韓国 若者に人気の감성주점(エモパブ)は風営法の規制逃れ?

韓国クラブは営業再開後、COVID-19の集団感染が発生し、6月7日まで一か月の営業禁止となっている。
クラブなどのナイトライフに1カ月間の行政命令の施行
알림 > 보도자료 내용보기 " 클럽 등 유흥시설에 1달간 행정명령 시행 " | 힘이 되는 평생 친구, 보건복지부

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営業禁止対象の1つ、「감성주점(emotional pub、エモパブ)」が何か気になって調べてみた。(「감성주점(エモパブ)」は、自動翻訳だと「感性居酒屋」「感性パブ」と訳されることが多い。)

「감성주점 (エモパブ)」はどんな感じのところ?

2019年7月 18人の死傷者出した複層崩壊「エモパブ 」クラブはどんなところ
18명 사상자 낸 복층 붕괴 감성주점 클럽은 어떤 곳 | 한경닷컴

2人が死亡、16人がけがをした複層構造の崩壊事故が起きた光州のクラブは、お酒を飲む席で踊るいわゆる「エモパブ」の形で運営された。

週末の営業時間は、午後7時から午前6時まで、主に20代の若い層がお気に入りの場所として伝えられた。

[ 梨泰院のバー] 감성주점 어썸 (エモパブ AWESOME
[이태원 술집] 힙합부터 가요까지 핫한 감성주점 어썸 : 네이버 블로그

記事の写真を見る限りDJブースも踊る場所もあって、入場料も取る。ほぼクラブなのでは。

「エモパブ」は違法?

「エモパブ」クラブと同様だが(管轄)行政は別?
‘감성주점’ 클럽과 유사한데 행정은 별개? - 전민일보 

エモパブは酒を飲んだり、クラブのようなダンスを踊ることができる居酒屋ですが、食品衛生法上のナイトライフではなく、一般的な飲食店に分類される。これエモパブが、今回のナイトライフの集中点検で陥り、ここが集団感染の温床になることはないかという懸念が高まっている。

関係者は「遊興飲食店(クラブ)には、厳密にチェックしているが、これに属していない業種については、ガイドラインを強制することはできない」とし「一般飲食店なども防疫指針に準拠するよう積極的に広報中」と説明した。

 「エモパブ」など類似風俗営業処罰強化... 営業停止1→2ヶ月(2019年11月15日)
'감성주점' 등 유사 유흥영업 처벌 강화…영업정지 1→2개월 - 日刊 NTN(일간NTN)

"- 食品衛生法施行規則の立法予告... 「営業停止の代わりに課徴金納付」禁止
休憩業者または飲食業が音響設備を備えてお客さんが踊りを許可する営業行為をする場合加わる行政処分が先に営業停止1ヶ月から2ヶ月に強化される。
また、これらの事業主が2ヶ月の営業停止処分を受けたときは、従前とは異なり、営業停止の代わりに課徴金を納付することができなくなる見通しだ。
韓国遊興飲食業中央会(会長ギムチュンギル)は「食品医薬品安全処一般飲食店でお届けしておいて、クラブのように運営する「エモパブ」など類似遊興酒屋の行政処分を強化する内容の「食品衛生法施行規則改正案」を10月25日付で立法予告した」と明らかにした。
中央会は、特に「エモパブは一般飲食店で許可を受けてナイトクラブのよう営業する類似遊興酒屋」とし「私たち中央会が強く関連の懸念を表明してきた事案が立法につながっただろう」と歓迎の立場を示した。
2016年2月1日以降、食品医薬品安全省は、市郡区の条例で食事店でダンス営業を許可するように式違法施行規則を改正、これ大きく反発した中央会がキャバクラと連帯して、ずっと法令改正を要求してきた。
中央会支会支部はこれと共に、各地方自治体別にも条例制定支持活動を着実に行ってきた。そんな中、クラブバーニングサン、アリーナ国際行事の期間中広州で発生したクラブ事故などを契機に、エモパブのような類似遊興酒屋に対する処罰強化法が出てきたのだ。
改正案によると、休憩飲食店営業者または一般的な飲食店営業者が音響設備を備え客がダンスを踊ることを可能にする行為をしてかかる営業停止2カ月の行政処分に処する。今では営業停止1ヶ月の行政処分だけを取得し、それさえも営業停止処分を課徴金に置き換えることができた。
しかし、今後は課徴金を出して営業停止処分を避けつようにすることにした。このような不法営業行為をしてかかる少なくとも二月間は、ドアを閉じていることだ。
食品医薬品安全省は、11月27日までに意見を公布し、執行することを計画しています。 中央議会はこの意見を食品医薬品安全省に提出し、「遅くなりましたが、歓迎します」と述べました。
一方、エモパブなど類似遊興酒屋の不法営業形態は深刻な水準だ。
国会保健福祉委員会印在謹議員によると、2015年8月に食品衛生法施行規則の改正により、一般的な飲食店などでのダンス、歌などの行為が禁止された後、その規定に違反して摘発された事例は、全933件に達すると集計された。
2015年(8月以降)62件、2017年117件、2018年327件と年々増加傾向にある。今年も上半期基準153件摘発されたことが確認された。
この中には、昨年のバーニングサン事態の時の議論があった「モンキーミュージアム」の2016年度摘発件(ダンス禁止違反、課徴金)と7月にクラブ内の構造物の崩壊に数十人の死傷者を出した光州西区某クラブの2016年摘発件(ダンス禁止違反、課徴金)も入っている。
店の種類別には、一般的な飲食店が929件、キャバクラが4件摘発された。
違反類型別には、一般的な飲食店が「音響と伴奏施設などを備えてお客様に歌を許可」するなど、キャバクラ形態営業をして摘発された事例が787件だった。
ダンスホールの設置」、「音響設備を備えてい客にダンスを許可」、「ナイトライフ受付係の雇用」など遊興酒屋形態の営業をして摘発された事例が144件だった。
キャバクラの場合、4件のすべての「ゲストにダンスを許可」など、カラオケの形態の営業をして取った。
摘発された件数のうち572件(61.3%)は、営業停止処分を受けた。営業停止と課徴金を同時に処分を受けた7件を除いた残りの338件(36.2%)が課徴金処分を受けた。続いて是正命令15件、営業所の閉鎖7件が分かった。
二回以上重複摘発された業者は計102箇所で、2回摘発が91ヶ所、3回摘発が8カ所、4回摘発が3ヶ所であった。
地域別ではソウルが284件(全体の30.4%)で最も多く摘発されたし、京畿道259件(27.8%)、仁川47件(5.0%)、釜山と光州、それぞれ45件(4.8%)、全北39件(4.2% )、大田38件(4.1%)の順となった。最も少ない蔚山は5件摘発"

V.I 疑惑を認める “モンキーミュージアムの不法営業” 人気番組「それが知りたい」も疑惑を報道 - DANMEE ダンミ

元BIGBANG(ビッグバン)のV.I(スンリ 本名イ・スンヒョン 28歳)が、クラブモンキーミュージアムの運営に関連し、自身の疑いを初めて認めた。

先立ってV.Iは、去る2014年に開業したクラブ 『モンキーミュージアム』を一般飲食店として届け、内部に別途ステージを作ってダンスができるようにするなど、変則営業を行った疑いを受けた。

つまりエモパブとは?業態まとめ

2017年頃のエモパブの紹介記事を読むと、大学生が子供の頃に流行っていた懐メロが流れる居酒屋で、入場料やダンスフロアはなくテーブルの間で踊る形式で、女子大生に大人気。その女子大生をナンパしに、男子大学生が押し寄せるといった構図だったようだ。その後、進化してクラブとの境界があいまいになり、問題も生じている状況らしい。

<遊興飲食業>
클럽 クラブ
단란주점 スナック (お酒が飲めるカラオケ)
유흥주점 キャバクラ (接待サービスをする従業員がいる)
<飲食業>
감성주점 Emotional pub エモパブ (昔は居酒屋でダンスフロアもなく入場料も取らなかったが、今はほぼクラブ)
헌팅포차 ハンティング屋台 (相席居酒屋)
<自由業>
콜라텍 コルラテク (お年寄りのクラブ。90年代は若者がノンアルコールで踊るディスコの呼び名だったが、現在は中高年が社交ダンスをしたり出会いの場)

[参考]居酒屋なのにダンスを踊る
클럽 풍선효과? 그들이 클럽 대신 몰려간 곳은

韓国は、BTSSEVENTEENなど芸能人もクラブに行っていたり、営業形態も様々で繁盛している様子から、飲んで歌って踊るのが日本人より好きなのかもと思った。ただ、犯罪が多く、その分取り締まりが強化されつつある。日本のクラブが参考にできることは多いはずだが、日本語の情報は少なくて残念。

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