウェブサイトにも載ってるけど、(一番面白いところを)だいぶ端折られたり意訳されているので。「tofubeats」…
音楽は、寝室で一人でDTMする時代から、クラウドへ。海外で人気の曲の作詞・作曲・編曲のクレジットを見ていると、複数の名前が並ぶ。アーティスト同士の協業のさらに先、ファンの力を活用した事例とそのメリットとは。 ファンと作る Dorian Electra Dorian …
ウクライナの音楽を掘っていたので、#ВIЛЬНА_КАСАのMVも見ていたのだけど、あまりピンと来ていなかった。ふと他の曲も聴いてみたらバリエーションがあって良かった。 Jerry Heilはウクライナの24歳のSSW。VlogやカバーソングをYouTubeに上げていたことで人気…
例えば、日本の田舎の小中学生で自分の性別に違和感を感じたり悩んでいる人がいたら、Dorian Electraの存在は何らかの助けになるかもしれない。Dorian Electraのことを調べるうちに、自然とジェンダーに関して理解も深まった。一旦理屈が理解できてしまえば…
2018年3月にsasukeさんのライブに行って、そこからしばらくsasukeさんのインスタライブを観ていたりした。SASUKEさんは、Bruno MarsやJacob Collierの来日に合わせコンテンツを作るなど、セルフプロモーションも頑張っておられるようだった。札幌サンプリン…
⑪Nicki Nicole - Wapo Traketero (アルゼンチン) ⑫Alina Pash - BOSORKANYA (ウクライナ) ⑬Nicole Horts - Coloréame (メキシコ) ⑭Samm Henshaw - Church (イギリス) ⑮VaVa - Virtual Luv feat. tofubeats (日本) ⑯PARKGOLF - SPICE feat.FARMHOUS…
太っ腹なCoachella配信のお陰で、それをきっかけに今年は世界中の音楽を堪能することができた。音楽から多様な文化や価値観も学んだ。無意識のうちに自国や身の回りの価値観に自分を合わせ、抑え込んだり無理をしていた気持ちにも気が付くことができた。 ①Ho…
アニメ・コスプレ好きYouTuberさんかなと思って観ていたら、意外と音楽が良い。単に今はやりのジェンダーレスを前面に押し出しているのではなく、深かった。ジェンダーによるプレッシャーと解放、今年SNSでもとてもホットな話題であったけれども、言葉で相手…
2019年のベスト選び終わってブログも書いて公開ボタン押すだけなのに、面白い音楽たくさん見つかって困る。 スイス生まれのアルバニア人 ポップミュージックは複雑で高度 ILIRA - EXTRA FR!ES ILIRA - DO IT YOURSELF ILIRA - GET OFF MY D!CK スイス生まれ…
日本に限らず知名度のある若い音楽アーティストは、親が芸能人であったりマスタリング エンジニアなど業界関係者であることが多い。日本でコネのない普通の子をファンダムの力で押し上げる例はあるが、作品ではなく人に付くファンの力が大きいので、ファンに…