東京都ナイトライフ助成金 1億円 使い道

見落としていたが、東京都の税金の使い道が決まってた。

東京都 ナイトライフ観光振興助成金 助成限度額1億円

ナイトライフ観光振興助成金 募集を開始|東京都

ナイトライフ観光振興助成金 採択事業の公表について

f:id:senotic:20200311000011j:plain
f:id:senotic:20200311000032j:plain
ナイトライフ観光振興助成金 採択事業を公表|東京都

大企業にばらまいてどうする。単発イベントばっかり。
才能ある日本人DJ、そのDJがプレイしている小箱に全然落ちないんですけど(怒)。

東京都 「2020年に向けた実行プラン」

スマート シティ ~世界に開かれた環境先進都市、国際金融・経済都市・東京~
政策の柱7 世界に開かれた国際・観光都市

政策展開5 集客力が高く良質な観光資源の開発
多様化している外国人のニーズに対応するためサブカルチャー等外国人が魅力を感じる観光資源を一層磨き上げ、世界に発信する。また、新たな視点に立ち、水辺の活用やナイトライフ観光の推進など、これまでにない観光資源を開発するほか、伝統文化や自然、食など地域の観光資源を活用した取組の支援を行う。

イベント自粛要請に対する損失補填を求めている人は、この税金の使われ方をどう思うのかしら。1億じゃ足りないから興味ない?1億どころじゃない税金が、おかしな使われ方してると私は思ってるけど。

 安倍政権の成長戦略にまたも不正疑惑が発覚した。政府と民間が出資して運営する官民ファンド「海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)」が2014~19年に公表した事業のうち少なくとも7件で、機構の株主企業6社に出資総額の3割にあたる196億円が還流されていたことが分かった。6日の東京新聞が報じた。

クールジャパン機構は安倍政権が成長戦略に掲げ、全14のうち10ファンドを新設して13年11月に発足。業績不振で18年度末の累積損失は179億円に達している。

官民ファンド・クールジャパン機構 196億円の公金還流疑惑|日刊ゲンダイDIGITAL

提案

正しい情報と知恵を集めて、この困難をみんなで乗り越えようというリーダーが、クラブ業界にはいない。代わりに、批判と不満ばかり。「集まることを禁じられた」「政府による押し付け」「過剰自粛という集団ヒステリー」と反発するけど、人の移動と集まる機会を減らすことは感染リスクを減らすために有効なのは事実。自分たちで判断したら、自信をもって開催してる方がかっこよくない?
力を合わせてウイルスと戦うことは、恥ずかしいですか?
政府の指示に従っているようで、嫌ですか?
善意の協力が、美談で終わってしまいそうで嫌ですか?
名誉だけでなく、お金くれないと困りますか?

日本は自然災害も多く、富士山が噴火するかもしれないし、原発もあるから事故も起こるかもしれない。この先、こういう状況は、必ずまた来てしまう。私はブログでずっとお金の話をしてきた。
お金の話をしませんか?
今後も困難を乗り越えられるよう、何をすべきか考えませんか?
エンタメだから、お客さんに夢を見させるためにいくらお金の話をしないでいても、こんなときに行き詰って余裕ないところ見せてたら元も子もない。

 <提案>

・国や都の財政支出に興味を持つ。
(自分たちの税金の使われ方は妥当ですか?何のために、誰のために税金を払っていますか?)

・税金で支援してもらうために、クラブやDJの価値を政府や一般の人に理解してもらう。
(私はブログで3年やっている。)

・国や都という組織と交渉するために団体を作る。
(イベントキャンセルの休業補償を、各個人が国と交渉するのは無理。50人のイベントやるはずだったのに、補償してくれと、ツイッターのフライヤー見せて個別に交渉というのは現実的ではない。)

・作った団体が、交渉するために数字を出す。
(ただ待つのではなく、団体が損失を集計「自粛したことで合計いくらの損失が出ました。このくらいの金額を、こういう風に補償して下さい。」と具体的に交渉できる。)

・外国人DJ/アーティスト依存を見直す。

・次に備え、リスクを分散させる。
(ネット上のイベントや配信は、現場にはないメリットもある。海外ファンを作り、地理的身体的な事情でクラブに来れない人にも届け、ビジネスすることもできる。)

最近また、このエントリが読まれている。

確か、VJ概論で、中国のVJはフリーランスよりも雇用されている人が多いと言っていた。良し悪しは別として。日本で解雇されたら、期間を設けず、すぐ失業給付金がもらえる。

無力感を感じることも多いけど、単にブログに書くだけでも、共感してくれる人が何人かはいらして、広まって叩かれもしたけれど、しばらく経つとブログで書いたことが叶ってる。DEATH NOTEじゃなくて、こういうの何て呼ぶのかな、「願い叶いブログ」とか。諦めたら諦めた通りにしかならないし、動けば何か得られると信じている。

Copyright © 電子計算機舞踏音楽 All Rights Reserved.