DJ Shunhor 富山の田んぼから生まれる米々しいミックス
仕事の都合で現在富山在住のDJ Shunhorさんの、田んぼに囲まれた富山での生活を送る中で生み出された"米々しい"ミックス。
Shunhorさんの富山生活について、日本語でのインタビュー。
https://www.a-n-d-now.tokyo/now-3
Tripping w/ Shunhor (October 2020) by dublab DE
[Tracklist]
Bartosz Kruczyński – Pastoral Sequence
Laure Boer & Fanmi M – Dan Bau
Neinzer – Elliptical Footsteps
Gates Of Mayhem – Taizan Fukun No Sai
Akimbo – Strata (PPUL Remix)
Kamisuki – Onpun
Shunhor – Rice Cocker Ritual
R Vincenzo – Furaipan Bugaku
Maracuya – Mindumi Monbori
Popp – Lilac
Ground – Ka-Chaku-Sei
Chari Chari – Fading Away
HARU WA AKEBONO – Hoshina Anniversary
Dazion – The Chant Of Celebrational Being
Azu Tiwaline – Tight Wind ft. Cinna Peyghamy
Ulla – Soak 113
ME VS ME – Yetsuby
Circling music – Tristan ARP
Uwalmassa – Untitled 01
Japanse Singeli – Indus Bonze
面白かった4曲をピックアップ。
Gates Of Mayhem – Taizan Fukun No Sai
日本文化や伝統音楽が好きなウクライナのdark ambientのアーティスト。この暗さと地味さが、次の派手な曲を引き立てる。
Akimbo – Strata (PPUL Remix)
南アフリカのGqomを韓国風に解釈し、韓国の伝統楽器とパンソリで表現した音楽。単体で聴くと強すぎるが、アンビエントな曲の間に上手く組み入れると、メリハリがついてミックスが締まる。
Kamisuki – Onpun
Onpunは、富山のトラックメイカーZaionとDenpunによるユニット。「嫁をもらうなら紙漉き娘」「7つ8つから紙漉き習うて」など紙漉きを歌った民謡と、紙漉きの際の水の音がサンプリングされている、とても面白い曲。
Japanse Singeli – Indus Bonze
北海道の日本人のアーティスト。和太鼓とお囃子のコンチキの音でも、リズムは日本の古くからあるものとは違っていて、その違和感に興味をそそられる。栄免建設さんが購入されていた。
ShunhorさんのDJは、繋ぎ方がきれいなのでミックスで描かれた世界に没入できる。1曲だけシンプルなのでちょっとかける尺が長いかなと感じる部分があったが、中盤と最後に強めの曲を入れてメリハリがつけてある。何より選曲が個性的で、世界のローカルアーティストをフィーチャーしたミックスになっている。米文化を表現したミックスを堪能させて頂いた。