音楽ビジネス

嵐のアメリカ進出本気度 海外進出に必要なのは英語よりも ②

9月のGRAMMY AWARDSのインタビューでも、似たような内容をお話されていた。J-Pop Legends ARASHI Talk "Whenever You Call" | GRAMMY.com 2019年、グラミー賞授賞式に参列することが実際に許可されました。 本当に印象的だったのは、実際にCDを販売したこと…

嵐のアメリカ進出本気度 海外進出に必要なのは英語よりも ①

嵐の海外インタビューが話題となっていた。嵐・松本潤の「K-POPのルーツはジャニーズ」発言が大炎上 誤訳の可能性も… | 東スポのニュースに関するニュースを掲載 以下、そのインタビューの部分和訳。J-Pop Titans Arashi on Going Global and Working W…

アニメで女の子がDJに憧れるのか、クラブに来てくれるのか

D4DJのターゲットは団塊ジュニア 男性の女性アニメ消費 女の子が行きたくなるクラブ 女性は機械が苦手というバイアス D4DJのターゲットは団塊ジュニア DJのアニメが話題になっており、第一話はYouTubeで観れるので観てみた。DJ WILDPARTYさんや秋葉原のアニ…

Billboard 集計方法変更 新しいグローバルチャート アメリカは音楽の中心ではない

SpotifyやYouTubeのグローバルでフラットなチャートで、世界的なヒットや流行を肌で感じている身としては今更に思えるが、Billboardが今までの集計方法を見直し、新しいチャートを創設した。ラテンやKPOPが世界でどれだけ聴かれているか、数字を追っていない…

ベルリンのナイトクラブ Else 違法レイヴに代わる安全なパーティは可能だ

RAの特集記事、ベルリンのクラブElseの取り組みが、具体的で面白かったので、一部和訳してシェア。 シーンからの視点:Sebastian Voigt、ベルリン Elseのブッキング担当RA: Perspectives From The Scene: Sebastian Voigt, Booker At Else In Berlin 安全な…

渋谷の未来 音楽や流行の生まれる場所 おばあちゃんの原宿

渋谷区クラウドファンディング 渋谷未来デザイン 音楽の生まれる場所 おばあちゃんの原宿 もう渋谷系は終わったんだよ アーティストの集まる街 渋谷区クラウドファンディング 渋谷区が関わるクラウドファンディングYOU MAKE SHIBUYA。 「YOU MAKE SHIBUYAク…

音楽におけるインターネットの公平性と友達経済/○○ファミリー/お友達内閣

最近考えている、音楽が生まれる場所、育つ場所、ビジネスになる場所について。 日本人が韓国のトップチャートに 韓国の学生音楽仲間 星野源ANN ゲスト米津玄師 コミュニティとカルチャーは別 〇〇ファミリー インターネットは公平だが 日本人が韓国のトップ…

海外で聴かれている日本の歌は、ほぼアニソン(いきものがかり、TK from 凛として時雨、KANA-BOON、FLOW、アジカン)

一昨日のブログは、多くの方に読んでシェア頂いたようです。ありがとうございます。その恩恵として、面白いことを教えて頂いた。 この記事では名前出されてないけどKANA-BOONとか凛として時雨のTKとかが日本より海外で聴かれててワンオクやKing Gnuの曲より…

日本より海外で聴かれている日本人アーティスト

Spotifyリスナー数のデータから、日本より海外で聴かれているアーティストを調べてみた。韓国では、Spotifyが利用できない影響が大きい。YouTubeだと、韓国のTOP100チャートに、NiziU、YOASOBI、ヨルシカ、過去には神山羊がランクインしている。若者の人口が…

誰のための音楽番組 流行とメディア・フェスラインナップの乖離

実際に流行っている音楽と、メディアで取り上げる音楽やフェスのラインナップは、なぜこんなに乖離があるんだろう。『ザ・ベストテン』のように、ランキングがそのままそっくり出演者になる番組があったら、盛り上がるだろうし、若い人もテレビを観ると思う…

クラブカルチャー音楽メディア 公平性と独立性

Resident Advisorへのオープンレターの件で考えたこと、最近考えていることをつらつらと。 “Letter to RA”、音楽業界全体の変革に必要不可欠な批判と問題提起。「英国の音楽メディアは、この新たな“目覚め”と意識活用し、人種に基づく経済的不平等のサイクル…

Ano(t)raks 小笠原氏にインタビュー

Ano(t)raksを知ったのは2017年、SoundCloudのプレイリスト『Newly Vol.1』でした。長谷川白紙の曲が含まれていたので、タイムラインに流れてきたのだと思います。今売れているアーティストも並んでいますね。 Kiddish、ecke、神様クラブ、長谷川白紙、Mecani…

雑記 アルゴリズムに恋する Spotify YouTube

服を買いに行っても、流行ってるものを薦めてくるお店が苦手。他人から褒められるより、自分がかっこいいと思う服を着て、自分の気分が上がる音楽を聴いて、自分がおいしいと思えるものを食べたい。他人から「趣味がいいね」と褒められたら嬉しいけど、それ…

音楽を発掘し広めるのは誰だ

隠れた逸材の紹介は、音楽メディアの役割? 曲じゃなく“人”につく ラジオ オーディション番組 ネットレーベル 隠れた逸材の紹介は、音楽メディアの役割? 音楽取り扱ってるメディアの人は本来みんなが知らない隠れた逸材を紹介してくべき立場なのに誰かから…

セルフプロモーション、イベント集客

最近はもう、これに尽きる。 「SoundCloud(Mixcloud)に上げても何も反応がない」は、本当に上げただけで何もしてないからなのでは疑惑 — 電算機 (@senotic_id) 2020年2月9日 プロモーションの方法はググればいくらでもでてくるし、私もブログで何回も書いて…

ファンを分け合う、フックアップする

海外でもそうだし、日本でも若い世代ほど、当たり前のようにライバルでもあるアーティストを、フックアップして(引き上げて)いる。フックアップすることで尊敬も集め、お互いのお客さんを分け合うことが、マーケットを大きくして活性化することになり、結…

ONUKAのバズから考える音楽プロモーション

日本人の洋楽離れは私も実感している。お気に入りの曲を見つけて、SNSで検索してみても、日本人で聴いている人はほとんどいない。フェスでも外タレの会場がガラガラだったとか、観客が曲を知らないなんて話も去年目にした。洋楽のヒットチャートやグラミー賞…

ウクライナの音楽産業 家族を殺した国でのライブ

掘れば掘っただけ、優れた音楽コンテンツに出会えるウクライナ。バレエなど芸術文化を育んできた歴史も関係していそうだが、クリミア危機という非常に厳しい時期と状況がありながら、なぜこれだけ豊かな音楽産業ができたのか、とても気になっていた。その疑…

国境を越えて伝わるミュージックビデオ

前回のエントリ「海外進出するためのミュージックビデオを考える」で<日本人アーティストが海外進出するときのMVの作り方>を挙げた。実際に海外で再生数が多く外国人の私でも楽しめたMVと、それに似ていてよくできた日本のMV、その実例を見てみる。 <日本…

海外進出するためのミュージックビデオを考える

海外、非英語圏の音楽がめちゃくちゃ面白い。音楽だけというよりミュージックビデオも含めて。言わば、外国人としてその国の音楽を満喫している。言葉はわからなくても、映像と(言葉の響きを含む)音を楽しんでいる。おそらく音楽だけを聴いた場合通り過ぎ…

成功は最大の復讐 ウクライナのスーパーマルチタレント MONATIK

好きな音楽を追っていたら、どうもウクライナのアーティストを掘り進んでいたようで、国を調べてみたらウクライナだらけ。セルビア語の響きも好きだったし、スラヴ語っていいよね。ウクライナのアーティストであるMONATIKのことを調べてみると、2014年のクリ…

ファンの愛って何だ ファンカルチャー

このブログも炎上したことがある。以下のi-Dの記事も他人事ではない。 まずi-Dの記事内の「アリアナ・グランデとジャスティン・ビーバーが、今年のコーチェラで披露したコラボパフォーマンスを小バカにしたライターのモーガン・スチュアートを非難した。」、…

音楽マイノリティとメディア

フェスのラインナップやバンド再結成に沸くタイムライン、楽しそうで羨ましい。 アイドルやバンド JPOPも苦手、友達と好きな音楽の話をしたことがなかった。NHK紅白の時間は、自室に籠ってた。音楽を教えてくれたのは、古い曲ばかり紹介するFM局の番組(新譜…

track makerに学ぶSNSを用いた効果的な告知

SNSの使い方やチェックする頻度は人によって違い千差万別。なので極めて主観的ではあるものの、様々なtrack maker/DJの方の告知を客として受け取ってみて、「なるほどTwitterはそうやって使うのかぁ。」と勉強になることが多かったのでまとめてみた。(自分…

人が音楽を繋いでいく

音楽家が自分の音楽がリスナーに届かないことをもどかしく思うように、リスナーだって好きな音楽を探し出せずにいる。SpotifyやYoutubeのお薦めしてくるのも、多少はましになったがまだまだ。同じ曲を聴いている人が聴いている曲を薦めてくるだけで、メロデ…

ググられていることを知らないアーティスト達

ある日本人画家の作品が、海外のInstagramユーザの間で、軽くバズっているのを見つけた。だがcreditにその画家の名前はない。その画家は、亡くなった後に評価されたため、生前はアルバイトをして制作をしていた苦労人。せめて画家の名前も知ってもらいたくて…

初心者に優しいクラブイベント

クラブに行く人が少なくなったみたいなことを、目にすることがある。よく知らなかったので、大変なんだなぁと思って鵜呑みにしていた。だけど、私が行くクラブイベントは、ときに入場規制が出るほど満員なことが多いし、行ってないイベントでも、人が入って…

trackmakerは、実際どこまで有名になりたいと思っているか?

1年前は、tofubeatsさんや、マルチネのことさえ、全く知らずに生きていた。不思議の国のアリスがウサギを追いかけ、落ちた穴の下には見たことがない奇妙な世界が広がっていたように、tofubeatsさんの情報を追いかけるうちに、聞いたことがない音楽が果てしな…

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